くそ外道達
安田の運転する単車に、またがり、タイマン指定場所に向かう根本
回想・・・
先ほどの電話
「一人で、こいや!根本。」小島
「さ、さすがに、それは、飲めねえ。
せめて、安田と、二人で、行かせてくれ、
そっちは、渋谷の金山も、いるんだろ!?」根本
「しょうがねえな、だが、安田が、参加してみろ?女の命は、ねえぞ。
あくまで、大将通しのタイマンだ!」小島
「ああ、わかった・・」根本
回想終了・・
「安田・・・最悪頼む・・・」根本負けた事の事を考える
「ふっ・・・大丈夫だ、俺ぁ、極悪だよ・・
しらねえよ、タイマン勝負なんて!」安田
「ふっ。・・はは・・ぶはははははは!
そりゃそうだ!・・ぶち殺してやるよ!」根本
「ああ、一旦、本当に、タイマンに見せかけよう・・
そして、その、隙を狙って、こいつで、ズドンだ!」
安田拳銃を見せる。
「はっは~。しっかり、至近距離で、ぶっ放せ!
もしはずれたら・」根本
「グンっ!!」
宙を飛ぶ、安田と根本。
ピアノ線。道路の両端から、張られたピアノ線に、
バイクが、引っかかり宙を飛ぶ二人
「ドガァー!!」、火花を散らし、滑っていく単車、
地面に打ち付けられる安田根本
(ぐっ・・・何?・・体が、動かねえ・・)状況が、わからない根本。
(やられた!ピアノ線・・。拳銃も、どっかに、ぶっ飛んだ!)安田
「死ねコラ~!!」当然登場、根元安田を狙う。だが、全員覆面、誰だ?
「ドゴ!!」
「うごっ!ぐふっ!」木刀で、打ち付けられる根本
(ぐっ!どうした?根本、落車の衝撃で、まだ、体が動かないか!?)
応戦する安田
乱戦、だが、根本は、僅かに、防御するのみ。事故の衝撃で、
まだ、体が、あまり動かない。
(くそっ、1・2・・・・6人か、根本に二人、こっちに、4人・・・
しかも、強い・・・誰だ?金山?小島?)
安田、覆面で、誰だか、分からない。
(単車は・・・よし!まだ・・動けそうだな・・)安田
安田、なんとか、乱戦を突破。
自身のバイクにまたがり、根本を助けに・・
「ドン!!」一人跳ね飛ばす安田。
「乗れ!根元撤退だ!」安田
「ああ!」根本も、何とか、一人撃破。乗り込む単車に。
「待てコラ!~」逃すまいと、走ってくる、覆面2~3人。
「根本これ!」安田、そう言って、渡すナイフ
「おおっ!」根本
「シュッ!」投げたナイフ
「クッ!」覆面の一人
「おおお!当たった!ラッキー」根本
覆面の一人、腕にナイフが、突き刺さる。
安田、根本、なんとか、脱出成功。一旦、地元まで、逃げ帰る。
「くそが!やっぱり、罠だったな。」根本
「ああ・・きたねえ!覆面なら、襲ったのは、俺達じゃない、
ちゃんと、俺達は、二人で、待ってたぜってことか!?」安田
「ぐっ」痛がる根本
「ああ・・大丈夫か?
くっ・・根本、お前、折れてるじゃねえか、腕。」安田
「ああ・・・くそっ!いてえ・・」根本
「一旦、休戦か・・・もったいない・・」安田
そうなのだ、当然根本の回復待ちとなると、
当然やられて、ケガをしている相手も回復、復帰してくる。
「さっき、電話で、池田も
襲われて、ケガしたらしい、入院だ池田も。」安田
「畜生!。こっちの、兵隊は、回復待っても、増えねえぞ・・」根本
「ああ・・ハンパねえやられ方で、びびってやがる。全員。」安田
「まずいな・・・」安田
「ああ・・・どこから、こんな風になったんだ?圧倒的に押してたはず
いや、もう、勝ち寸前だったはずなのに・・・」根本
六本木だ。この、渋谷と、六本木の連合と言う幻想が、黒紅蓮を縛る。
そして、やられても、諦めない爆撃の猛者達。
ケガが治れば、また、突っ込んでくる。
爆撃だけ、ゲームで言う、命が、三つ位有る様なもん。
黒紅蓮のほとんどは、一度やられれば、
ゲームオーバー。コンテニューは、無い。
渋谷の、アンポンタン共は、無しにして、
黒紅蓮100名
爆撃50名×命3つ=150名。みたいなもん?
「実際、今、戦力的には、どうなんだ?」根本
「爆撃は、渋谷は、今、金山、田村が、バリバリであとは、入院中だ。
飯田橋が、復帰してる人数入れて、20人。
数日後は、また、10~15は、増えるだろう
こっちは、もう、台場愚連隊10人と、
俺ん所の、兵隊20人くらいしか、まともな戦力はいねえ。
池袋も、今回の襲撃で、相当人数を減らしたはず、あと、数人か?」
「ばっ!もう、人数も、互角じゃねえか!?これで、今、六本木に
攻めてこられたら・・・」根本
「バッターアウトだな。」安田
しばらく沈黙。
山本、救出さえ、諦め、逃げ帰ってきた、根本と安田。
どこから?いつから?何が勝ちで、何が負けなのか?
