外道の華
勝てば、いいんだよ・・・・
勝たなきゃ意味なんて無いんだ・・・
俺に足りない物・・・すべてが、少しづつ。
なら、俺は、この、外道の道を。
突き抜ける。
俺だって、もっと・・・
ギラギラしてえんだよ・・・
桜花の様に、咲き乱れ、散ってやる。
俺の外道の華。
「・・・むにゃ・・・むにゃ・・・・総長に・・むにゃ・・なりたい・・」寝言の金山
保健室で、ゆっくり休む金山。もう、昼前。
その、保健室に血だらけで、飛び込んできた、渡辺
「どうしたの!?大丈夫?」保健室先生すぐ手当てしながら。
「・・か・・金山・・・」渡辺もう、死にそう。
「ど・・・どうした、渡辺~!」ベットから、飛び起き、焦る金山。
「・・今年の、一年は・・チームワークだろ?・・・
一年で・・・取るんだ。・・・ほれっ・・」渡辺がそういって、差し出す。
伝説の指輪。
一年全員が、金山の事を思い、取り返しに行った。
なんとか、二年三年から、奪い取ったものの、全滅。
命からがら、渡辺が、保健室にたどり着く。
「あとは・・・まかした・・ぜ・・(ガクッツ!!)」意識を失う渡辺
「渡辺~!!渡辺~!!!」叫ぶ金山。
(迷惑だよ~~~!!)ひでえ・・金山。
金山に戻ってきた、指輪・・・・
だが・・金山のポッケにも・・・
指輪!!
回想・・・
昨日のドンキ行く前・・
「ぶははは」笑いながら去って行く田代
「あっ!!そうだ、姐さん!」田代を呼び止める金山
「んっ?なんだ?」田代
「この、指輪かっこいいんですけど、どこで?・・・」はは~ん金山。
「おうっ。新宿のゴールドって店で、作ってもらった特注品だよ!」田代
「へ~~~(ニヤっ。)新宿の、ゴールドね~」やる気だな、金山。
「もう帰るぞ私は!」田代帰り出す
「はいっ。おつかれさまっした~」(はよ帰れや、ふふふ)本当・・・金山。
回想終了
(それ・・俺が作った偽者だよ・・渡辺・・・)お前の為に、どれほどしたと・・金山君
金山店の売り上げ金や、球技大会の賞金を使い大急ぎで
作らした、本物そっくりの、高級品。
「困ったなあ~逃げ切れると思ったのに・・・」外道金山、悪知恵作戦が、失敗。
(追ってくるな・・・ひとまず、二時間ルールで、昼だし、外出するか・・)
金山、たまり場のメイド喫茶に向かう。
一方・・ガンダ〇 カフェ
「ん!・・二つが、一つになったぞ!」機械製造科男子
「もう、どっちが本物か、判らなくなったぞ・・」本物、偽者かは、判らないレーダー
「ふふふ・・簡単だよ・・」
ピコーン、ピコーン。レーダーに映る全部で、四つの反応。
「ゴトっ!!」
出したのは、なんと、二つの偽者の指輪。
「二つごと、すり替えちまおう!」
「ふふふ・・さすがだな。」
「最後に勝つのは、力より、頭なんだよ!」機械製造科男子
一方、
ピコーン、ピコーン。
「うん、こっちが本物だね。」
校長が、偽者、本物も、見極めるレーダーを所持。
やっぱり、毎年、出回るんだ・・偽者。
てか、椎名、田代、滝部は?
いたっ。
あれっ、もう興味ないの?
仲良く、出店の屋台で、飲んでるね。
まあ、まだ、二日目の昼だし。
知ってるよね、毎年来てるから、最大の見せ場で、盛り上がり場所が、
最後のグランドで、宣言する、前ぐらいからって・・・
あらっ!もう、グランドで、場所取りまで、始まってるね。
えっ!!!嘘っ!!!
中野さん・・・・
自分で、場所取らなくても・・・・
うわ~~~。
デリバリーいっぱい頼み出したよ・・・
寿司にピザ、女。
楽しいみたいだね。楽しいんだ、それが・・
てか・・・泊まるんだ・・・今からなら・・・
石川・・さんは?どこ・・・に?
金山君、開けちゃいけない!!その、ドアを!!!