国庫から報酬前獲りまくれっ!
異世界転移 直後に、レベルMAXにしてくれる 白い神様?はいない!
気まぐれで 無責任、テンプレな白い神様!
ラノベ大好物ニホン人!テンプレには、あくまで 抵抗する。
対抗策なんか、ラノベの数ほどあるからな?
聖女 VS 法王
「旅にだします。ワラワの弟子、聖女シャクナゲと共に 黄龍帝国帝都まで、レベル上げと スキルアップの訓練!魔物との実践経験!盗賊団退治による対人戦!今現在までの、ユーラシア大陸の歴史や一般常識の勉強!コレは、決定事項です!ワラワに 召喚者を預けるなら、コレは 決定事項です!!」聖女アリエルは、何千年生きたか年齢不詳さを 全くカンジさせない、永遠の18歳の若さと美貌の頬を ピクピク引き攣らせ、ゲキオコぷんぷん状態ですっ!!と、ドアを蹴破って 法王にまくしたてた。
「あっアリエル! ドアはノックするものだ…。けっ蹴破って… ナンテ…、… えっ!旅に出すとな?!!」ベルゼバブ法王は、平生を装ったが 震える一歩前だった。
「復唱!!」聖女アリエルは、ドスを効かせた一言を放つ!
「えーっと…?…(汗)… (汗)…」
聖女アリエルのコキュートスの目線!!!
「わかっておる!召喚者達は、聖女と訓練の旅に出す!目的地は、黄龍帝国 奴隷制度廃止!奴隷開放だ!法王の厳命である!!」
「正解! ワラワは、法王の厳命を執行するため 非常に忙しくなった!忙しくなってしまった!必要経費は、前金だぞ!動きが取れなきからな?!成功報酬も、帰還後 言い値で頂く!覚悟しておけ!!!必ず、厳命は 達成してやる!今の言葉、誓約証に魔法で焼き付けた 署名して、血をたらせ!」聖女アリエルは、出来る女だ!
「ここだな?……。署名、捺印、…っ、ポタポタポタでいいな?」3枚に署名捺印、血をタラした法王は、聖女アリエルを 信頼している。出来ないコトは、キッチリ断る聖女アリエルが 報酬は恐ろしいが、厳命達成を確約したのだ。ソレは、もう、目的達成したのと同義!
「国庫から、好きなだけ 何でも持って行けばよい。武器やアーティファクトも 好きなエモノを、召喚者達に 見繕ってよい。本物の勇者と 勇者のたまごが闘って勝つためなら、神器もおしまぬ!」聖女アリエルの 口角があがった!
「任せておけ! 途中経過等一切報告せぬ! 時間のムダだ! 最短5年、最悪でも 8年て、目的は達成する。8年は、ジッと待て、よいな?」
「8年だな?ふんっ、召喚者のレベルアップ次第か…、いいだろう!8年間後、笑顔の報告を持ってくるのだ!!」法王の威厳は 保たれた!…ハズ
ちょろっ!……
聖女アリエル、永遠の18歳は ドアの外で待たせていた、愛弟子シャクナゲと 召喚者達6人を、ぞろぞろ引き連れ 国庫の前に来た。
「国庫に入る!」番人に 顎をしゃくる聖女!
「聖女アリエル様!国庫は、手続きを…」
「無礼モノっ!この証文が 目に入らぬかっ!」
「は、はっ!」番人ジャンピング土下座!!
多分、聖女アリエルが やってみたかった、小芝なんだろーなぁ…と、聖女シャクナゲと召喚者達は、初めて気持ちを1つにした 瞬間だった…。
気が合いそうで なりより…。
色々あったけど、国庫に入ると 聖女アリエルは、全く躊躇なく、大ミスリル金貨とミスリル金貨、白金貨と大金貨、金貨とルビー、サファイア エメラルド、ブラックダイヤを アイテムBOXに、手当たり次第ポイポイポイ投込んだ。
「お前達!ボーッとしてないで、自分の武器を選べ!フィーリングで、好みの神器か魔剣 ガラクタは駄目だぞ!シャクナゲ!8年分の 旅費を、アイテムBOXに入れんかっ!野垂れ死にたくないだろっ!」聖女アリエルは 自分の報酬を入れてるのだと、7人は 理解した。理解した途端 必死で、国庫をあさり出す。命がけの旅、戦闘の日々が始まるのだ!!最初の試練は、武器選びだ!!まずは、一番強いだろう 神器! アイテムBOX(時間停止)も探し、防具も揃えないと…!
