バカタレ無双達
雰囲気の悪い六本木。あちこちで、喧嘩や乱闘
「どうして、こんなに荒れてるの?六本木が?」田代
「はい・・・それが・・」山根
回想・・・
「おいっ!聞いたか?岩永君の・・・」
「おおっ。マジ、やべぇよな・・・」
「おいっ!岩永の聞いたか?」
「おお。マジ根性あるっていうか、完全に自殺行為だよ・・」
「やっぱ、すげえ男だぜ、岩永・・」
駆け巡る情報。
広島
一時帰省している。岩永
地元広島で、お店を出した模様。
「ビールじゃんじゃん持ってきて~」客
「じゃあ・・俺、イカ焼きと、焼酎~」客
「おいっ・・・・・」岩永
チョイ切れている模様。
だがやはり岩永の人望?味?それなりに繁盛してる店
「牛スジの煮込みと、ビールね~」こちらも、一時帰省中の菅原
「おいっ・・・お前ら・・」岩永
「えっと・・・俺、ビールだけでいいや。」こちらも、帰省中片岡
「お前等お好み焼き頼めやぁ~~!!!」切れる岩永
「ええぇ~・・・だってぇ・・・」客
「うん。まあ・・今度・・・」客
「だって、久しぶりの広島だよ・・」菅原
「アホなんだよ、アホ」片岡
広島でお好み焼き店オープン。
関西風のね・・・
「だいたい、なんで関西風なんだよ?」菅原
「ねーじゃねーか!あんまり広島に!」岩永
うん・・・無いね・・・
だって博多の屋台の中に、醤油ラーメン出すようなもんだし・・・
「それだけで出したんか?マジか?」片岡
「自信あんだよ!味にようっ!味~!」岩永
そこに新たな客がやってくる。
「うい~す。六本木から来たよ~開店おめでと~岩永~」六本木の数人
「おお!ありがとう。座って、座って」岩永
「じゃあ、俺、ビールと、そうだな、から揚げでも・・」六本木
「じゃあ、俺も・・」六本木
「・・・おいっ・・お好み焼き頼めや・・・」岩永
「あっ!いや、初めて広島来たんで、せっかくなんで、もう有名店で、
食べてきたんだよ・・おいしかった~」六本木
「うん。うん。やっぱ広島来たら、お好み焼きだよな。」六本木
「俺の食えや~!!」岩永
「だって、関西風じゃん・・・」全員
やっぱ広島では、あんまり人気の無い関西風お好み焼き。だが・・
「お好み焼き頂戴♪おすすめで。」新しく入って来た客
「わぁ~きょうちゃ~ん♪」開店に駆けつけた佐藤
「ねーさんお疲れ~す。」六本木や菅原、片岡
「ジュ~~~~」
汗を流しながら必死で焼く岩永
「・・どうぞ。当店、一押しのミックスです。」岩永
「パクっ・・もぐ・・もぐ・・」佐藤
一同が佐藤のコメントを待つ・・・・
「うん♪」佐藤
「おっ!おおお!」一同
「・・普通ぅ・・・・」佐藤
「わははは。ふつー。ふつー。」笑う一同
本当。楽しそうだねいつも。
てか、無茶したな~お金どうしたの?またくすねたの?
「大体なんで、店だす大金持ってるのけーちゃん?
それに、菅原、片岡も、何か、最近金持ってんな?」佐藤
「えっ?JACK売ったもん。」
はあ?岩永君・・・
「ああ・・俺も。」
ええ?片岡君・・・
「俺、六本木と渋谷にチーム作って、それの上納金」
マジ?菅原君
「プル・・・プル・・・」あれっ?切れそうだよ。ねーさん。
「この!バカタレが~~~~!!!」佐藤
「うわ~~ごめんなさ~い」岩永、菅原、片岡
原因はこれか・・・六本木が荒れてるのは・・・
ほんっと、超適当な三人だな・・・
結局、どうするの?帰るの?東京に?
えっ?家は、ねーさんの所しかない?ああ、あのせいでか・・
ん?このお店は?店長がいるから、たま帰省して顔出す?
うん。帰っておいで。まっ、帰ってきても、また適当か・・・
んで、渋谷に、JACKとJACK系のチームできてるけど・・
へ~正式な岩永系と菅原系なんだ、ちょくちょく居るね渋谷に二人。
えっ?六本木でナンパしてたら・・
「すみません。佐藤さんに、怒られるんで・・・」とか、
「いやっ、睨んでますよ、佐藤さん・・」とか、
「いやっ、もう何度も遊んでますが・・」とか、
有名になりすぎて、ナンパできない?
しかも、ねーさんチェックがきびしいから、
別の街の遊び場開拓した?
まったく・・・しょうがないな、ほんとうに・・
てか、ほとんど渋谷じゃん。遊んでるの。
えっ?ギャル系が今好み?
知らないよ!ほんとうに!もう・・・




