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ダーリンとハニー
お久し振りです。
私はルンルン気分で歩いている。
理由は簡単。ダーリンとのデートだから。
私のダーリンはとっても素敵な人。
とてもカッコよくてとても優しくて、とてもかわいい。
現にほら、私が三十分前に来たというのにもう集合場所にいる。
「ダーリン!」
私の声に気付いたダーリンは顔を上げ片手を挙げてから笑顔で「早かったねハニー!」と恥ずかしげもなく言ってくれた。
嬉しいので笑顔で私は抱きつく。
それを優しく抱き留めてくれたダーリンは「さて。今日はどこへ行きたいんだいハニー?」と質問してくれたので私は顔を上げ笑顔で「それじゃ、遊園地いこう?」と提案した。
「君が行きたいのならどこへでも行くよ、ハニー」
「私もダーリンが行きたいところへ一緒に行く!」
傍から見れば親子みたいに思われる身長差だけど、れっきとした同年代でれっきとした彼氏彼女の関係である。
友達からは「あんた達の雰囲気甘すぎて嫌だ」と言われるけど、私はダーリンの雰囲気大好き!