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殴り合いデスティニー  作者: 火村虎太郎
激動への加速
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見てはいけないもの。


「ジュー」お肉が焼けるいい音。そして、いい匂い。

ガヤガヤ・・ガヤガヤ


「いやぁ・ありがとね。石川君、滝部君。生徒全員喜んでるよ。」校長ご満悦

「いやいや・・たまにはね・こうやって、みんなで、美味しい物でもね。」石川

「あ~やっぱ、うまいっすね。この釣ったマグロ。」滝部


「滝部さん、お茶どーぞっ。」やさしく笑顔の秋高アイドル佐藤先輩


学校のグランドで、行われている石川主催の親睦バーベキュー大会。


「いや~もう、大変だったよ、このマグロ釣るの。ははは」楽しむ石川

「だって、これ、生徒全員でも、食べきれないくらいの、大きさだよ。ははは」楽しむ校長

「肉も、美味しい和牛用意したから、いっぱい食べろよ。」滝部


「はいっ!ありがとうございます!」生徒全員が楽しむ。


年に・・いやっ、数年に一度、あるかないかの、やさしい石川、滝部。

あの、二人が、生徒達の質問攻めにも、優しく答える。

もう、誰も気にしてないね・・・あの伝説の太平洋ギャング団の事・・・

あっ・・・知らないか。朝まだ、ほとんど生徒いなかったから・・・



「ジュ~」お肉が焼けるいい音。いい匂い。

こちら、太平洋ギャング団が、生きるためにバーベキュー


「よかったよ、船にライター乗ってて。」三年船長、(船長に就任)

先ほど見かけた野性?の牛を発見。お食事中。


「おーい!!船長~!!」

そういって、遠くから、帰ってくる、金山、渡辺、密入国の乗組員

「いや~すっげえ、収穫でした。」金山

そういって、全員が重そうに運んできたのは、ジュースの自動販売機。


回想・・・

食料探しの為、海岸から、山の方に向かう、太平洋ギャング団の兵隊達。


「おっ!おい!金山あれ!!」気づいた渡辺。

「うおお!超ラッキーだ!自販機が、落ちてるぞ。」いや・・・設置だね、金山君

「おらぁ~!!(ガン!ガン!ゴシャ!)」無理やり、取り外そうと、力で、揺さぶる。

「(バキッ!!!!)よっしゃー外れた!行くぞ!せーのっ!」

回想終了。



「でも、これから、この、太平洋爆撃は、どうするんですか?船長」金山が聞く

「とりあえず。いい船を強奪して、グランドラインへ・・」うん無いよ。現実には

「でも、でっかい魚とかが・・・」だから、いないって、せいぜい鯨だね。

「海軍もそろそろ・・」あっ。ないんだ・・知識。

「次は、冬島かな?」うん。漫画でしか、海の知識ないんだね。残念。

「ぐじくじゅちゅぬいみ~」何語?漂流者達?

「そうだよね~ははは」全員笑う

嘘っ!?通じてるの?なんて言ったの?金山君

早く逃げないと、島民に、見られてるよ。

もう、プンプンだね。自販機壊して強奪するわ、家畜食うわ・・・


だが、さすがの太平洋ギャング団。島に来ていた観光船を強奪。

島全体に放火を試みる。


島の集落へ向かったギャング団

「ちょっと、なにやってんだ!アンタ達!」ガソリンスタンドの店員が驚きながら

金山、渡辺、まるで、庭にやる水のように、、地面にガソリンを撒き続ける。

唯一の警察もすでに、襲撃。拉致。この島の実権、権力を一気に握るギャング団

「よし行くぞ!お前ら」船長

「おお!」そういって、ガソリンに火を付け大炎上。

乗り込む船には、強奪した、品物が、ぎっしり・・・

燃える島。逃げ惑う人々。歴代の爆撃の中でも、最狂最悪の太平洋爆撃。

あくる日のニュースで、伝えられた、火山噴火での、大火事!

ギャング団が逃げた後に火山が噴火。すべて、飲み込む。

すべての犯罪、事実を、綺麗に飲み込んだ。


さあ!あとは、本土に帰るだけだ。行け!太平洋ギャング団太平洋爆撃よ!


うそでしょ?・・・・

いるよ!

この大海原に・・・

完全に見ちゃ、いけない物見たね・・・

うわぁぁぁ・・向こうも気まずそうだね・・・


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