夜王無双
新宿のホスト店
「いらっしゃいませ。」ホスト
「うん・・・入ってるじゃない。今日も・・」田代
「はいっ・・・新人が、入りまして、
その子が、すごいの、なんのって・・」ホスト
「あれ?嘘!!?・・超かわいい!
ねえ、付けてー、あの子指名で・・」田代
自分の店に遊びに来た田代。
店長の金山は、まだ出勤してない・・
「いらっしゃいませ♪慶太です。」岩永
「まぁ~かわいい・・座って。」田代
すっげ~気に入ってる田代さん・・・
いやっ・・・よく見て・・岩永だよ。い・わ・な・が!!
「あたしが、ナンバー1に、してあげる♪」田代
「ありがとうございます。」とろける様な目で見る岩永
(なにやってんだ・・・・ねーさん
・・・それ、岩永だぞ・・)遅れてやってきた金山
「おいっ!?どゆ事?」金山店長
「多分・・と、言うより、
気づいてない?・・ですねオーナー(田代)」ホスト
(うわ~いきなり、リシャール、バンバン入れてる。
もう、完全に今月トップだ!岩永・・どうしよう・・言うべきか?
でも、お店的には、成功・・・客も、増えたし。
ねーさんも、ここで、大金落としてくれるし・・)金山
だいぶ酔っ払ってきている田代、岩永に寄り添い
「ねぇ・・いくらで、抱いてくれるの?」田代
「お金じゃ、寝ませんよ。
本当に、好きで、いてくれる人となら・・」おっホスト岩永
「うんっ。通っちゃう。慶太の為に毎日。」田代
今日は、すんなり、帰って行く田代、タクシーに乗り込み
「じゃあ、明日も、来るね。」田代
「はいっ。お待ちしてます♪」岩永
(ほんっと、かわいい・・。岩永。ふふ・・)田代
えっ!!!!
知ってた!!
田代さん!!
てか、突っ込みなしですか?お前、岩永じゃねーかーって!!
うそっ・・・本気なんだ、田代さん・・・
こりゃ、本気で、大物が連れたな岩永君・・・
本当に、ホストで食っていけるじゃん。指名も、すごく増えたし。
てか、絶対怒られるよ・・・
えっ?しょうがない?食って行く為に?
う・・・うん。じゃあ、がんばれ・・・。
一方渋谷
「絶対ねーさん。怒るよね。」菅原
「ああ・・しかも、田代さんの店だろ・・」片岡
「・・・・・」山本
恵比寿の高級マンション
「バチン!!」
「いい加減に、しなさい、アナタ!」佐藤に叩かれる岩永
(アナタ!?)岩永
「派閥の長って、自覚を、もっと持ちなさい!。勝手な事ばかり!
お金が、欲しいのなら、あげるから!!(ドサ!)」佐藤
4~500万のお金をテーブルに出す佐藤。
「だって、まだ、俺17だよ・・
もっと色んな事してみたいよ・・・」岩永
「もう、必要ないの!刺青まで、勝手に入れて!
しかも、田代さんの、ホスト店で働いてるなんて!
嫌味なの?私に?しかも、気に入られてるみたいね!」佐藤
「違うよ・・・真面目に、色んな事・・」岩永
「もういいから!私、もう、仕事で行かなくちゃ行けないから!
また、話そう。忙しいの私」いそいそと、佐藤
「・・ねえ・・たまには、ご飯でも、食べようよ・・・」岩永
「しばらく、新しい事業で忙しいの。もう行くから!」出て行く佐藤
(・・・きょーちゃん・・・どうして?・・いつから?・・・)岩永
なんだか、うまくいってない二人。
次の日
新宿のホスト店前
(うろ・・うろ・・うろ・・うろ・・・)
見せの前をうろつく山本
「どうした?おじょーちゃん!」声をかけるホスト
「あっああああの・・慶太・・さん・・・」山本
「ん?お客さん?お金持ってるのおじょうちゃん?」ホスト
「あっ、あんまり、無いけど、これくらい・・・」山本
「うん。まっ。大丈夫かな・・・でも、それくらいじゃ、
すぐ、帰る事になるけどいい?慶太ナンバー1だから」ホスト
「はいっ。お願いします」山本
扉を開け、店内に入って行く山本
(うわぁ~すっごい豪華・・・
だって、ここ、ほとんど、VIPらしいしな・・
うわぁ・・マジはずい。みんな見てる・・
だって、私あんまり、いい服着てないし。
どうしよ・・・怒られるよね・・絶対)緊張して、岩永を待つ山本
「いらっしゃいませ・・慶太です。」岩永
「あっ!・・・けーさん。」(うわっ、かっけ~。オシャレだ~)山本
「いらっしゃい。何飲む?」岩永
(あれっ?怒られない・・やっぱ、仕事で、割り切ってるのかな?)山本
「あっ・・あのこれ!!」
そういって、全財産をテーブルに出す山本。
くしゃくしゃだったり、千円札まじってたり・・7万位かな・・
「これで、遊べるだけ!。私これしか、持ってないから・・」
恥ずかしそうな山本
「うん。アルコールは、駄目だったよね。
初回の飲み放題なら、安く飲めるから、そうしよう
一時間だけど、楽しんでいってね。」岩永
「うん。ありがと。けーさん。」山本
だが、人気ホストの岩永、なかなか、山本のところに回ってこない。
(うわぁすごい人気・・・
やっぱ、持ってるな。けーさん。なにやっても、すごいな
てか、これが、一番適職なんじゃ?人望もあるし、かわいいし。
三つも年上なのに・・かわいいって・・・。)山本
やっと、やってきた岩永
「ごめんね。なかなか来れなくて。」岩永
「ううん。でも、絶対怒られるかと思った・・・
勝手にガキが、ホスト来て。」山本
「ううん。自分で、稼いだお金で、遊ぶんだから、いいんじゃない?
