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殴り合いデスティニー  作者: 火村虎太郎
激動への加速
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太平洋ギャング団太平洋爆撃


「なに見てんだこら!!」渡辺

「こっち来いやコラ!こっちによ~!!」金山


「あっ・・・逃げんなコラ!ぶち殺すぞ!」渡辺

「待てこら~!!」金山


いやっ・・・せっかく助けに、来てくれた漁船に、なんて、事を・・・

暴力で行く?普通?


「先輩すいません、また、逃げられました・・・」渡辺

「そうか・・何かいい方法ないかな?」いやっ・・・素直にアイムソーリーでは?


「あっ!また来た!俺行きます。」金山何か、策がありそう。

悪知恵の金山。期待してもよさそう。


「あっ!俺。俺。俺だけど!いいかな乗ってその船に?

 いや~まいったよ、急に船がいるようになってさ・・」はあ~・・なぜここで、俺俺詐欺?


当然逃げていく漁船。


「くそっ・・あと少しだったのに」ほんとに?・・・悔しがる金山・・・


「もう、しょうがないな、次来た船、無理やり乗り込もう。」そういってナイフをだす三年

「そうっすね。このナイフが、錆付く前に・・・」うん。がんばれ渡辺


「来た!!来た来た!先輩きたっす!」金山が薄汚れた船を見つける

「よっしゃ~俺たちゃ!海賊だ~行くぞ!!」三年

「おおお!!」必死でその船に向かい泳ぐ。


そして・・・・・

「・・・・・行くか!」 金山。船の乗り組み員は首を振る。

「・・・ああ。俺たちゃ、海賊だ!」 渡辺。船の乗り組み員は、震える。


「うおおお!!ぶち殺せ!!」そういって、全員で、船の乗組員を海に投げ落とす。


うん・・かわいそうだね・・・もう少しで、日本だったのに・・・

また、漂流生活が始まったよ、その人達・・

完全に、密入国船に、殴りこんだ秋高の生徒達。

「ニホンのワカモノコワイヨ・・」さよならグッバイ亡命者よ・・・


「俺たちゃ海賊だ~!!」

「おおおお!!」

「いざ!秋葉原へ!」

「おおおお!!」

「願い事が、一つだけ叶う、そのボールを!!」・・ん?、ごっちゃになってない?

「俺達が、世紀末覇者に~!!」・・・あれ?

「あん〇い先生~」・・どうした?本当に・・


「うわああんんん・・助かった~!!」もう怖かったので、何が何やらの生徒達だった・・

いやっ・・・見てるよ、せつない顔で、密入国の方達・・・ああ・・流されていく・・・

また、おいで。機会が、悪かっただけだから・・・いい所だから、秋葉原も・・・


だが・・・

やはり、ただ、漂うだけ・・

いつしか、密入国者とも、合流。

新しい仲間が、3人増えた。

だが、全員、極悪の実の能力者ばかりで、この大海原は、役に立たず。

かすかに見えた、島影に向かって、全員が、必死で漕ぐ

辿りついた無人島・・・

極限状態の中、裏切りや、憎しみが渦巻く、サバイバルが、始まる

この、9人の内、生き残り、無事に生還する者は、何人いるのか・・・

全員・・・・極悪。


いやっ、島の反対側に集落が、いっぱいあるよ。

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