東京BLACK紅蓮
「何が、秋葉原の守護神だよ・・」
「猫カフェに溜まってるらしいぞ、フランスのチンピラ」
「結局、根本は、対ゴスロリのケガと、フランスの追い討ちで、長期入院らしいな」
「結局、勝っても負けても、鍵握るは、爆撃か・・」
「あの、負けた永井ってのも、次の日には、もう、渋谷で、大暴れだったらしいぜ」
ナンパしまくり、大暴れですね。
「結局勝った二勝も、萩原、小島の爆撃だしな・・」
・・・負けたのは、三敗爆撃ですが・・・
「あの、キムが、秋高に、転校してくるって、噂もあるぜ・・」
「韓国爆撃の頭で、滝部さんの、お気に入りらしいな・・」
「小島戦にしても、後攻だから、負けたが、先行なら、キムだったな」
「いやっ、あれは、滝部さんの裏工作で、負けらしたんじゃねえのか?」
「なるほど、じゃあ、実際は、やっぱり、キムの方が・・」
「あのあと、非公式だけど、フランスナンバー1、椎名さんが、フルボッコしたらしいぜ」
「ああ、言うと、なんだが、メンバー選出ミスだよな、今回」
「一年、二年除いて、オーバーエイジ枠増やせば、楽勝だったんじゃ・・」
「ああ、四天王に、滝部、藤原、あと、パクもいたらしいぜ、現場に」
「爆撃戦争も、いったん、根本の入院で、小休止か・・」
「今、池袋が、揉めてるみたいだぞ、誰に空気いれられたんだか・・」
紅蓮の幻想
「まず、よく、状況を、理解するぞ。」安田
「おお」根本、紅蓮メンバー
「戦力的には、こんなもんだ・・・」安田
萩原 10点
石川 中野 9・5点
椎名 9点
滝部 藤原 城島 8・5点
馬場 パク 中川 8点
小島 田辺 キム 7・5点
ひとみ 金山 根本 池田 7点
安田 田村 永井 6・5点
「まあ、そんな所だろ・・」根本
いやいや・・・
実際は、
萩原 ( ) 10点
石川 中野 椎名 城島 根本 9・5点
滝部 9点
キム ( ) 8・5点
藤原 馬場 パク 中川 8点
小島 田辺 ひとみ 安田 7・5点
池田 ( ) 7点
金山2点
田村 永井 1点
が、正解ですね・・・・。現在は。
「それで、今、もう、しかけてる、池袋だが・・」安田
「ああ・・うまい、戦略だな・・」
渋谷、飯田橋の爆撃に対抗するために、もう少し、チームをでかくする事にした、安田
池袋、西口のブラッククローバーと、東口の喧嘩会の揉め事に、便乗。
仲の良い池田のいる、ブラッククローバーの、応援に回る爆撃紅蓮。
いわゆる、連合チーム、東京BLACK紅蓮を結成。まずは、池袋制覇を、もくろむ。
「池袋を、完全制覇して、拠点を、池袋に移す。これは、すでに、池袋に了承ずみだ。」安田
ブラッククローバーも、紅蓮と、連合をくんで、池袋に人数が、増える事は、利点だらけ
喧嘩会の逆襲や、新宿にも、対応できる。
紅蓮側も、好都合な場所に、陣地ができる。まず、飯田橋を叩くのに、攻めるも、逃げるも
便利になる。しかも、新宿という、壁が、便利。
渋谷の連中も、新宿を通って、池袋は、きつい。
決して、仲が、言い訳ではない今の世代。新宿も、あわよくば、爆撃取りを狙う。
漁夫の利をねらう、新宿紅蓮。
池袋
「ジリ貧か・・・」田辺
「ああ、もう、残り、これだけだ・・・黒紅蓮ハンパじゃねえ・・」池袋喧嘩会構成員
東京BLACK紅蓮の勢いすさまじく、もうあと、5~6人の構成員しか、戦力にならない状態
先頭切って、攻めてくるのは、
