表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

体育館

うぇ~。

まだ連載たくさんあるのに、作っちゃった~。

「ひやぁぁぁぁぁ!!」

その瞬間、ガッシャーン!!と、何かが倒れる音がした。

「バカっ!!奈緒なお、あんた、またこんな散らかしてっ!!」

まるで雷が落ちたかのような声だ。

「すすす、すみませんリーダー!!」

「バカっ!!今は部活中じゃないでしょうが!!」

またもや耳をつんざくような声が体育館中に響く。

「あぁぁ、すみませんっ。美月先輩っ!!」

奈緒はおろおろしながら言う。

「あ~あ、これだから困るのよねっ、バカな一年は!!」

美月有紗みづきありさは吐き捨てるように叫ぶと、体育館を出て行った。

「うわ、こえ~。」

「美月先輩、ほんと怖いよね。」

色んな人が噂をするが、たいてい同じ内容だ。

『美月有紗は元暴走族』

『元ヤンキー』

など、挙げればきりがない。

しかし、これらはすべてただの妄想であって、全くのウソだ。

そんなことを有紗が気にするはずもない。

なにしろ、有紗は自分には甘く、他人には厳しいという最悪な性格なのだ。

直緒に対してもそうだ。

しかし、直緒は例外と言えばそうで、信じられないほどのドジなのだ。

そして、有紗が目を付けないわけがない、というわけなのだった。

さらに、有紗と奈緒は同じ部活で、有紗はリーダー。

死ぬほど言われているというわけだった。

そして、その部活というのがまさに、チアリーディング部なのだ。

チアと言えば厳しさ全開。

ドジな奈央が入っているなんて、おかしな話だ。

さらに奈緒は大失敗を犯したにもかかわらず、普通の顔をしてチアに来ている。

その失敗というのがまた、最悪だった。

チアに入ってすぐ、奈緒はある技の土台役になった。

ある日の練習中、奈緒は手を滑らせて、上にいた子を落としてしまった。

その子は大怪我を負った。

普通なら大怪我をするほどの高さではないので、大丈夫だったはずだ。

なのに、なぜかその子は大怪我を負って、病院に運ばれて行った。

その理由は分かっていない。

しかし、その子が有紗の大親友だったこともあり、奈緒はすごく有紗に嫌われたというわけだった。

ちなみに、奈緒が落としたのはテニスボールが入ったかご。

奈緒はため息をつきながらテニスボールを拾った。

「はぁ……。私、向いてないのかなぁ。」

そんな時、奈緒の耳の奥で誰かがつぶやく。

『そうだよ。向いてないんだよ。だって、奈緒はドジじゃない。』

『奈緒だって、頑張ればできるはず!!諦めないで。』

まるで天使と悪魔だ。

奈緒は迷って迷って、良いことを思いついた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