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第1章・異世界に召喚されちゃった

初投稿になりますm(*_ _)m色々拙いですがよろしくお願い致します

「知らない天井だ」

1度言ってみたかったので言ってみた(笑)

何故こんなこと言える状況になったのかと言うと少し時間が遡る





季節は梅雨、俺はいつも通り眠たい目を擦りながらだらだらと1人で歩いて学校に向かっていた。教室についていつも通り自分の席につく、勿論声を掛けてくるやつはいない

何故なら世間曰くぼっちと言われる存在だからだ


俺は高校入学してすぐの4月にある事件を起こして以来ほとんどの同級生から避けられており友達もじゃんけんのチョキの指の本数しかいない

高校に入る時にこちらの県に引っ越してきたため中学の頃の知り合いも全くいない

そして気づけば早くも1年もぼっちであった

自分の席につき朝のホームルームがはじまるまでの間今日のアニメのスケジュールを確認していた


そしてクラス全員(30人)が揃い担任が入ってくる時間の少し前突然床に魔法陣らしきものが見え教室が光に包まれた

クラスほぼ全員が戸惑う中俺は

(異世界召喚(゜∀゜)キタコレ!!)

といつも通り呑気に構えていた

そして気がつくと今の場所にいたというわけである




目を覚まし意識がはっきりすると周りを見てみる

周りには他のクラスメイト達、場所は祭壇のようなところで薄暗い、床には魔法陣らしきもの、そして俺らを白ローブや甲冑を着た人々が囲んでいる様子が認識できた

すると包囲の一部が解かれそこから一際目立つ服装をした老人が現れると


「ようこそ異世界人よ、召喚に応じていただき感謝する」

こう言って近づいてきて更にこう続けた


「まだ理解が、追いついてないかもしれないがここは貴殿らがいた世界と別の世界アースガル、そしてここは人間種の国スリイアである」


(異世召喚のテンプレだなぁ〜、どうせ魔王を倒せとかの流れかな)

とこんなことを冷静に考えていられるのは俺がオタクだからでありかつのほほんとした性格のおかけだ

俺と異なり周りのクラスメイト達はまだ現状をのみ込めていないようで一部を除き反応が薄かった

そんな中でも数名が声を上げて反応を示す


「おいふざけんな、元の場所に返せよ!」

と怒鳴っているのは我が校の不良代表みたいな近藤


「異世界きたぁぁぁぁーーー!」

と発狂してるのは我が校オタク代表みたいな田中

こいつ妙に俺に馴れ馴れしいんだよな


「みんな落ち着いて、とりあえず事情を聞いてみよう」

と冷静なのは我が校のリア充代表みたいな遠山


「委員長の言う通りだ落ち着けみんな」

と便乗してるのが遠山のおまけみたいな近山

とまぁテンプレ的な発言が飛び交ってるので俺はとりあえず傍観してみること決めながらも


(てかうちのクラス、テンプレ要素揃ってね?ww)

とか呑気に考えている

暫くしてみんなが落ち着いたころに遠山が話を切り出してみた


「では代表して僕が質問させていただきます、とりあえず一連の事情説明お願いできますか?」

それを受け


「私がお答えしましょう」

と先程の目立つ老人が話し始めた


「皆様異世界人を召喚した理由はこの国を救っていただくためです。現在この世界では獣人、魔人、人間の三種族が対立している状態です。この中でも人間だけ二つの国があり協力して他の種族に対抗してました。しかしもう片方の国ジァルゼが我が国との協力関係を打ち切り我が国への侵略を開始したのです。このままでは戦力的に最弱である我が国は滅ぶしかなくそれを防ぐために伝承にあったら異世界召喚に頼ったというわけです。こちらが勝手な都合で呼び寄せてしまったのは申し訳ない、ですがどうかこの国を救ってください」

その説明を聞いて


(ちょいとテンプレからはズレてるけど結局国を救ってください展開かぁ〜、そういやエルフとかいないのかな、あとは妖精とかも見てみたい)

なんて俺は呑気に考えていると一部のヤツらが騒ぎ始める


「巫山戯んな!そっちの都合なんぞ知らねぇよ、早く元の場所に返せよ」


「いきなり呼び出して戦えってどうゆう事だよ」


「テンプレきたぁぁぁぁ!」

等々言いたい放題だ

そんな中


「みんな落ち着けって、まだ聞いて見たいこともあるだろ」

と遠山が切り出して再度質問してみた


「そちらの事情とここにいた理由も分かりました、それでなんですがどうやったら僕達は元の場所に帰ることができるんですか?」


「詳しい方法は分かっていませぬ。しかし我が国に召喚の伝承があったように魔人や獣人、ジァルゼにもしかしたらあるかも知れませぬ」

と表情を暗くしながらも言う

だがそんな話を聞きつつも俺は


(ここもテンプレか、知りたきゃ他の国をなんとかしろって事ね………てことは嘘ってことかな)

てな感じで阿呆みたいに冷静に色々と推測を始める

だが他のクラスメイトはそうはいかず再び騒ぎ出す

そしてまたもや遠山が自分に注目を集めるように行動をしたあとに


「分かりました。なぁみんな元の場所に戻るためにもここは協力するしかないんじゃいのか?それに困ってる人を見捨てるなんてできないだろ!?」

そう遠山が言うと他のクラスメイトは渋々ながらも頷いていた

なかなかにチョロい面々である

そんなクラスメイト達をみて


「では皆さんとりあえず自身の能力を確認してみてください。いまから身分証明書兼各ギルドに登録する際に必要なカードを渡すのでそれに血を1滴垂らしてみてくだされ」

そう老人が言うと後ろにいた白ローブがカードのようなものを配り始めた

それをもらったクラスメイト達が一部を除き不安げにしているなか俺は


(さ~て、おまちかねのステータス確認といきますか(・∀・))

と気楽に構えてカードに血を垂らした






……To be continued →

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