取り巻きの中には・・・
「・・・・・・」太平洋ギャング団
「・・・・・・」椎名さん
椎名さんが、手招きしてる。
ゆっくり近づくギャング団。
椎名さんが、ギャング団の人数を数えて、
一人頭100万円ずつ、渡す。
「ん。・・・・」椎名さんアゴで軽く
「ん。」ギャング団。軽くうなずく。あうんの呼吸?
完全に見なかった事にしようね。太平洋ギャング団。
墓まで、持って行こうね。絶対しゃべらないよ。誰といたかは。
椎名さんが、船で、クルージングデートしてたね。
それさえ、言っちゃいけないよ。
さてっ、帰りますか・・・もう、東京湾だよ。
ほらっ、見えてきたね。お台場が。
「ひゃっほ~吹かせ吹かせ~!!(ブン!!ブウン!!ブウン!!)」うわ~船吹かしてる
「♪テテテてれてれテテテテテ~」嘘っ?いつ改造したの?
ゴットファーザーのテーマのクラクション
嘘っ?何の意味が?・・・船の舵の前、白いフワフワの奴が置いてある。
マジ?モニターが、いっぱい付いてる!爆音で、湘南の何かのDVDを流す。
濡れたまんまで、イっちゃうの?
もう、イっちゃいなよ。初だよ。海上ヤンキー暴走族。
ああ!!当たる!当たるよ!小さい漁船転覆したよ。
うわ~。海上保安庁になぜか、全員敬礼で、向こうも意味わからず、突破したよ。
駄目駄目浅いから、そんな船じゃ・・・ああ~やっぱり。乗り上げた・・・・
何とかお台場に到着太平洋ギャング団。
船は、ほったらかしで逃げる。
「え~、本日、この、お台場で、太平洋ギャング団の解散をします。」三年の船長
「船長~」船員全員が悲しむ。
「俺の宝?欲しけりゃくれてやる・・」船長 ああ・・・あれが、したいだけか・・・
てか、もう、海に出ないでしょ?
「じゃあ解散するぞ!俺は、もう今日、家に帰るから。」船長
「はい。お疲れ様でした。俺達も帰ります。」渡辺、金山
「じゅうじゅでれひる」密入国者達
「ああ。これが・・仲間だ!」嘘?また通じてる。
「うわあああああん。助かった~」やっと安心できて、号泣の渡辺、金山。
めったに、来ないお台場に来たんで、お金もあるし。ショッピングを楽しむ二人
「服買わないと、濡れたまんまだしな」渡辺
「だな。小遣いもあるし。」金山
色々散策中の二人
「おいっ!金山みろ!お台場にヤンキー中学生がいるぞ!」渡辺
「うおっ!マジだ。てか、なんちゅうか・・すげえオーラだな」少しびびる金山
取り巻きを連れて、この、お台場に溜まる地元中学生。このお台場では、顔のよう。
「やっぱ、東京は、広いな・・・」渡辺
「ああ。やっぱり、その土地その土地で、有名な奴っているんだな。」金山
「早めに叩いておくか?」ニヤつく渡辺
「ば~か。中坊相手に、なに言ってんだよ。」笑う金山
気にもせず、通り過ぎる二人。
だが、今叩いていた方が、いいかもよ。金山君。
来年その子、初の飛び級で、秋高に入学してくるよ。
今は、台場紅蓮隊って、チームみたいだね。
強いみたいよ。もうこのあたりシメちゃってるみたい。
ま・・・来年だな。
ああ・・乗っちゃた?うん。乗りたくなるよね観覧車。
もう、日もとっくに沈んだ夜で、夜景が綺麗だね。
学校は、明日に、しますか。誰も気にしてないし。
うん。仲良くサウナにでも泊まって行きなさい。
激動すぎて、死んだように爆睡の金山。あああ・・でも、ずっと鳴ってるよ新しく買った携帯。
滝部さんから・・・、用事だったんじゃない?
はいっ。明日はヤキだね。来るよ明日学校に。
てか、もうすぐ、始まるよ。学校のイベントが。




