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女の子はまた魔女に会って
女の子は、秘密の抜け道を使って、
水晶城へと入りました。
城の表には、
魔物がうろうろしていたのです。
魔物の目をかい潜り、
女の子は魔女の居る部屋へ
たどり着きました。
魔女は、女の子を見て、
目を吊り上げました。
「この、王族の餓鬼が……
まだ生きていたのかい!?」
「……ごめんなさい」
「はっ、謝るなら許してやる。
苦しませずに殺してやろう」
「違うの。
あなたの苦しみにきづかなくて、
ごめんなさい」
「……っ何を!
今だって分かっていないだろうに、」
「全部は、わからない。
でも、子供が死んでしまって、
哀しいのでしょう?」
「分かったような口をきくな!」
女の子に気持ちを言い当てられて、
魔女は動揺しています。




