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よく有る架空戦記 の様な物  作者: 猫湊
さてと、ここから、大きくね
27/41

ヒャッハー(今のガキンチョにこのネタの意味通じないって本当?)

西暦と元号の対応を、間違えてた。元号側を10年少なく書いていましてね

平成38年 西暦1988年

史実と重なるようにあれが起きた。日経平均株価が、6万を超え、日本経済がいよいよ絶頂期になった。世に言うバブルである。

まあ史実と違うのはこれが千年かけてじわりじわりと増えてきた結果最後に悲しみをバネにがんばったらどかんと5千円程度上がってきづいたら6万超えちゃいました。なことだろう。

世界に目を向ければ平成30年に靴屋の息子な独裁者をちゃちくしたようなのが隣国に攻め込んで併合したのに怒ったおいらがヒーローが、稼働可能な唯一の戦艦を差し向け対地支援攻撃したが意味が無かった、湾岸戦争が勃発。

だがここではちょっと違っていた。

「というわけでお国の船を出していただけないだろうか?」

日米直通ホットラインを通じて頭を下げるおいらがヒーローの統治者。

「じゃあ、どれが良いでしょう?」

こちらは、あの孫が、変な言葉づかいして話題になるタレント歌手になる総理大臣。

二人の会話により、これが最後の奉公となるであろう、2代目長門型2隻が派遣されることになった。


「うちーかたーはじめー。」

質量光線砲と、実体弾の混合射撃が、クウェートを占拠するイラク軍を蹂躙しイラク国内を切り裂く。

イラク陸軍が長門陸奥の主砲8基24門の斉射で壊滅した後クウェートは解放された。

日本は二隻を通じクウェートに10兆円規模の復興支援を行った。

だが、戦後クウェート政府が発表した感謝リストに日本の名が無かった。

国連加盟各国はこれを恩知らず恥知らずと非難した。

日本は資金援助のみならず戦艦二隻と空母二隻を基幹とする30隻規模の支援艦隊を差し向け、参加国最大の軍事人的支援を行った。

が、これに対して、クウェート政府は、「日本はアメリカの支援としてきたのであり、これはアメリカの一部と見なした。」と発表した。

すると各国は、クウェートとの一切の交易を停止した上に国内のクウェート資産を凍結した。

日本だけはこの経済制裁に参加しなかった。

クウェート政府は干上がりかけた自国経済を救ってくれた日本に感謝し非礼をわびた。


平成45年とある冬の日の未明。

それはやっぱり起きてしまった。

震度7の大地震が大阪神戸近郊を襲う。

当時そこに滞在していた彼の国の王族は後にこう語った。

「いや、目の前をからの段ボールは飛んでくわ、隣の部屋では親が段ボールに埋まっていたとかぬかすわでパニックやったわ。」

それに対して、各地の海軍艦艇は詰めるだけの物資を積んでスペック超えのスピードで被災地に向かった。これに応じて、えいこくとシベリアロシアからも支援物資が届けられた。

[起きちゃいましたね。]

「仕方ないです。」

衛星軌道に浮かぶ一隻の巨艦。地上を見下ろすように艦橋を地表に向け、日本小笠原上空3万6千kmに居る。その艦橋で彼の国の王と宰相がコーヒー片手にあきらめ顔で語らっていた。

「あれは、いつ送りましょうか?」

「ああ。帝都五輪があるのでその3年後で良いでしょう。」

平成48年2月

日本名帝都オリンピック 国際名称信州オリンピックが開催された。

それは異例の夏冬両開催となる物で、2月の3週間と半年空けた8月の3週間行われる。

日本のメダル数は冬に金6、銀2、銅5。夏に金11、銀6、銅7。合計金17、銀8、銅12という結果となった。

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