ブラッククローバー、次期総長候補の、秋高一年 池田
浅草の狂犬 爆撃紅蓮ナンバー2 安田
あと、紅蓮の猛者達。
「田辺・・ここは、いったん、渋谷か、飯田橋、もしくは、新宿と、連合・・・・って事も」
切羽詰った状況に、池袋構成員が、切り出す・・・
「・・・・・」田辺
「秋高繋がりで、飯田橋の小島と、仲いいじゃねえか。」構成員
「・・・・攻めてきてる、池田、根本も、秋高だぞ・・・」田辺
「うっ・・ここは、いったん、一年対、三年の構図でも・・・
いわゆる、三年連合みたいな・・・そうすれば、飯田橋に渋谷に新宿が・・・」構成員
「・・・・・・・・」田辺
「田辺!でないと、負ける。まだ、向こうは、根本さえ出てきてないんだぞ!」怒る構成員
「・・・わかってる・・」田辺
実際、今の戦力は、池袋喧嘩会6人 東京BLACK紅蓮60人
ここはさすがに、数で押す。紅蓮。眠らせている兵隊もフル動員。
だが、さすがの田辺。
最初の人数は、池袋喧嘩会20人 東京BLACK紅蓮100人
だが、もうジリ貧。なにより、池田、安田の強さ。
「よう!」
なんと、池袋に現れたのは、安田。さらに、何人か・・・
「ぐっ!てめえっこのや・・」構成員を、止める田辺
「なるほど・・・噂には、聞いてたよ、昔から・・
同じ歳で、昔から有名だったぜ、都内じゃ、ええっ?安田よ・・
しかも、先手先手か・・・」田辺
なんと、安田が、引き連れてきたのは、新宿紅蓮の現役総長
「・・・ようっ!田辺~・・・もう、新宿紅蓮は、ねえぜ。
紅蓮のガキに、つぶされちったよ・・」新宿の頭
なんと、根本、池袋のゴタゴタ中に、僅かな兵隊を連れて、新宿を撃破!
一気に飲み込む。ほぼ一人で、新宿の30人近くと総長を粉砕。
遠くに僅かに見える、単車にまたがり煙草を吹かす根本。それを、田辺も、確認。
「・・・そうか・・・新宿まで・・・新しい時代が追いかけてきやがる・・・」田辺
「・・・俺が、張ってやる。タイマンだ!」安田
「ばっ!・・田辺さんが、勝っても、お前ら、ひかねえだろ?意味がねえ!こんなの」構成員
「ああ、意味ねえ。」安田
「・・・どっちにしろ、もう、負けたのか・・喧嘩会は・・」田辺
「ああ・・・どうせ、それでも、向かってくるんだろ?」安田
「そりゃそうだ・・・・・行くぞコラ!
池袋東口、喧嘩会10代目総長田辺だコラ~!!!」
「うおおおおお!」激しくぶつかる、安田と田辺
(互角か・・・見ものだな、あの世代のナンバー1は誰だ?
田辺、安田、飯田橋の小島、渋谷のひとみ・・・あと、キムって奴か・・・)根本
すさまじいタイマン。
ここまでは、順風。すべて、計画通り。
唯一連合が、ありそうな、新宿をほぼ、同時期。わずか、一瞬で撃破。
連合結成のチャンスさえ、与えない。
まず、爆撃との、連合は、絶対ありえないと、踏んだ安田の戦略ドンぴしゃり。
田辺は、さすがに、飯田橋や、渋谷との連合は頭に無い。
そして、池袋を飲み込んだあと、田辺を戦力として、使いたいが為、
華を持たすタイマン。年下の根本ではなく、同い年の安田。
だが、絶対に勝たなくては、いけないのは、安田。
負けて、根本を出したくは無い。戦えばまず、根本だが、
年下にやられた、田辺が、すんなり、配下にとは、思えない。
せめて、可能性が、あるのは、安田が勝つ事。
でないと、田辺は、いつまでも、一人でも、突っ込んでくる。
もしくは、殺すか・・
だが・・・




