馬鹿の暴走の結果
ありとあらゆる面で文字通り時代を先ゆく日本と英国
「まもなく最後の船への搭載が終了します。」
関東地方三浦半島浦賀市
ここでは何隻もの海軍艦艇にある兵装が施されていた。
高電流圧荷電粒子電磁投射砲
諏訪級生成補給艦が作り出す資源を播磨級高度工作艦が加工して生まれる、機関を積んだ日本の艦艇は大電力を人が息をするがごとくあっさりと作り出していた。
その有り余る電力を利用して5cm径のレールガンが作られこれの拡大版として7.7cm径、12.7cm径の物も作られていた。特に12.7cm径の物は駆逐艦の主砲として、五一式五〇口径127mm単装電磁投射砲として制式化されイージス艦化した駆逐艦に搭載された。
術式魔導砲
炸薬を必要としないため爆圧がなく、電力もそう要らないため、エコである。里帰りした特連艦隊艦のうち戦艦に搭載された主砲が滑空砲でもライフリング加工でもない加工がされていたのを不思議に思った海軍技術廠の技官が、質問したらあっさりと「高度術式魔導砲だ。」
と教えられたらしい。その後、魔術と言えば英国だ。ということで、英国と共同開発を行い生まれたのがMk.4 38cm連装砲と五〇式五〇口径61cm3連装砲である。
これらが浦賀、横須賀、呉、佐世保、神戸の五カ所で換装されていた。
換装された艦は大陸方面に派遣されている。
平成三年
講和条約(韓国側は休戦協定と発表)が締結発行した。
これを機に日本から百済に対し大量に武器弾薬技術が輸出された。百済は亜細亜大二位の海軍国家となる。
同時に日百安保条約が締結され、今後百済が攻撃を受けた際には世界最大最強の海軍国家たる日本とその愉快なお友達が首を突っ込み相手を文字通りぼっこぼこにするというかたちになった。
さて、1300年レベルで時代を先ゆく日本はこの時代既に宇宙空間に数万人レベルが居住できる拠点を有していた。それでも月や火星などの他天体への有人飛行は「あれはアメリカが初めてやるからかっこいい。」という謎理論と金がかかる上に面倒くさいという現実的理由で後回しになっていた。
後に空港の名にもなる大統領が有名な演説を行った翌年、日本は国内主要幹線磁気浮上鉄道式増線工事完了宣言を行った。
さらに平成14年日本国有鉄道線全線磁気浮上鉄道化工時完了宣言、日本列島の稚内~旭川~札幌~函館~睦~青森~盛岡~仙台~大宮~高崎~長野~筑摩~名古屋~山城~大阪~神戸~広島~下関~福岡~熊本~鹿児島~那覇~台北~台南~高雄が、1本の路線「列島縦貫新幹線」で、10時間以内に結ばれたことも告げた。
磁石の反発と吸引の力だけで車両を支え、推進させる。俺が正義アメリカの科学者どもは「そんなの無理だ。日本の妄言だ。」とまくし立てたが。リアルチートな大帝国日本様、これを無視して、大親友の英国と東露と、大ハッテンした結果、アメリカが世界に誇るニューヨークが日本では田舎レベルとされるまでになり、東露は人口5億を超え日英両国も4億を超えるレベルまで増えたことで需要に対する雇用供給が安定し税収増加。だが、それでも日本は金が余って困るから仕事をくれ。という状況だった。




