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殴り合いデスティニー  作者: 火村虎太郎
激動への加速
23/90

初代渋谷爆撃


週末の夜、渋谷



「ウォン!ウォン!!ウォン!!!」派手なバイクの音


「来た来た・・うるせーのが。」


「おつかれーっす。」金山ノリノリで、登場。


「おお・・金山、最近見なかったな。」

この男、爆撃隊、今のリーダー 馬場 剛 18歳 秋高には、いってない。


「はいっ。学校と、新宿のいったりきたりで・・・」金山


「あれっ?金山新宿だっけ?住まい」小島  (秋高の二年のね)


「いえっ。六本木っすよ。住所も、荷物も。」金山

「ああ・・そういえば、田代さんの所に住み込みだったな」思い出す馬場


「はい。ですけど、新宿のホスト店も、任せてもらってるんで、ほとんど帰ってなくて、

 今日久々帰って、単車乗ってきました。」金山

「でも、すっげー遠くに単車止めらされてるんだろ?うるせーから」小島


「はいっ。六本木に似合わないから、単車で、帰ってくるなって。」金山


(うおっ!!爆撃隊だ・・目~あわせんな!)通行人達


「だいたい、ヤンキー系で、暴走族なの、お前だけだぞ金山。」馬場

「ええ。自分でも、びっくりです。最初、東京爆撃隊って、絶対ヤンキー系の暴走族かと

 思ったんですけど・・」金山

「まっ、中には、いるけどな、寄せ集めだから」小島


「ええ。だけど、石川さんも、滝部さんも、現役時代はオシャレな、チーマー系ですし。」金山

「ああ、滝部さんに、いたっては、単車も乗れねえし。」馬場

「マジっすか・・」金山


(うわっ・・爆撃、今日多いなメンバー、恐ええ・・・)通行人


「てか、いま、東京。付いてないよ」馬場

「えっ?どういう事です。」金山


「今までは、滝部さんの下から、代々東京爆撃隊で、三代四代って、付いてたけど、

四代目は、池袋に潰されたし、五代目は、たいした事なかったし、六代目も、滝部さんに

ハンパしてっから、ヤキいれられて、それ以来よっほどの人物が、出てこないと、

頭に、東京って、つけちゃ、いけないんだよ。」馬場

「へえ~」知らなかった金山。


「まあ・・それ以来、爆撃は、複数のチームにわかれたりしてさ・・

 頭に地名とか、暴走族風な、名前付けたり

 今は、この渋谷だけだから、渋谷爆撃って、言われてるよ、俺達」小島


「まあ、渋谷が、東京爆撃隊の昔からの、本陣だから、気合いれねえとな」馬場


渋谷に、たまる爆撃メンバー

すでに、渋谷では、最強のチームで、有名。

だが、渋谷だけ。池袋や、新宿、六本木などには、他のチームが、牛耳る。

毎日この渋谷で、バカ騒ぎ。クラブに女、単車に喧嘩。

今の時代の悪ガキ達。

だが、のちのち、この馬場が、引退した後、渋谷が荒れる事となる。

その、中心人物になっていく、金山と小島

いずれは、この渋谷さえ落とされて行く。

だが、いつの時代も鍵を握るチーム。爆撃隊。


「おいっ喧嘩だ行くぞ!!」爆撃メンバーが、遠くで、他のチームと揉めてる模様

「おお!!」なぜか、ウキウキの金山。


ストレスが、溜まってるんでしょうね。

イキイキしてますよ。渋谷じゃあ・・・

さあ・・学校が、始まりますよ金山君

帰ってきなさい・・・いっつも、イベントや騒動だらけの、秋高に



「爆撃だぁ~コラ~」突っ込んでいく金山

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