MAD STREET HOPES
「あんた、いい歳して、まだ、そんな事やってんのか!!」
チョイ切れの岩永
「いいじゃん・・・別に・・・だって、楽しいし・・」
チョイしょぼくれる椎名
不思議な光景・・・秋高生は、ポカーンとする。
椎名さんの胸ぐら掴んで、ちょい説教をする岩永がいる。
「なに?何?どうしたのよ?椎名さん?」ざわついた中に片岡登場
「ぶっ!!!」すぐ吹いた片岡
椎名の着てるジャンバーの背中に、
池袋 MAD STREET HOPES
って、書いてある・・・
遠くで、まだ、出店を出してる菅原の方を見る片岡
「・・・・あれか・・・」片岡
MAD STREET HOPES 各支部権利あります。
六本木 渋谷 池袋完売!
椎名さん。池袋MAD STREET HOPES の総長に就任
「あんたもう、地位も名誉も金も在るじゃねえかよ!」岩永
「いやっ、もてるかなぁ・・って。」椎名
椎名、池袋で、MAD STREET HOPES の名前を使い、
ナンパや、喧嘩(一方的に殴るだけ、しかも、本職を)。
さらに、自身出身団体、池袋喧嘩会や、
城島系、ブラッククローバーも撃破
池袋制覇を成し遂げる。
今、池袋の実質トップ。
いやっ・・・元々トップだし・・・
本当、超適当だな・・・
「うん・・・うん。今いるよ。えっ・・・うん。わかった」
岩永、誰かと電話。佐藤だね。
「あんた池袋MAD STREET HOPES指定暴力団に認定されてるぞ!」岩永
「ええ~・・・・」なんか、しょげる椎名
警視庁
「いいか!今一番勢いのある、
池袋 MAD STREET HOPES壊滅作戦に乗り出すぞ!」
「そりゃそうだ!あんな、極悪共、許してたら、日本が潰れる!」
「というより、椎名を潰せ!」
なんか、国家権力が、椎名潰しで、動き出しましたよ・・・
「ふふふ・・・楽しい。秋高。」遠くで、眺める楠木。
一年も抗争で、色々あるが、やはり、秋高は、秋高。
新しく、作られた、校則。
抗争を学校に持ち込まない。を、みんなちゃんと守る。
「ほんっと。もう、そういうのは、
やっちゃいけないでしょうが!?」まだ説教岩永
「はいっ・・すんませんでした」椎名
「もっと、こうっ・・ダンディズム的にさ・・・
そのまんま、ガキが、大人になってるじゃんよ!」岩永
「しかも、結婚もしねえで、
毎日、いまだに、ナンパや、キャバクラばっかり・・」
いや、もう、止めてあげて、岩永君・・・
「事もあろうに、その歳で、現役復帰だ~?」
うん。謝ってるから、許してあげなよ・・・
「しまいには、今日お金忘れたから、
ステッカー買うお金無いから、貸してくれだ?」
ああ・・・それは、怒るな。プレジェイのも、買おうとしてたんだ・・・
結局、しょぼんと、して、帰って行く、椎名
このあと、城島にも、怒られたみたい・・
「すげえな・・あの椎名さんに説教かよ・・」三年渡辺
「ふふ・・・まあ、仲いいから、
出来る事なんだろうけどね」三年金山
もう、学校は、お昼になってる時間。
「岩永。飯行こうか?ついておいでよ。」金山
「あっ七代目。いいっすね。行きましょう。」岩永
「うおっ!爆撃の頭と、プレジェイの岩永・・・
すげえコンビだな」秋高生
「ああ・・・鳥肌。鳥肌。」秋高生
菅原は、出店が繁盛してるので、お昼も営業。
うわぁ~勝手に自伝本とか、出てるよ、岩永の・・・
僕は、こうして、六本木を取りました!って、帯付いてる・・・
まあ・・一年に大人気だな、岩永グッズ・・・
やっぱり、ここだね。
ふふ・・・おかえりなさいませご主人様
「お帰りなさいませご主人様~」メイドの女の子
「えっ!ここって、もしかして・・・」うん。そうだよ。
「ああ・・たまり場なんだ三年の。来たことなかっただろ?」金山
「わぁ~・・・ここでぇ~・・・」岩永
たまに、石川さん経由で、出くわす、岩永と金山
こないだの酒の席でも・・・
回想・・・
「ねえ。七代目~、
今度、ひーちゃんが、働いてたとこ、連れてってよ。」岩永
「おお。結構楽しいぞ。こないだも行った・・・。」石川
(へ~・・強いな、この二人・・
もう、吹っ切れてるんだ。ひとみさんの事)金山
「おおっ。今度機会があったら、連れてくよ。たまり場だし」金山
回想終了・・・
(思い出にひたって、沈むのかと、思ったら、逆にウキウキしてるな
俺に足りないとこでもあるな・・)金山思う
「好きなの食べてよ。今日は俺のおごりだから」まっ年上だしね金山
「あたぁ~~~す。」結構食うな、岩永
初めてのメイド喫茶を楽しむ岩永
少しでも、まだ、知りたい、ひとみの事。
ずっと、忘れる事なんてない。
「あれっ?・・もしかして、六本木の・・・」やってきた、オーナー
「あっ・・はい、六本木の岩永君です。オーナー」紹介する金山
「おじゃましてま~す♪」岩永
三人で、仲良くしゃべりながら、食事。
色々なひとみのエピソードも聞けてうれしい、岩永。
「よく、言ってたよ。岩永君の事、ひとみ・・」オーナー
「へ~。俺達には、仲いいの隠してたからな、ひとみさん・・」金山
「ふふふ・・・」ニヤける岩永
(今度、一人で、寄ってくれか・・・)
「岩永くんは、もう、萩原君とは、会ったの?」オーナー
(ん?萩原?・・・どこかで・・・)岩永
「いえっ、会ってないと、思いますよ。
爆撃戦争の責任から、また、一人で、どこか、
行って、しばらく目撃情報ないし、
すまなかったね、よろしく言っといて
って、伝言頼まれたし・・」金山
「ない・・ですかね。会った事・・」岩永
「でも、なんか、似てますよね、萩原さんと、岩永・・」金山
「そうっ?僕は、竹下にそっくりだと思うけど岩永君。」オーナー
知ってるよね、そりゃ~オーナー・・・竹下の事・・・
「たまに、聞くんですが・・竹下って?・・・」金山
「ああ・・知らないか、さすがに・・・
初代爆撃にいたんだよ。すごいのが・・・」オーナー
「へ~・・・でも、オーナーって、詳しいですよね。
萩原さんの話だとか・・・昔の話・・」金山
「そうだね。だって、僕、初代池袋喧嘩会のメンバーだったから。」オーナー
「えええええええ!!!!」秋高の生徒達
(そういえば・・・椎名さんも、ここ来てたな昔・・・)金山
あれっ?岩永君もう、話聞いてない。
すんすん、すんすん匂いかいでる・・・
しないでしょ?匂い。ひとみのでしょ・・
(うん。匂いだ・・・なんでだろう?)岩永
ふふふ・・・仲良く遊びなさい。
金山にプレジェイと、揉める気は、絶対無いから。
ただ、あのバカ・・・最近、伸びてるな・・・渋谷の狂犬・・・
あとから、ついてくるもんだな、格とかって・・・
全然たいした事ないのに、今、顔だもんな、六本木の・・・
岩永達も、悪いけど・・・・




