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勝負

村へ歩いている途中、小さく剣を背負った少女にあった

"お前が剣先 紫苑だな?"

私は首を縦に振った

"フン、だと思ったぜ、俺と勝負しやがれ"

勝負?何の?と思ったが彼女は剣を構えたので私は理解した。彼女は剣の勝負を望んでいる、

"ならば!"

私は剣を構えた

ゴングはない、お互いが剣を構えた瞬間から勝負は始まっている

"そういえば、どうやったら勝ちなの?"

"俺はお前を殺すつもりはない、だから一撃、剣を飛ばしたら勝ち"

"わかったわ"

わかったわと言い終えた瞬間、彼女は突っ込んできた、手練れというのが素直な感想だ。人との戦闘に慣れている。私は咄嗟に防御体制を取ったが体ごと飛ばされた、何という突進力、空中で体制を変えるのは難しい、彼女はそのまま地面を蹴り私に迫ってきている

(このままだとまずいな)

私は体を捻らせ回転を生み出し彼女を地面へ落としたすかさず剣を構え直し薙いだ

(まだ剣が飛ばないか)

だが手応えがなかったわけではない

彼女は慌て剣を構え直した

そんな彼女に突進し剣を薙いだ

彼女の剣は空高く飛んだ

"くっそ〜負けた〜"

"あなた強いわね。何してる人?"

"お前と同じ狩人だよ"

"へ〜そう同業者だったのね、どうりで剣の扱いが上手いと思った。"

"なあ、一緒に旅してくれないか?一人だと退屈でさー"

"別にいいけど"

"そういえば名前は?"

"幽鬼 琥珀って名前だ"

"じゃあ行きましょうか、次の村まで遠いし"

"あ〜あ、私も魔族みたいな能力あったらな〜"

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