初代渋谷爆撃
週末の夜、渋谷
「ウォン!ウォン!!ウォン!!!」派手なバイクの音
「来た来た・・うるせーのが。」
「おつかれーっす。」金山ノリノリで、登場。
「おお・・金山、最近見なかったな。」
この男、爆撃隊、今のリーダー 馬場 剛 18歳 秋高には、いってない。
「はいっ。学校と、新宿のいったりきたりで・・・」金山
「あれっ?金山新宿だっけ?住まい」小島 (秋高の二年のね)
「いえっ。六本木っすよ。住所も、荷物も。」金山
「ああ・・そういえば、田代さんの所に住み込みだったな」思い出す馬場
「はい。ですけど、新宿のホスト店も、任せてもらってるんで、ほとんど帰ってなくて、
今日久々帰って、単車乗ってきました。」金山
「でも、すっげー遠くに単車止めらされてるんだろ?うるせーから」小島
「はいっ。六本木に似合わないから、単車で、帰ってくるなって。」金山
(うおっ!!爆撃隊だ・・目~あわせんな!)通行人達
「だいたい、ヤンキー系で、暴走族なの、お前だけだぞ金山。」馬場
「ええ。自分でも、びっくりです。最初、東京爆撃隊って、絶対ヤンキー系の暴走族かと
思ったんですけど・・」金山
「まっ、中には、いるけどな、寄せ集めだから」小島
「ええ。だけど、石川さんも、滝部さんも、現役時代はオシャレな、チーマー系ですし。」金山
「ああ、滝部さんに、いたっては、単車も乗れねえし。」馬場
「マジっすか・・」金山
(うわっ・・爆撃、今日多いなメンバー、恐ええ・・・)通行人
「てか、いま、東京。付いてないよ」馬場
「えっ?どういう事です。」金山
「今までは、滝部さんの下から、代々東京爆撃隊で、三代四代って、付いてたけど、
四代目は、池袋に潰されたし、五代目は、たいした事なかったし、六代目も、滝部さんに
ハンパしてっから、ヤキいれられて、それ以来よっほどの人物が、出てこないと、
頭に、東京って、つけちゃ、いけないんだよ。」馬場
「へえ~」知らなかった金山。
「まあ・・それ以来、爆撃は、複数のチームにわかれたりしてさ・・
頭に地名とか、暴走族風な、名前付けたり
今は、この渋谷だけだから、渋谷爆撃って、言われてるよ、俺達」小島
「まあ、渋谷が、東京爆撃隊の昔からの、本陣だから、気合いれねえとな」馬場
渋谷に、たまる爆撃メンバー
すでに、渋谷では、最強のチームで、有名。
だが、渋谷だけ。池袋や、新宿、六本木などには、他のチームが、牛耳る。
毎日この渋谷で、バカ騒ぎ。クラブに女、単車に喧嘩。
今の時代の悪ガキ達。
だが、のちのち、この馬場が、引退した後、渋谷が荒れる事となる。
その、中心人物になっていく、金山と小島
いずれは、この渋谷さえ落とされて行く。
だが、いつの時代も鍵を握るチーム。爆撃隊。
「おいっ喧嘩だ行くぞ!!」爆撃メンバーが、遠くで、他のチームと揉めてる模様
「おお!!」なぜか、ウキウキの金山。
ストレスが、溜まってるんでしょうね。
イキイキしてますよ。渋谷じゃあ・・・
さあ・・学校が、始まりますよ金山君
帰ってきなさい・・・いっつも、イベントや騒動だらけの、秋高に
「爆撃だぁ~コラ~」突っ込んでいく金山




