突き抜けベイベー
六本木
「遂に激突、最終戦、みたいだな・・・」菅原
「ああ。アキバらしいな。もうすぐ、ぶち当たるぞ。」片岡
「・・・・・」岩永
「でも、ねーさん、出て行くなっつうし・・」菅原
「ああ。仲いいのにな、渋谷と・・・ねーさんと、岩永」片岡
「たしかに、俺等、六本木が、加勢すりゃ～楽勝なんだろうけど、
チームで、出ると、なんか、上の方の問題も、あるんだろ？」菅原
「ああ、縄張り争いに参戦って、形は、まずいんだろうな・・」片岡
「・・・・・」岩永
六本木、参戦したいが、出来ない状況。
あくまで、爆撃通しの戦争。
「あっ！帰ってきたぜ、ねーさん・・あれが、女帝田代か・・・」菅原
佐藤、田代と、共に。
「あらっ、いい女・・」片岡
佐藤。東京の女帝、田代に、相談。田代は、爆撃系。
と、言うより、金山のご主人。
「けーちゃん、田代さん。」紹介する佐藤
「♪こんにちわ。」岩永
（やはり、竹下に、そっくり・・雰囲気、人望、オーラ。）田代
やはり、田代、竹下を知っていた。
そういえば、竹下と、付き合っていた女は、
田代と仲が良かった。多分同い年
中尾亜希子２７歳、レジャー会社社長
あの、滝部が、実質の社長の会社。滝部の秘書。
「六本木の参戦は、認めません。四天王石川の見解です。」田代
「どうして？、ガキの、喧嘩じゃ、ないですか？」菅原
「それは、佐藤が、多額のお金を、
頭である、岩永や、チームに使っている事。
これが、上が、指示した、援助したに、引っかかる。」田代
「私が、縄張りを、広げようとしてると、
周りからは、見られてしまう・・」佐藤
こないだの、会議で、滝部が、揉めた件に、あたる。
「くっ！」
（たしかに、隠れて、ねーさんの金で、武器大量に、買っちった・・）片岡
お前か、原因は、片岡・・・
「くっ！」
（たしかに、ねーさんの金で、ステッカー作って、
六本木以外で、売っちまった・・・）菅原
お前もか、原因は、菅原・・・
「くっ！」
（俺こないだ、喧嘩行く金ないから、頂戴って・・）
うん。だから、佐藤が、岩永達を使ってって、思われるのよ、岩永君・・・
「あくまで、ガキ通しの戦争なら、口出ししないが、
急に、無名の六本木が、ここまで大きくなって、
爆撃まで、潰したとなると・・・」田代
「私の援助でと、四天王は、思う・・・」佐藤
実際、ヤバイ喧嘩、本職や、他の街での、喧嘩は、
佐藤が、ケツふいている。
「だから、チームでの、参戦は、今回は、目を潰れません。」田代
（ん？チームでの？）岩永
「JACK、しいては、
他の、六本木のチームも、参戦は、させません」佐藤
（ん？と、言う事は・・）岩永
沈黙の六本木
（行け！けーちゃん！助けてあげて、ひとみを・・）佐藤
（石川も、ひとみの友達、個人と、してなら、認めると、言った。
・・・さあどうする？）田代
「俺行く！あくまで、ひーちゃんの友達として！。一人で、行けば・
チーム、関係無しで！」岩永
「・・・・・・ふっ」（いい男・・・かわいい）田代
「・・・・・・・」
（行けと、言えないんだ、行って！けーちゃん）佐藤
「うおおおおお！！」気合の入る岩永
でも、ちょい、ダセえ、ね・・・
「タクシー！」タクシーを止める岩永
「えっと、アキハバラって、とこまで・・」タクシーで消えてく岩永
道しらねーし、単車乗れねーし。
大体、秋葉原どこにあるか、しらねーし。
「だせえな・・」菅原
「ああ・・普通、単車で、かっとんで。って感じな状況だが」片岡
「いいな～大乱戦無双だろうな～現場・・」喧嘩大好き菅原
「何人殺しても、いいんだろ？治外法権って・・・」極悪だな片岡
「あれっ！？止まった。タクシー、戻ってくるよ！」菅原
「ガチャ！」開く、タクシーのドア
