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殴り合いデスティニー  作者: 火村虎太郎
天下一武盗会
16/90

手に入れろ、ホニャララボール

静けさの朝

校門の前。

金山が、大きく息を吸い・・・


「爆撃だぁ~こら~ぁぁぁ!!」


持っていた武器を投げ捨て、拳のみで、突っ込んでいく金山。

校内で待ち構える2~30人の指輪を狙う猛者達。


「うおおおおおおおお!!」


突っ込んできた猛者達。金山の素手勝負に応え、こちらも、武器は投げ捨てる


(か・・かねやまくん・・・)メイドのひとみちゃんも、影で見守る。


(ばかっ・・!あの一年坊・・2~30人相手に正面から突っ込みやがった・・)アイドル佐藤先輩


まるで映画のワンシーンの様。

うんっ金山君まず、武器を捨てさすってのには、成功だね。

これで、今年は、素手で・・・みたいな、感じになったよ。さすが。


少しの乱戦のあと、倒れる金山。指輪はすでに、誰かに奪われた様。

「絶対取り返してやるぞ~こら~」吠える金山


「なかなかじゃねえか・・・」椎名

「ふっ・・やりてぇだけだろ・・」田代

「やっ?やりたい?・・」滝部


もう、朝一から来てる三人。もう、朝市も開催されてるね・・・・祭りになってきたね。


「大丈夫か?金山・・・」心配して駆け寄る一年達。

「ああ・・でも、終わんねーぞ・・・このままじゃ・・」すごい金山の闘志に燃えてきた一年


「ちょっと、保健室で、休んでくるよ・・」金山ふらつきながら

「ああ。そうしろ。俺達も、授業始まるからいくぜ・・」一年男子


保健室に向かう金山


「バカだねアンタ・・」聞き覚えのある声が・・

「あっ・・いやっ・・」緊張の金山、佐藤先輩だね。

「でも・・真っ直ぐな男は嫌いじゃないよ・・・

 また、取り返せば、いいじゃない。最後に勝てばいいんだよ。」やさしい佐藤先輩

「はいっ!がんばります。」金山やる気マンマンのマン吉君

「じゃあね・・」そういって去って行く佐藤先輩


(真っ直ぐな男~?・・・けっけっけっ・・極悪だよ、俺ぁ~)どうした金山?


保健室でしばらく休む金山。


一年教室では、

「なあ、なんか、理由があるんじゃねえか?金山・・」

不埒な理由がね・・・

「ああっ。あれだけの闘志、気迫、どうしても、勝たなきゃいけねえ・・みたいな」

闘志?気迫?本当に?

「もしかして、勝たないと、ヤキがあるのか?石川さんや滝部さんから?」

別に、無いね・・・

「そういえば、昨日、ドンキで、石川さんに、ヤキ入れられてるの見たぜ。」

ほんとに、焼き、だけどね・・・

「滝部さんの直の兵隊だしな・・それで、滝部さん朝から、確認に来てるのか。」

いやっ違うよ・・・暇つぶし。

「なあ・・ルール無用なんだから・・・」

「そうだな。」

「ああ。」


機械製造科のたまり場・・・オシャレっすね。・・ガン〇ム カフェですか。


「おかしいな?・・」

「ピコーン。ピコーン。」

「ああ。二つ?」

「ピコーン。ピコーン」

「やりやがったな!俺達より、先に・・」

「だが・・こっちが、正解だろ。」

「ああ間違いねぇ。少し泳がすか?まだ、二日目だ・・」


何かのレーダー探知機。ホニャララボール捜すあれ、的な。

そして、指輪!!

機械製造科、さすが!、偽者の指輪を製作。

さらに、指輪の場所が分かるレーダー探知機。

いいね!店にマッチしてるよ。そのレーダー。



もしかして・・・あいつ・・

そして、一年が・・・大変な事に・・・


あれっ?いないね?石川さんと、中野さん・・・

祭り好きなのに・・・


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