「1時間だっ! 法王の気が変わらない内に、トンズラするぞっ! 急げっ!」切羽詰った聖女アリエルの 発破に、7人は インスピレーションのみで、神器の武器防具を選び アイテムBOXに突っ込み、正殿前に待たせておいた馬車で 夕方前には、聖国を出ていた。
召喚者達は、指輪式の時間停止アイテムBOXに それぞれの武器防具と、時間が許す限り 金銀財宝も、アイテムBOXに必死で入れていた。
「召喚者達よ、次の街で宿をとる。ゆっくり風呂に入り 夕食にしよう。明日出立は5時だ。朝食は、馬車で食べる。遅れる奴は、置いて行く。話は、朝食後 馬車の中でする。ここまでのように ソレまで、何も話すな!よいな?監視と、盗聴は、この世界では 当たり前だ!そうだろっ!」聖女アリエルは、馬車の中で吠えた!
……皆さん、アイテムBOXは 2種以上確保できましたか?あと、明日 自己紹介時の偽名と、神器の武器防具を1種類を申告してください。サブ神器は、別のアイテムBOXに入れておくことと メインの武器には、使用者権限を設定して 手を離れても、手元に戻る設定を忘れないで!!本名が知れると、命の危機に直結します!絶対 仲間にも教えなきよう!!……。
馬車は、無事に 隣街に着き、何事もなく就寝できた。翌早朝、5時 出立したのは、聖女アリエル自前の アーティファクト馬車、昨日の馬車は 10時に出立するはずだ。別の聖女を乗せて。アーティファクトの馬車は、ホテルのラウンジそのものだった。キッチン トイレ付(水洗)!
「朝食も済んだ! 美味しいお茶、コーヒーで 食休みも済んだな?楽しい 自己紹介の時間だな?ふんっ!一発目は、ワラワだ!」聖女アリエルは とても楽しそうに、破顔した。
「ワラワは、聖女アリエル、昨日までは トップだったが、退職し このパーティーの顧問になる。永遠の18歳 ハイエルフである。得意技は、エリアヒールとエリアキュア、後はヒミツだな? わざわざ必殺技をひけらかすのは マヌケだけだ。次は、聖女シャクナゲっ お前行け!」
「聖女シャクナゲでしゅ…すっ!」(カムと思った!聖女アリエル他6名全員が頷いた!)
「っ?人種です!特技は ハイヒールとキュアです。リアル17歳ですっ!皆さん、シャーと呼んでください。」聖女シャー!!かわいい!
「私は、徳川スバル。特技は 多分 剣で闘う前衛です。得意ワザは コレからガンバります。スバルと呼んでください。」ペコリ。爽やかだ。
「オレは、田中ショウ。特技は、短剣かな?得意ワザは、オレもコレからガンバる!潜伏できる 忍者を目指す!ショウと呼んでほしい。」ペコ。
「ボクは、小川ランコ。得意な武器は、弓かな?後衛で 矢の雨を降らせる。必殺ワザを訓練する。ランと呼んで!」ペコリ。ボクっ娘だった!
「オイは、山中ヨサクじゃ!大盾使いのタンク!タゲをとり、壁になる!ヨサクじゃ!」ペコ!
「アタシは、白鳥アヤメ。細剣使いの前衛だわ。ホホホっ、突きあるのみ!メメちゃんと呼んで。」お嬢様か?ビミョーな?
「琉球ポメル。魔法使い。水。後衛支援。ポー。」ペコリ。無口らしい…。
「時計マワリだったな?ははははっ!短い付き合いだが、ワラワ達は ウマが合いそうで良かった!ムリせずとも ゆっくり仲間になれ!焦らせたのは、国庫から ドレだけブン獲れるかだった!取れるじゃなく、そのまま獲れるでな?ワハハハっ!長期間 潤沢な予算で、おのれを磨く必要は 理解出来ておるらしい、遠慮なく頂いたようだしな?」全員笑顔で 頷いた!
「国庫にしてみれば、ちっぽけな量だから 報酬だと考えろ!安いもんだ!ワハハハっ!」
「召喚者さん達…いいえ、仲間さん達は 悪役ではありません。勇者は、正義ですから、勇者のたまごも正義です!では、正義同士闘うのか?いいえ、人は 話し合う事が出来ます!しかし、話し合うには、同じ土俵に上がる必要があります!解りますよネ?勇者と同じ強さで、話し合うのです!お勉強と訓練の旅になります!トモニ頑張りましょう!」
召喚者達は、今 初めてホッとした。悪役ではない!正義だ!良かったぁー ガンバれる!
聖女二人も 召喚者達をみて、破顔していた。
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