表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殴り合いデスティニー  作者: 火村虎太郎
秋葉原ベースボール
4/90

サブ的がメインでは・・・


「うーーーードンペリ!!ゴールド~!!」


仮説テントで営業中のホストクラブにドンペリコールが、鳴り響く。

「あとフルーツの盛り合わせと・・・」

豪快に注文する、東京の女帝田代。

金山をここに入学させた張本人かつ、この学校の出資者でもある。


金山も、ホストでお手伝い。お接待。


「金山、あんた、ホストが、したいの?」女帝田代が聞く


「ええ。利益率とか、学んで、自分にも一番合ってそうだし・・」金山結構真面目に授業受けてる。


「はっはっは・・良し。優勝したら、ホスト店一軒、任せてやる。」すでに、数店所持の田代。


「まじっすか姐さん。俺マジがんばるっす。」燃えてきた金山この学校では割と貧乏の方。




「それでは、第一試合、三年先輩の風 対 一二三年機械製造ぴすつぅるチームの試合開始です」


「おおおお!!」盛り上がる会場。関係者やOB。

まっ。賭博も行われてますわな当然。



「金山~氷が、なくなったから、隣のキャバクラで、借りてきて~」一年男子。

「おおっ。いってくら~」なんか、上機嫌の金山


うっ・・仮設テントのキャバクラでは、別の戦いも始まってるし・・・


「マジで・・先っちょだけだから・・・」椎名

「う~ん、じゃあ・・今日一番お金使ってくれたら、考えてもいいよ。」普通科女子あさみ

「うん。いいよ。いいよ。シャンパンじゃんじゃん持ってきて」椎名


「・・すいません・・あさみさん、ご指名です・・」言いづらそうボーイの普通暴力科の生徒


「じゃあ、あとでね、椎名さん」あさみ

「うん・・・・・って、おい!!」椎名


あさみを指名。新宿の中野。


「俺、あさみちゃんの為に、リシャール入れちゃうっ」中野うれしそうに

中野も一番お金使って、先っちょだけ・・・・してみたい。


結局たかだか仮設のテントで、爆発的な売り上げを記録する事となる、キャバクラ。

ホストクラブもだが・・・


(うっ!似合わねぇ・・・)氷を借りた帰り。

金山、フランクフルトを食べながら、ベンチに座り、野球観戦の石川を発見。

横には、ばっちり、お付きの滝部。


「おっ・・おつかれさまでーす!!」緊張の金山だが・・

「すんっ・・すん・・あれっ・・なんかいい匂い。」金山、石川滝部の匂いに気づく。



「じゃあ、また、来てね~」仮設テントで営業中のソープランド普通科女子。


「はいは~い」出てきた客。石鹸のいい匂い。


(これだぁああ!!もう風俗行きやがった、この二人。)


「なにか?・・」滝部が少し威嚇。


「いやっなんでも~」ニコニコ作り笑顔金山。(マジ怖ぇええ)


順調に進む秋葉原ベースボールクラシック。

やっと出番だよ。一年達よ。


第一試合は、三年のチーム先輩の風が、

先輩風、吹かせに吹かせ、それでも、ギリギリの勝負だった、7対6で勝ち上がり。


第二試合 二年チーム極道会 対 一年チームちゅっちゅして の戦いが始まる。


(てか、OB関係者チームいきなり決勝に駒進むんだ・・・)一年思う


円陣を組む、一年普通暴力科男子。お接待は一時中断。


「ぶっちゃけ、欲しい5千万。一人頭で割っても、250万。」渡辺(男子14名女子6名)

「おおっ!!欲しい。」割と貧乏な金山。


「今年の一年・・・俺達の団結力、上に見せてやろうぜ!。」一年男子

「おおおおお!!」本当に仲も雰囲気もいい、今年の一年。


意外に動ける、金山や、渡辺。

それに続く一年メンバー。


シャブばっかり食ってる二年チームを圧勝。13対3で、準決勝に駒を進めた。



「いたた・・・痛い・・」三年男子


準決勝を控える、三年男子が、急に腹が痛いそぶり。


一年全員が、渡辺を怪しく睨む・・・

「お・・俺じゃないって・・」渡辺の仕業ではない様だ。


結局出場辞退の三年チーム

「どういう事だ・・・でも、これで、あと一つ勝てば、優勝だぜ」金山。

「おおっ!今日は無礼講らしいし。今日の俺達は、とまんねーぞ。」気合バリバリ一年達


さあ、決勝戦が始まる。


すごい、盛り上がり。まっ賭博もあるし・・・

まさしくメインイベント。

後攻の一年。ピッチャーは、多少野球経験のある金山。


「・・・お前ら・・舐めすぎだ・・御三方を・・・」三年がほくそ笑む。


「おおおおおお!!」いきなり盛り上がる会場


いきなり一番バッター滝部。

御三方に続く、都内有名悪。

この4人見たさに、各地から、アウトローも観戦、賭博、祭りを楽しむ。


「金山~飲まれんなっ!。絶対勝つぞ。」セカンドから、渡辺が励ます。

「おおっ!!時代を変えてやるぜ。」言い過ぎでは・・金山君。


「うっ!!」ちょっと焦る金山


滝部インコースギリギリに構える。

てか、体は、もう、ストライクゾーンに、ほとんど入っている。


ルール上は、当たっても、デットボールでは無い。


(くっ!滝部め~)心の中では、呼び捨て金山

強力なプレッシャーを掛ける。


「大丈夫がんばれ金山!」一年女子も応援する。

ちょっと好きな子もいる金山「まかしとけ!」かっこつける。


ピッチャー金山、振りかぶり、

第一球を投げた!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