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殴り合いデスティニー  作者: 火村虎太郎
絶対に負けられない戦い
50/90

無関係無双


まだ、包帯を頭に巻いたままの根本

セコンドには、爆撃紅蓮ナンバー2安田


(・・・バカか、あのガキ・・ケガの場所を教えるなんて・・)フランスナンバー2


相手は、フランスのナンバー2。狙うは、根本のケガで、圧勝を狙う。


日本側は、根本、椎名の連勝で、やっと、引き分け。

すでに、萩原が、引き分け延長戦の交渉を、フランスのボスと始める。


「根本・・・爆撃紅蓮の名前を売るチャンスだ。俺達人数は、いるが、

 いかんせん、都内に鳴り響く有名人があんまり、いないからな・・」安田


そういう、安田だが・・・


「おいっ。見ろ。根本のセコンド・・・紅蓮に飲み込まれて、

ナンバー2になったって、聞いていたが、本当だったか・・浅草の、狂犬。」観衆


「ああ・・台東区の、頭やってた、安田だ・・・浅草の・・・」観衆

「あの世代じゃ、小島、田辺、安田が、昔から有名だったしな・・」観衆


「おい、池田・・おめえと、仲良く話してたの、あれ、浅草の狂犬じゃねえか、よく見ると、

 仲いいのか?根本と、三人で?」五代目ブラッククローバー総長

「えっ?・・ああ・・何か、この、状況で、三人、絆が、生まれたっていうか、

 根本は、年下で、シャイなんで、かわいい同級だし。

 あの安田さんは、よく、アドバイスしてくれる、いい先輩ですし・・」池田


「そうか・・・このイベントが、終わったら、池袋に呼んどいてくれないか、安田を・・」五代目

「・・はい。わかりました。」池田


何か、企みが、ありそうな池袋

だが、すでに、安田の策の中


爆撃紅蓮

実は、すでに、都内最大勢力を持っているが、

根本、安田の方針で、実戦力は、少数精鋭にしている。

幻想が、大きくなっているもんで、よほどの、戦力じゃないと、爆撃や、都内のチームに

対抗できないと見て、遊ばしたままの兵隊。

下町の各チームの頭で構成された、エリートの10人前後。

だが、全員、幻想が、大きくなっているもので、

金山クラスのポンコツ相手にも、逃げていく始末。

田舎者の、コンプレックスが、さらに、幻想を大きくしている。



「ここで、決めろ。延長になると、あの、四天王の石川が、出てくるみたいだ、

 それに、やはり、次戦椎名戦は、不確定な要素が多いしな・・」フランスボス

ネタバレで、ごねられて、も困るし、やはり、四天王の実力も恐い。

「はいっ。聞いた事もない、ガキですし、ケガも、してますし、あのガキ」ナンバー2


だが・・・・・

「うおおおお!」驚く観衆

試合開始直後、根本の強力パンチで、吹っ飛ぶフランスナンバー2


(うぐっ・・いかん・・足に・・こいつ、ハンパじゃねえ)さすがに、すぐ気づくナンバー2


「よし、根本、たたみかけろ!お前なら、楽勝だ!」セコンド安田


「あれが、安田さえ、負かした、飛び級の根本か、ハンパねえな、さすが」観衆

「ああ・・紅蓮が、都内の台風の目になったな・・」観衆


(強い・・・あの歳で、この力・・・突き抜けていやがる・・)池田


(殺すか・・・)金山

(殺すか・・・)滝部

(殺すか・・・)藤原

あれっ、めずらしく、意見が一致ですね。


あの、新宿の藤原にまで・・・

なんたる、インパクト。まだ、15のガキが。


圧倒的に押す根元。だが、相手も、ナンバー2、すぐには、やられない。


(くっ・・まずい・・次元が違う・・なんだこのガキ。

 やられる・・・せめて、相打ちに賭けよう・・あの怪我している頭に、渾身のカウンターを)

フランスナンバー2が、チャンスを狙う。


「うおおお!」ただ、がむしゃらに攻める根本。

ひたすら、ガードに徹するナンバー2


「パン!」


どこから?なぜか、銃声が、聞こえた。


「ドッ!」


なんと、倒れたのは、セコンド紅蓮の安田。


(ここだ!)

当然狙う、根本が、一瞬驚いて、振り返る瞬間、フランスナンバー2渾身のパンチ。

だが、さすがの根本、一瞬で危機を察知。とっさにこちらもパンチを繰り出す


「ドゴン!」


両者相打ち。だが、根本は、ケガをしている場所に直撃かなりの、ダメージ

両者ダウン。


(なっ?誰だ・・・やられた、根本の気をそらすため、撃ちやがった?・・

 だが、直接根本に手を出してない・・・うまいな・・)椎名


(まずい・・やはり、あのケガ・・・ひとみにやられたと、聞いていたが・・)萩原


(ふっ・・・)笑う男


たまらず、カウントを始める、レフリー

1・2・3・4・

なんと、立ち上がったのは、フランスナンバー2


「根本~!!」

「根本~!!」叫ぶ、池田や、観衆


(・・・安田・・・どうした?・・誰に撃たれた・・・)

根本、僅かな意識、わずかに動く体。かすかに見る、運ばれていく安田、


5・6


「根本~~!!」

「立て!!」

「立て~!!」


(立て?・・・わかって・・る・・)

かすかに、起き上がる、体。


7・8


「根本~!!」

「なにやってんだ~!ガキ~」

「起きろコラ~!」


(ああ・・・怒ってるんだ・・・四天王・・・)


9・


(立つよ・・・でないと・・・)


10。!!!!!!


「うわあああああああ!」どよめく会場


(怒られるでしょ・・・)


「根本!根本!」池田が、倒れている根本をゆする


(・・なんだよ・・池田・・・ここ、リング・・・だぜ・・・・)


「ぐっ・・・意識が・・・目が泳いでやがる・・」池田


(・・何が?・・・あるよ・・・意識・・・)


池田に抱えられる根本


(えっ!・・・もしかして・・・俺、負けたのか・・・?

 なんで?・・・あれっ・・まだ・・・・・・でき・・・・る・・・・・・・)



根本敗北。


これで、決着。日本敗北。

最終戦を残して、二勝五敗一引き分け。

終わってみれば、圧敗。

これで、秋葉原の一部にフランスが住み着く事となる。

守ってきた、縄張りを失う。


「ゴリっ!」


「持って行け・・・」萩原

そう言って、詰めた指を、石川に投げる。


「滝部~!これ持って、面会行って来い・・・

 俺達は、合わせる顔がねえ・・・」覇気の無い石川


ただ、うなだれる、四天王達。


何者なんだ?片平?

滝部くらいで、かつかつ、知ってそうな大物。


このイベントで、色々な事が交錯する。

片平?

竹下?

安田を撃ったのは?

キムの存在。

池袋の不穏な空気。


誰が仕掛けて、誰が、最後に、笑う?


「ニヤッ!」


いやっ・・・お前じゃないのは、わかってるよ。金山君。


「ニヤッ!」


いやっ・・・なんで、笑った?渡辺君。


え?まさか?ほんとに?

あっ・・やっぱり、違うんだ・・・

ただ、道行く女の子のパンツ見えただけか・・・

ある意味すごいな、ここまで、無関係無双気取るのも・・・

お前ら、出てたよね・・・


爆撃戦争。東京の名の付く、代目争いは、小島が、一歩リード。

続くは、渋谷。

引き離された、紅蓮の根本。


もう、がむしゃらに。

もう、負けられない



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