喧嘩ばっかで、息抜きしたかったんでしょ?」岩永
「・・・だって、最近けーさんと、逢えないから・・・」
ありゃりゃ・・山本
「ふふ・・・今日終わったら、アフター行こうか?」岩永
「えっ?あっ?アフター?」山本
「うん。ご飯食べに行こうかって、事。」岩永
「あっ!うん。まだ、お金残りそうだし。行くっ。」山本
「お金は気にしないでいいよ。ホストとしてじゃなく・・だから。」岩永
「ありがとう。いつもけーさん。」山本
「慶太さん、田代さんお見えです・・・」ホスト
「うん。わかった、すぐ行く。じゃあ、終わったら、電話するから
そうだね、たまには、この知らない街、新宿で、遊ぼうか?」岩永
「うん。漫画喫茶で、でも、時間潰しとく。」山本
「ありがとうございました~」岩永とホスト達が山本を送る
(んっ?ガキが、いっちょまえに、慶太に目~付けやがって・)田代
「いらっしゃいませ、田代さん」岩永
「うん。おいで隣。
バンバンいれちゃうボトル。シャンパン持って来て」田代
(すごいな・・・だが、急に、盛り返してきたナンバー2の龍二
なるほど・・・これで、また売り上げが、上がるな。)店長金山
「ねえ~龍二っ。絶対あんなガキに負けないでよ!」お客
「ああ・・だが、先月初めて俺がナンバー2に落ちた・・・」龍二
「ねえ・・・ナンバー1対決に持ち込んで、負けたら、引退させなよ。
私、今月に、すべて、つぎ込むから・・」お客
「いいな。だが・・・奴が、受けるか?この勝負?・・そして・・
あの、田代さんが、ついている慶太には・・・」龍二
「だけど、龍二の方が圧倒的に、太い客多いじゃない。
慶太は田代さん以外は、みんな、小物のホステスばっかり」お客
「ああ・・・実際いい勝負か?
だが、あの田代さんだ、一億二億くらい・・」龍二
「私出すわよ。嫌いなのよ。あの田代が!ねえ!持ち込んで勝負に!」お客
(悪い話じゃ、ねえ・・・ホストは、止め時が、肝心だ・・・
一気に最後、俺の客全部つぶして、今月の売り上げ金で、引退も・・・
勝っても、伝説になれる。そこまでの売り上げ上げれば。
伝説が、また、客を呼ぶ。よしっ・・田代さんを、巻き込めば・・)龍二
「店長!そして、みんな聞いてくれ!」龍二
「どうした?龍二」金山
「ナンバー2に落ちた、自分のプライドが、許せない・・・
慶太と、直接対決させてくれ!」龍二
「どう言う事だ?」金山
「今月の売り上げ対決で、負けた方が、この店を去るってので、
勝負してくれないか?慶太?」龍二
ざわつく、店内
(ふっ・・慶太は、受けねぇ。あいつは、仲良しこよしだ。
別に俺も、嫌いじゃない。だが、今ここには、田代さんがいる!)龍二
「嫌ですよ。だ・・」岩永
「受けてやる!!!」田代
あああ・・狙いどうりになった・・・
「私に、喧嘩売ってるんだろ?ええ?そこの、龍二の客・・
知ってるよ・・・有名だよ・・新宿の女帝だろ?」田代
(ふふ・・知ってたか・・・)新宿の女帝小林
(う~ん・・・どっちにも、辞められると、困るが、
それに、匹敵する売り上げも、上がりそうだ・・・
実際龍二は、もう、伸び悩んでいる。引退も、頭に入れてか・・・
よしっ。最後に稼がせてやるか・・)店長金山
「よしっ!認める!!
勝負は、今月の売り上げ。最終日の31日だ!」金山
「うおおおお」盛り上がる、店内
「いいの?田代おねーさん?」岩永
「うんっ。勝ちたい?」田代
「・・・はいっ。絶っ対に、負けたくない。」岩永
(よしっ。持ってる闘争心に火が付いたな・・)田代
「勝たせてあげたら、・・・抱いてくれる?」田代
えっ?うそ?本気なの?田代さん?
「・・・はいっ。」岩永 真剣な目で、田代を見つめる
うわぁぁぁ・・大変だこりゃ・・
なんか、派閥とか、すっげー意味わからなくなるぞ
てか、田代さんすげえ!だって、実際・・・
石川の女で・・・滝部とも・・・んで子飼いが、金山で・・しいな・・
岩永まで、落ちるのか?田代の手に?
これが、東京の女帝か・・・
新宿の女帝も、なかなかの、資産家だな。
えっ?新宿の藤原のバック~!!!!!?藤原の資金源だと!?
こりゃ・・・やばいのか?田代さん。
変な、構図・・・
あっ!・・・来た・・・




