東京最大の伝説に・・・
城島の頭の中。
四天王・・・・
池袋、新宿、渋谷、秋葉原・・・
刺青・・・
石川と、萩原に金色の鳳凰の刺青・・だとすれば、鍵は、四つ?
いやっ・・あの根本も、金色だった・・・
あっ!竹下も?確認はしてないが、噂で。
滝部は、銀しか、入れる事が、できなかった・・・
カモフラージュ?金色の誰かが、持っているという事か?
だが、鍵か?暗証番号?
そんなもの、金庫さえ、見つけてしまえば、どうにかなる・・・
すべてが、同時に揃わないと、開かないのか?
結局先に、金庫の物を見ないことには、始まらないか?
すべて、札じゃないにしても、700億。相当の大きさの金庫
もしくは、部屋か・・・
少なからず、運用をしているはず・・・何度か出し入れはあるはず。
それを、開けるには最低、二人もしくわ、3~4人の何かが必要?
間違いない・・・・。秋葉原だ・・・
あの三人が、揃うときは、何度か、あった・・・
秋葉原でだ。
そう、秋高のイベント・・・・
これなら、自然。あの三人が、唯一同じ場所にいても・・・
天下一武盗会・・・秋葉原ベースボールクラシック
フランス戦・・・番長トーナメント
唯一ここが、金庫を開けることが、できる。
そうだ・・・唯一このイベントの時は、
単独で行動していることが、しばしば・・
やはり、萩原は、カモフラージュ?。爆撃内での・・・
もしくは、石川が、亡くなった時に移行するのが、
金色の刺青の誰かか?
やはり・・・まだ、滝部さん、藤原さんは、知らない。
俺だけが、知っているはずの事実。
俺にも、刺青が、入っている・・・
若い頃は、ひたすら、憧れた椎名と、一緒の刺青。
だが、俺も、銀色・・・
同じ色のものは、入れさせてもらえなかった・・
銀色の、麒麟だ。
もうこれで、もうあとは、藤原さんの返信を見れば、間違いない。
どっちだ?
来た!藤原さんからの、メールの返信
なるほど・・・中野さんの背中の刺青は、霊亀・・亀
四霊か!
四神とも、言うのか・・
麒麟 鳳凰 霊亀 竜
守護神か・・・
だが、金色?銀色?ここが、よくわからない・・・・
中野さんは、金色でもない・・・
ただ、爆撃系と、池袋系だけの、ルールか?
これも、俺だけが知る事実。
金色の麒麟が、もう一人いた・・・田辺だ。
あのガキ、俺を飛び越して金色・・・・殺して正解だったな
そして、竜?。
誰だ?萩原でもない・・・
片平さんが、刑務所に入ったのは、東京大戦争終結寸前・・
竹下を殺したのが、そのあと。
そして、数日後に東京大戦争終結。
勝ったのは、片平の率いる。
大連合チーム東京愚連。
その、傘下チームの頭だった、各チーム
池袋愚連隊 椎名 新宿紅蓮 中野 東京爆撃隊 石川 萩原
滝部さんが、16の時に参加しているだけ・・俺達三人の中じゃ
そして、滝部さんと、同い年で、東京大戦争も圧巻した、竹下
まだ、滝部さんが、ペーペーなのに、
すでに、爆撃のナンバー3だった・・・
たしか、異名は、六本木のミサイル・・・
わずか、16歳で、六本木をシメた男。
そりゃ、殺す。あの滝部さんだ・・・
同い年にそんな強力な奴がいれば・・
誰だ?結局、竜は・・・・
いやっ・・三つで、開く?。
あの人達が三人以上で、いるのを見た事がない。
四つのうち、三つか・・・これなら、納得できるが・・・竜?
そうか、彫師から、あたれば・・・
石川、萩原、椎名、中野は、どこで、いれた?
あと、本物であろう、田辺、根本・・・
俺や、滝部さんは、どうでもいいっちゃ、なんだが、
どうでもいい所で、入れた・・・
色違いの同じものを、説明して・・・
もう一度、集合するか?あと、少しで、詰めれそうだ。
基本ばれないように、数年に一回しか、会わないようにしているが
確認したい事が、ふつふつと・・・
爆弾・・・
しかも、馬鹿でかい・・東京が、ひっくり返るほどの・・
もしこれが、本当なら・・・利用できる・・
俺達の勝ちへ・・・
でも、ありえるのか?知らないのか?知ってるのか?
一生、東京最大の都市伝説になるぞ・・・
連絡してみるか・・・
近々に緊急集合をかける東京仁義。
もう少しで、たどり着く?
恵比寿の高級マンションの一室・・・・
佐藤を抱く岩永の背中に、竜の刺青。
これは、最近入れたもの・・・
回想・・・・・・
「・・あっ・ひーちゃん、こんな所に、刺青・・・」岩永
「うん・・あっ・・・後々、役に・・
・・あっ・・立つから・・入れとけって・・・
・・あっ・・・お兄ちゃんが・・・」ひとみ
「役に?・・・」岩永
「うん。人に、・・あっ・・・言っちゃだめだよ
・・これ・・あっ・・超秘密事項らしいから。」ひとみ
「うん・・・わかったぁ・・・」岩永
ひとみにも、普段見えない場所に小さく入れられていた竜の刺青。
まったく同じ物が、岩永にも・・
もちろん入れた彫師は同じ人物。
すでに、鍵を持っている。
受継いだ。伝説の鍵を。
ひょんな事から、鍵、そのものが、わかってしまう
暗証番号ではない。鍵でもない。
すでに、色々、気づきだしていた、こちらも希代の天才、新宿の藤原
藤原の思考回路・・・
そうか・・・なんて、技術だ・・・あの時代に・・・
あの頃もう、できてたか?こんな物?
しかも、彫った人間もすごいな・・・
似合ってるもんで、気にもしなかったが、城島の中野さんの刺青は?で
俺も、気づいたわ。四霊なんだろう?
中野さんが、亀。んで、爆撃系が鳳凰
あとは、椎名さんが、竜か、麒麟か・・・
よしっ!緊急集合だ!
鍵は、これで、間違いネエ!
さきほど、新宿の事務所
酔っ払って、裸で寝てる、中野を写メで、取ろうとして、気づき・・・
「ん?これ、それっぽく見えるな、ははは、ほれっ!」
「パシャ!」
「ま・・・マジか・・・・・・」藤原
ん?あれっ?ったしか、田辺と、付き合ってたよね?・・・
じゃあ、田辺も見て・・・
うごっつ!
はんっと・・・こいつは・・・
むちゃくちゃだな・・・




