踏みとどまれ無双
つかの間の、休息。
なぜか、今日だけは、戦闘も、行われてないし、
なぜか、みんな、休息中。
「ピンポ~ン」マンションのベルが鳴る
「・・け~ちゃん出てよ、今、手が離せないから~」佐藤が、髪のセット中
「はいは~い。」泊まりに来ていた、け~ちゃん。岩永慶太ですね。本名
「ガチャ!」ドアを開ける岩永
「はい、は~・・・い?」(ん?どこかで・・・)岩永
「あっ!石川と、申します・・京子さんいます?」(ドクン!)ひとみ
「あっ!はい。(ドクン!)きょーちゃん、お客さ~ん。石川さ~ん」岩永
「ああ。上がってもらって~」佐藤
「どうぞ~♪」岩永
「おじゃまします。」ひとみ
学校の先輩後輩で、仲いいんですね実は、佐藤と、ひとみ
部屋の中で、くつろぐ三人。
「いや~びっくりした、男の人出てくるから・・・」ひとみ(かっ・・・かわいいなこの子)
「ああっ、いずれ、・・て、言うか、逢わそうと、してた、こんな状況だし」佐藤
(ん?どーゆー事?・・どこで、見たんだ?かっ・かわいいな・・)岩永
「けーちゃん、私の大事な後輩で、友達の、ひとみ。
こないだ、教えてあげた、爆撃っていう、チームの、今の渋谷の総長。」佐藤
「!!!!!!!!!あっ!思い出しだ!渋谷で、見たんだ!
ゴスロリの格好してたよね?」岩永
「うん。普段渋谷だと。今日は、さすがに、恵比寿なんで、それなりの格好を・・」ひとみ
佐藤、恵比寿の高級マンションに住んでいる。
「・・・おめえ、なんで、渋谷いるんだ?・・いつ?」するどい佐藤
「えっ!いやっ、菅原達と、買い物。」おっ!うまい岩永。実は、女の子といたね。
(ドキン!ドキン!何?・・・嘘でしょ・・)ひとみ、どうした?まさか?
そして・・・
「ええええええ!!!?」ひとみ
「イェイ♪」ピースの岩永。
「意外でしょ。この人がプレジェイの頭なの」佐藤。
さすがに、そろそろ、広まりつつある、六本木プレジェイの噂
そりゃそうだ、あの、六本木取ったのが、僅か3人で、しかも、15のガキって・・
「とても、そうだと、思えない・・びっくり・・」ひとみ
「いやっ、貴方もよ、ひとみ・・」佐藤
そりゃそうだ、あの、爆撃の頭が、女の子で、かわいくて、メイド喫茶勤務って・・・
「だから、渋谷爆撃とだけは、喧嘩しちゃだめよ!分かった?」佐藤
「はぁ~い。」あんま、聞いてないな・・岩永
そして、仲良く三人で遊ぶ。
オシャレな、レストランで、ランチ。
「ピピピ・・・」佐藤の着信音
「はいっ・・・はい・・わかりました・・はいっ」佐藤
(ん?仕事の話か・・・)気にせず食べる岩永
(おいしい・・さすが、いいお店しってるな京子さん・・)気にせず食べるひとみ
「私、食べたら、仕事で、行かなきゃ、行けないけど、どうする?けーちゃん?」佐藤
「そうだね・・買い物でも、行ってくるよ。渋谷でも・・」岩永
「あっ!じゃあ、連れてってあげようか?渋谷たまり場だし・・」
(はっ!何言ってんだ・・私・まずい・・)ひとみ
「そうだね、渋谷まで、連れて行ってあげて、ひとみ
この人、元々東京の人じゃないから、あんまり、道知らないから」佐藤
(ほっ・・・変な勘ぐりされずに、済んだな・・いやっ、勝手に私が意識してるだけか・・
どうしたんだ?本当に・・・)ひとみ
「うん。お願い。てか、ここから、渋谷までも、不安だし・・」岩永。
渋谷までは、歩いていける距離。
「じゃあ、京子さん、また遊びに行くね~」ひとみ
「いつでも、おいで、それと、よく監視しといて、この子切れると大変だから、
渋谷の不良達と、喧嘩させないようにね。」タクシーで去って行く佐藤
「・・・・じゃあ・・行こっか・・」ひとみ
「・・うん。」岩永
ゆっくり歩き出す二人。
「・・・・・」ひとみ
「・・・・・」岩永
(なんだ・・二人きりになったら、マジ、なんか、ドキドキする・・)岩永
(うわ~・・正直ヤバイ。なんだこの子、引き込まれそう・・)ひとみ
少し前を歩く岩永
(ああ~あの手、握りたいな・・・いやっ!いやっ!何言ってるんだ!
京子さんの、彼氏だぞ!、本当どうしたんだ、私・・)ひとみ
もう、渋谷の人ごみの中
「あれっ?・・もういない・・目の前にいたのに・・」ひとみ、岩永を見失う。
(あれだ!、うわっ、逆ナンされてる・・あっ!連れて行かれそう)ひとみ
「ギュ!」急いで、岩永の手を取るひとみ
「彼女です!」ひとみ
(わっ・・・・)岩永
「えっ!わっ!すみません。」すぐ逃げてく女の子達。
「もうっ、買い物行くんでしょ!私が、怒られるよ、女の子と、消えていったなんて。」ひとみ
「・・・あ・・・うん・・」(手・・・・・)岩永
遠くで、先ほどの女の子
「まじ、やばかったな・・ゴスロリじゃん!今日普通の格好だけど・・」
「かわいい、彼氏連れてるなぁ、いいな似合ってる・・・」
(あれっ・・手~握ってる・・やばい・・・
うわ~・・なんで、握り返して来るの・・マジはずい・・)ひとみ
(どうしよう・・・握り返しちゃった・・・てか、離したくないけど、
きょーちゃんの、友達で、あの渋谷の頭だぞ・・・どうしよ・・)岩永
本当、どうするよ・・・困ったな、この二人。
「石川~!!!!」不意に、ひとみを木刀で狙ってきた刺客
だが・・・
「ドコ!!!・・・・・」二人の強力パンチが、ヒット。崩れ落ちる刺客
「・・はは・・ははは」笑う岩永、もう、手はさすがに、離れたまま
「・・はは・・はははは」笑うひとみ
何か、緊張みたいなのとか、やっと無くなったみたいの二人
「行こっか?・買い物?・・おいで♪。」手を出すひとみ、ほんっと、年下で、かわいいみたい
「うん。服買いたいんだ♪。」手を握る岩永、ほんっと、年上好きだし
あああ・・・・駄目だ・・・・
あああ・・・・・・・・・・・
どうするよ?・・・・・
どうしたのよ?
踏みとどまれ!踏みとどまれ~!!
かわいい、年下の友達の彼氏で、止まっとけ!
まだ全然大丈夫だ。それなら。
踏みとどまるんだ~!!
昼間は、ほのぼのだな・・・だが、
夜がくるよ。
漆黒の闇に渦巻く、極悪共が・・
もう、笑ってなんか、いられない・・・