「やはり、もう一度、タイマン勝負くらいか?」根本
「バカヤロウ、腕、折れてるじゃねえか。」安田
「だが、利き腕は、バリバリだ。」根本
「ぐっ!・・しょうがねえ・・・タイマンは、さすがに、あれだが、
もう、賭けよう。最後に、二人で、突っ込むか!?」安田
「ああ・・・今なら、まだ、勝てる可能性がある。
向こうは、集まっても、22人位。」根本
「よしっ・・・残りの兵隊30人には、
爆撃20人と、玉砕してもらおう。」安田
「ああ、そうすりゃ、ガチで、小島金山と、2対2に持ち込める」根元
「乗り込むか・・情報によると、
渋谷も、飯田橋と合流してるらしいぞ、もう」安田
うん、金山と、田村だけじゃ、どうしようもないし、恐がりだから、二人。
「ああ・・明日にでも、総攻撃だ。最後の・・・」根本
「ああ・・決着つけてやる。」安田
もう、がむしゃらな、根本と安田。
だが、やはり、本当は、すでに、黒紅蓮の勝利。
実際爆撃は、もう、小島くらいしか、まともに、動けない。
傷だらけのメンバー。まだ、相当なダメージ。
ただ根性だけで、復帰してくる。
まともに、ぶつかれば、黒紅蓮圧勝で、決着。
だが、やはり、あっさり、人を殺す爆撃に、みな、恐れる。
すでに、三人無残に殺された、池袋のメンバー。
寒い、夜の公園・・・
「金山、コーヒー買って来いよ・・」小島
「あっ・・はい。」金山
「三つな!」小島
「はい。」自販機に買いに行く金山
戻ってきた、金山に、
「縄ほどいてやれ・・」小島
「はい。」金山
「ほれっ。」そういって、コーヒーを渡す小島
「あっ・・・ありがとう・・」山本
三人コーヒーを飲む。
「ねえ~ちゃん、捨てられたな・・・」小島
「うん・・・。まあ・・しょうがないよ・・・」山本
(まさか、来ないとは・・・根本と、安田・・)金山
「これで、俺達負けだな・・・」小島
「えっ?だって、あれ?どういう事?」山本
「向こうは、タイマン勝負より、兵隊も含めた、全面戦争の方が、
圧倒的有利って、気づいたんだろ・・」金山
「???」山本
「だな。」小島
「ほれっ!タクシー代。すまないね、子供なのに。」小島
「あっ・・ありがと。」山本
帰っていく山本。
拍子抜けの、小島、金山
だが・・・
「小島さん、今、あのガキ追えば・・・」金山
(ニヤっ!)小島
「もう、追わしてるよ。ふふふ。」小島
「行くぞ!金山!総攻撃だ!決着つけるぞ!今夜。」小島
「はいっ!今なら、向こうは、兵隊も集まってないはず・・・」金山
チャンス!爆撃は、ここが、唯一勝てる、好機!好機到来。
今たしかに、安田、根本の周りに兵隊は、いない。
しかも、ケガの根本。
爆撃残り10名ほどで、取れるレベル。
こちらも、最後の総攻撃。
だが・・・
「・・・・渋谷だね・・・」小島
「ええ・・・渋谷ですね・・」金山
「楽しそうだね、あの子・・・」小島
「ええ・・・笑顔で、クレープ食べてますね・・」金山
野良猫、山本、ファインプレー。
大物になるね・・・きっと・・
さっきまで、拉致られてたのに、直行で、遊びですか・・・
だが、ずっと、根本の恨みで、狙われ続ける事になる山本。敵は多い。
「帰ろう。明日だ。金山。」小島
「はいっ。」気合を入れる金山
じゃあ、覆面の集団は・・・・
ひとみの病院
「ピコーン・・ピコーン」何かの装置、何かのチューブ
(・・・・だ・・れ・・?・・)僅かに霞む人影
「っぐ!」
(くるしい・・・・助け・・)
ひとみの、酸素チューブを握る男
「ガチャ!」開くドア
「ぱっ!」チューブを放す男
「あっ!意識が、戻ったみたいですね!先生呼びます。」
看護師、ひとみと、装置を見て。
駆けつけた先生
「うん。もう、大丈夫だ。あとは、安静にしていれば・・」先生
「そうですか、よかった~♪。ありがとうございます先生」男
早々と、病室を後にする男
病室のドアを閉め、歩き出す
「ちっ!!」病院から、出て行く男
意識が、戻ったひとみ。だが、まだ虚ろ・・
(まさか?・・あの、シルエット・・・
あの声・・・だとしたら、なんで?
私を、殺そうとした?・・・)声は、聞こえてた模様のひとみ
(けー・・・ちゃん!?)ひとみ




