恋に恋する
学生頃の話だ
薔薇色の学生生活なんておくれない、
ぱっとしない男が1人、、、
そんな男に転機が訪れたんだ。
「私と付き合って下さい」
もう有頂天だったね。世界に色が着いたようだった(本当にそうだったのかは分からないが)
喜んで!
その日以来、教室で待ち合わせして一緒にかえったり、休みの日はモールにデート行ったりした。
楽しかったはずだ、、、いやたぶん楽しかった。
2ヶ月ぐらいたったある日
「別れて下さい」
いま思えばドラマのような話だが、当時の男は、
え?なんで?どうして?なにも考えられない。
頭が真っ白になっていた。
「なんか思ってたのと違って、、、」
そうか、それは仕方ないのかもな。
お試し期間だったということなのかもしれない。
そこから彼女といろいろと話をした。
なぜ?から、彼女がしたかった事や嫌だったことなど。
付き合っていた頃よりも沢山話をしたかもしれない。
「私たちもっと話をすれば良かったね」
長く話をしたが、お別れの時間だ。
別れた理由は今でもよく分からない。
いや、分かっている気もする。
流行りのあのセリフを。
もし、20年後にあなたの隣に誰もいなかったら、
また付き合って下さい!
彼女は笑いながら答えた
「誰もいなかったらね」
あの時の自分は本当に喜んでいた気がする。
そして、2度と会うことはなかった。
少し切ない学生の頃の思い出
いま思い出すと、、、
彼女って、別にタイプじゃなかったなぁ、、、、
ふふ、俺もまた
恋に恋する男の子だったということなんだろう




