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殴り合いデスティニー  作者: 火村虎太郎
天下一武盗会
20/90

狂い咲く外道


学校の校門前


(あいつら・・・)金山少し悪い気。少しね。

包帯ぐるぐる巻きや、松葉杖。一年普通暴力科の男子


「まってたぜ、金山。機械製造科の一年は、機械製造グループだから、(123年で)

 来れねえけど、俺達は、力貸すぜ!」渡辺を筆頭に一年男子。


「わははははははは!!!」


「誰だ?」金山と一年。


機械製造グループ参上


「ほれっ。お前たちに貸してやるよ。」

そういって、渡辺に渡した物は、レーダーと、偽者の指輪!!

「ど・・・どういう事だ・・これ・・指輪の追跡レーダーと、偽者?の指輪」渡辺悩む


「ほれっ。金山には、これやるよ。」機械製造一年

「ぐっ!!!」金山、やられた的な表情。


金山に渡されたのは、瞬間接着剤はがし液。


「ど・・・どういう事だよ?」渡辺が機械製造グループに聞く


「レーダーをよく見て見ろ・・」


「うっ・・・四つ!・・指輪が四つある。」渡辺驚愕


「まず、グランドに行ってこいや、すべてが、わかるぜ・・ふふふ」機械製造グループ



金山と、一同グランドへ。

「うぐっ!!!!!」

仕掛けた金山さえ、驚愕。

何も知らない一年さらに驚愕


「おいっ!ガキっ!おめえ今笑ったろ?」中野が、滝部に詰め寄る。

「いえっ!笑ってません」直立不動の滝部


「おい、滝部!おめえは、なんで、唇かみ締めてるんだ!コラ!」石川も詰め寄る

「うぐ・・・プっ・・・ププ~」堪えきれず笑う滝部


「てめえコラ~~!!!」石川と中野にボコボコにされる滝部


「なんだ・・この光景・・滝部さんが、ボコられてるのなんて・・」震える一同


一年一同、顔が、真っ青!!

なんと、石川の額に接着剤で、くっつけられた指輪!!

そして、中野の額にも、同様に!


「うぷっ・・うぷ。」笑いを堪える、田代、椎名だが・・


「ぶはははははは!!!」大笑い田代椎名


しまいには、悪乗り椎名。

ぜんぜん関係ない、自分の指に、はめていた、指輪を取り出し、

瞬間接着剤をつけ・・・自らの額に押し付ける。


「誰だ!こらぁ~俺の額に指輪くっつけたの!!!コラ~」椎名が悪ノリ、ブチ切れる


「ぶはははははは!!!」さらに笑う田代。


(いや・・・今自分で、つけたじゃん・・)呆れる一同



回想・・昨日の夜

(なんで、テントまで、張って場所取りしてんだよ・・・

 うおっ!!!マジか?石川さんまで、テントで、場所取りかよ・・)石川と書かれたテント発見

(まさか、いねえ~だろ。)金山テントをゆっくり開け・・・・閉める!

(おった!おっただよ!かーちゃん悪魔が、いびきかいて寝てただよ)ん?関西出身じゃ?金山

「ぴーん!!!」閃いた金山。

(くっつけて、隠そうと思って、買っといた瞬間・・・あった!あった。)

「プチュ・・グッ!」

(・・・・もう・・もどれねえ・・・)そっとテントを閉める金山

(オラ、しらねーだー!!)走って逃げる金山


「ここか・・」機械製造科

(石川専用テント!?・・・ふ・・っくだらない隠し方しやがっ・・・

 ま・・・・マジか?)すでに額に張られている指輪を発見

「どうする?・・・」機械製造科

「これが、本物かも、確定じゃないし・・・取る勇気も無い・・ だったら・・・」

「だったら?」

「いけやっ。オラ!!」

「マジか!?」

「プチュ・・・グッ!!」近くで寝ていた中野の額に指輪をつける。

回想終了・・・



だが、石川、中野の火に油を注いだ椎名。

もう、鬼の形相の二人。


いったん逃げる一同



「話は、こうだ。当然本物は一つ。残り三つのうち、一つは、その金山が、作ったもの。」


(ぐっ!!いつから、気づいていた?こいつら、もしかしたら、昨日隠した本物も

 すでに、すり替えられた偽物?)金山が、石川の額にくっつけた。


「そして、今ここにある指輪と、もう一つは、俺達が持ってきた偽物」中野につけたのは、機械製造科


「か・・金山!お前・・・まさか!?お前が、そんな、汚い事を?」するどい渡辺超汚いよ。


「ドゴン!!」金山が、渡辺を殴る。一同驚く


「くだらねえ事いってんじゃねえ!!」金山大声で、


「もう時間が、ねえ!。あと、三つのうち、どれかは本物だ、

 行くぞ!!俺達が、取るんだ!!」か・・ね・・や・・ま・・君・・


「おお!!」渡辺と一年雨降って、地固まる。

いやっ・・・ま・・いっか。


でもどれを?金山君・・


「そういう事か・・・」そういって指輪を投げる人物

受け取ったのは、渡辺

今の、もう一つの指輪の所持者二年の番格、田辺登場。

「聞いたぜ話・・という事は。俺が、必死で奪ったこの指輪も、当然偽物・・・

 あの、額のどちらかが、この状況なら、本物!」田辺

「ぐっ!!!」金山と、機械製造グループ


「おもしれえじゃねえか、今年も。ようは、もう、度胸試しみたいなもんか。」田辺


(くっ・・大物も、参入か・・)困る機械製造科

なぜ中野の額にくっつけたのか?