「きょーちゃん！！
俺３００円しか、持ってなかった、ちょーだい。」岩永
「早く行け～！！」佐藤、菅原、片岡が、岩永に金を出す。
（ほぼ投げつける）
「わははははは」六本木チームの頭達
（ふふ・・・今の六本木の街は、本当、いい雰囲気だな）田代
「社長・・そろそろ・・・」田代経営のバーの店長
「うん・・・山根、よく、監視しときなよ、
いずれ、何か、起こるみたいだぞ、城島いわく・・・」田代
「はいっ。六本木の情報は、任せてください。
ささいな事も、報告します」バーの店長
田代経営のオシャレなバーの店長、第三代東京爆撃隊総長 山根
六本木の裏番長。
なるほど・・・ここにいたか、田代派ね・・・
ついに、最強岩永も参戦。タクシーで、ぶっ飛ばす！？
だけど・・・
岩永、秋高しらないよ、どこにあるか・・・
まあ、運命は、めぐり合うけどね・・・
池袋某所
「滝部さん、本当に、俺に、池袋爆撃やらしてくれるんですか？」男
「ああ・・それで、新宿ナイフとも、合流しろ。
そうすりゃ、今、六本木以外で、
東京のトップだ。ゆくゆくは・・・」滝部
「七代目東京爆撃隊！？」男
「ふふふ・・・まあ、七代目は、一旦キムにして
そのあと、八代目の頭やれや、それには・・・」滝部
「小島と、ゴスロリ・・・・あと・・根本！」男
「ああ。死人に口なしだ」滝部
動き出した、くそ外道達。裏で、空気入れてたのは、やはり、滝部
そして、池袋爆撃立ち上げを狙う・・・・
池田！
まさかの、裏切り、池袋ブラッククローバー、池田
滝部の魔力に引きずり込まれた池田
金。ネームバリュー。すべてを使う滝部。
滝部の狙いは？
回想・・・・・
フランス戦のキム、
「すべては、お前の兄貴を殺す為だよ。」キム
「・・・聞かなかった事にしてやる・・・」切れているひとみ
回想終了・・・・
滝部、石川を殺し、トップに立つ事を狙っている。
いかに、自然に、いかに、理不尽に。
その為の布石。東京中の悪を、滝部色に染める。
当然、四天王越えを狙っている。
まだ、滝部、現役バリバリ。東京制覇を狙う。
まず、邪魔なのは、石川組の小島、ひとみ
そして、萩原組の、馬場、根本。
そして、六本木・・・
上がって来る奴は、すべて打ち落とす。叩き落す。
六本木
「ピピピ・・」着信音
（ん！？メール・・・えっ？滝部さんから・・・）佐藤
動きだす滝部、あの時の様に・・・
まず、女を落としにかかる。
何もかんも、止めてくれ、岩永！
逆に、その、世代で、連合組むとか・・・（池田、根本、岩永）
もしくは、爆撃入り！？あの岩永が？
ある！。ひとみが頭なら・・・
どっちみち、あるか、ないか、わからいようなチームJACK
岩永なら・・・東京の名の付く、爆撃隊就任まで・・・
その先の東京制覇まで・・・
「運ちゃん急いで！今日俺、突き抜けベイベーなんだ！」岩永
「えっ？・・・うん。よく判らないけど、
飛ばすぜ～！アンちゃん！」タクシー運転手
どこまで？秋葉原のどこだか、しらないよ、岩永君。
ああ・・・最悪・・携帯落としてるよ六本木に岩永君。
あああ・・・佐藤ねーさんチェックが、始まったよ。
六本木
「上から、メール読んで行け菅原」佐藤
「アイアイサー！」楽しそう菅原と片岡あと、六本木の頭達
あああ・・・大変なメールばっかり・・・
てか、貴方達から、来てるメールも、やべえぞ・・・
昨日一緒にナンパした、女と今日も・・・だとか・・・
ねーさんの、金くすねて来て・・・だとか・・・
おっ！うまい。消した。証拠隠滅。セーフ菅原、片岡。
ヤキだな・・帰ってきても。
でもさすが、ひとみとのメールは、消してるみたいね。
あぁ極悪。ある意味・・・
さあ行け！突き抜けベイベー！
とりあえず、秋葉原に！
