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よく有る架空戦記 の様な物  作者: 猫湊
まーたやってる
40/41

世界恐慌とまで行かなかった暗黒の月曜日。

気づいたら、予想以上にこんな架空戦記とは名ばかりのご都合主義てんこ盛り小説もどきをお気に入り登録して戴いた方が4人も。

本当にありがとうございます。


聖暦1929年 泰正19年 ニューヨーク

世界の金融の中心とうぬぼれる輩が一気に貧乏人になった事件が起きた。

世界恐慌

そう呼ばれる事件に巻き込まれたのは三帝五王の8ヶ国と、アジアを除く各国であり、英国でさえ何の影響もうけていない。

「何故3帝国はけろりとしている?」

「独立した経済圏を自国で有している。特に日本には何の影響も及ぼすことが叶わなかった。」

薄暗い部屋の中で数人の男が会話をしている。

彼らの身につけている物、部屋の調度品などはとても質が良い物である。

「こんばんわー。みかわやでーっす。」

ご丁寧にあの日曜18時半からの国民的アニメに登場する青年の格好そのままで男が入ってくる。

「何者だ。」

「お届け物っす。えーっと送り主は、蒼藍王国軍と大日本帝国陸軍っすね中身は、切符としか書かれて無いっす。…というわけで、あんたらの地獄への片道切符を届けに来た。

そういえばしっかりと名乗ってなかったな。おれは蒼藍王国軍基軍所属統帥参謀の御屋野だ。階級は元帥だ。冥土の土産に覚えとけ。

おおっと変な真似すんなよ。今ここには空飛ぶ戦艦の主砲36門が向いている。撃たれても俺たちは何の問題が無いがあんたらはどうだろうなあ。護衛はもう無力化してあるからあしからず。」

男の背後では線香やら爆音やら発砲音がしている。

「おれ、扱い悪くね?」

あ、ごめん。だって、ねえ。

「まあ、周りのキャラクターが濃いからねえ。特にうちと遥夢。」

[呼びました?]

あんたは出てく無くて良い場面。

「あ?すまんすまん。さて、あんたらに選ばせてやるよ。一つ、スゴイ残酷な方法で処刑される。二つ、我が国の航宙戦艦の主砲3隻36門からの一斉発でこの世から跡形もなく抹消される。三つ、変人に殺される。四つ、変態に掘られる。五つ、生きながらにしてあの世の裁きを受ける。俺としてはみっt。「四つ目だ。」

「あ?」

「聞こえなかったのか。四つ目だと言っている。」

「そうか。…俺は一番避けるべきだと思うがな。」

密談していた3人が選んだ道は我らが変態万能作家にアッー!される道。


[一番の悪手ですよね。これ。]

「あれにナニされるか想像つかないんだろうなあ。ん?これ以上?言えるわけなかろ。言ったら18斤…じゃなかった。18金…でもない。18筋…おい。18禁になるかんね。おい作者。」

なんざんしょ?

「この変換は。」

文句言うならうちのつかってるIMEを作ったとこに一途くれ。

「ああ。太郎さんと花子さんのとこね。」

まあ、バージョンは3年前のだし。

さて気を取り直して、今この建物の中には野太いア行の悲鳴がこだましている。

「ありゃ後2回ぐらいで一人おっちぬな。」


はっきり言って、この繰り返しの歴史で起きないことが一つだけ存在する。まあ、日露戦争も起きなかったけど。

それは大東亜戦争と呼ばれる物。

大陸に日本は一切興味が無く、ロシアの南下の心配も無い。赤道以北の太平洋上の島々は全て日本領。北米大陸も全て大の親日国家、三帝の一つ大英帝国の領土。起こるわけがない。起こしたがっている奴はこうして、処理されていき彼らの資産は、家族に分配されていた。

表向き彼らは人道かとして知られていたが、最終的に人道に反する罪で摘発されていた。

ある者は、パワハラから暴力を振るい、相手の家族を人質に取るなどして隷属させた罪で。

ある者はストレートに「他国への侵攻を教唆し、国内の混乱をもくろんだ罪」で。


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