なぜなら、昨日確認した石川の額の指輪が、まだ、本物か、判ってない。

そこで、金山が、どう動くのか試した。

だが、機械製造科ここで、確信。石川の額が本物だと・・・

さきほど、渡辺に投げた指輪に金山は、少しも反応しなかった・・・

金山が、持っていたのは、石川の額の指輪と田辺が奪ってきた、朝金山が持っていた指輪


(そうか、石川さんには、誰も近づけない・・だが・・金山なら・・

 いやっ。滝部さんもボコられた、今、この額の指輪を取れと、命令されるのは・・・

 爆撃隊のメンバー。何人か、いるが、もうこの、状況で、二年三年の爆撃隊メンバーは・・・

 いない!!すでに、石川を恐れ逃走。この学校にはもう、金山しか・・・)

機械製造科後手をふんでいる事に気づく。

(しかし、渡した剥がし液。これで、金山は、迷っているはず・・

 俺達が、昨日の内に、石川さんの、指輪を、剥がしたかもと・・・)機械製造科


(可能性が、あるのは、最初に渡辺に渡した指輪と、石川、中野の額の三つ・・

 だが、渡辺は、さきほど二年田辺から、受け取った指輪と供になぜか、ポケットへ・・

 もうどちらが、どうとか、判らない・・くそ、バカ右翼が・・・)金山悩む。


が、

(ふふふ・・・行くよ。最後の仕上げだ・・あと一時間か・・・

 この剥がし液を持って・・・)金山ふてきな笑い


「いってくるわ。」そういってグランドに向かう金山


(くっ!やはり、本物は石川さんの。・・・よし。金山が、剥がした後に強奪だ)

結局最後は豪腕の機械製造科

「ただじゃ・・すまねえだろ・・」二年田辺も漁夫の利を狙う


「金山俺たちも、ヤキ入れられに行くよ。」渡辺いい奴だな、本当。


石川さんの前、金山と一年


「失礼します!!!」そういって指輪を剥がす金山。

「失礼しましたー!!」(頼む・・何もなしで・・いてくれ)金山と一年

 

「おいっ!!俺のも、剥がせや。」中野がすごむ

剥がし終え指輪を持つ金山。

(くっ!!どちらが石川さんの指輪か、わからなくなる!!

 ここまで、読みきったのか?金山?)機械製造科焦る


「どうする?」

「まだ時間はある。二つとも奪うぞ・・」機械製造科


「なるほどね・・俺等もそうすっか・・どうせ、今から一年ヤキだ。」二年田辺


「おいっ!お前ら並べ」石川が言う

(きた・・・ヤキだ・・・生きとけばなんとか・・・)金山思う


「ドゴン!!ドゴ!バキ!!ドカ!・・・・・・・・・」


石川と、中野に、とばっちりのヤキを入れられた一年

とばっちり、じゃないけど。金山がやったから。


命からがら、グランドから、でるが、指輪を持った金山狙われる。

あっという間・・奪われる。

渡辺が金山に肩を貸し・・

「保健室へ・・よく、戦ったよ・・俺達。」渡辺すがすがしく

「ああ・・・ありがとな・・渡辺・・」二人で、保健室に向かう


「来年が、待ちどうしいな・・」一年男子

「ああっ、来年なら、行けるだろ。俺達のチームワークなら」一年男子感動的にもう終戦気分


もう、残り時間20分。

金山から奪った指輪をさらに奪い合うグランド。盛り上がりは絶好調


(金山君・・・・)影で、見ていたメイドのひとみちゃん。

もう、指輪を守るとか、関係なしに、真っ直ぐの金山と、付き合っても、いいと・・。

金山に声をかけようと、した、瞬間!!


「ドカ!!!」


金山、渡辺を、後ろから、廊下にあった消火器で殴打、気絶し、倒れる渡辺


「いい仕事してくれたよ、渡辺よ、はっはっは・・・」そういってポケットを探る


まさか、なんたる悪党金山。本物は、自身が朝持っていた、指輪。

石川の額は偽物。ここまで、悪知恵が、働くとはさすが、外道の華


「これっこれぇ~うへへへぇ」ポケットから二つの指輪を取り出し自分のポッケへ

なんたる、悪党の顔!!立ち上がり、グランドへ引き返す金山

一部始終見ていたメイドのひとみ

「うわあああああ!!」怖くなって逃げるひとみ


(ふっ・・)「見られたか・・いいんだよ。俺には、もう一つ保険の女と、ご褒美が在るんだよ・・」

いやっ・・途中から、声に、てか、全部声に出てたよ金山君


(・・見てるし、聞こえてるよ・・一年坊・・)見ていた呆れる佐藤先輩


さあ!宣言だ、金山よ。

一年で、勝者は、大会初だ!


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