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ヤル気すぅい〜っちぃ〜っ…  作者: 小泉ハヤト
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3歳児の最終兵器編

 テンプレ ラノベの法則

  

 テンプレっ? カモぉーン!!



 帝都から半日の お昼時、小綺麗な馬車は 小さなむらを、通り過ぎて 2キロ程離れて止まった。御者は 執筆イリア、1人馬車を降り 焚火を始めた。

 馬車から、小さな幼児が出ようとしていた。

「お坊ちゃま! お昼ご飯が出来たら お呼びしますから、もう少し馬車の中にいてください。」

「退屈だから、外がいい!」執筆イリアは、仕方なく ハヤトを抱き抱えて、焚火の側のいすに座らせた。

「ボクっ娘は、絶対ムリだよ。メガネと 銀髪は、ガマンけど。」ツインテールにリボンなんて、ダレ得?(ロリコン得か?)

「旦那様と奥様が、リボン等 準備されたのに…、報告したら 斬首されます……。」

「いやいやいや 斬首は、絶対ない!断髪 ツルツル位ダロ?知らんケド?」

「語尾が消え入りそうです!全く!この事件(聖国の召喚者)が、解決するまでは 坊ちゃまと2人行動なのですから、まあ、ボクっ娘の件は ウヤムヤにしますよ!」キレ気味なイリアである。

「串焼きとか、焼き立てのヤツだろ?何で焚火にあてるの?直ぐ食べよう!」

「一応、盗賊団が 食い付きそうなんですから、それなりな演出が 必要でしょうが!」マメなイリアだ!



…「カモネギってなぁ、初めてですぜ!!あんないい馬車に、御者と幼児なんて!襲って下さいってなもんですぜ!ゲヘヘへ」

…「もう少し、小さい声で話せバカ!ついでに、口のマワリも拭け!っちっ!おまえ、袖口で拭くなよ カピカピダロが!!」

…「カシラに、鳥を 飛ばしやしょうぜ!今夜夜襲で!!」

…「もう、とっくに 鳥は飛んでったよ。今夜夜襲だ。まあ、馬車と馬、幼児は奴隷に売り払って、御者は消す。儲けは少ないから、小頭のパーティ7人でも オーバーキルだな?」

…「えっ!小頭ですかい?へへへっ…!」

…「汚えヤツだな!もう寝ろ!偵察は終わりだ!」



「さっき、鳥が飛び立ちましたね。」

「ちょろっ! もう、盗賊団が釣れたの?」

「釣れましたねぇ! お昼ごはん食べたら、馬車の中で お昼寝してくださいね? 夜襲確定してますから。」

二人は、昼食後 普通に馬車を出し、夕方 街道を、少しそれた空き地で野営に 入った。普通に焚火で 夕食を温めて食べ、早目に イリアの魔法で、結界をし 眠ったフリをした。

「出来れば、24時前に 襲ってくれないかな?」

ボクは、3歳だぞ!身体は、幼児だから 前世の記憶があっても、3歳の身体に引っ張られて お子様時間感覚になるんだよ! 深夜23歳とか ガマンできるかな?

「まだ、20時ですよ?もう!襲われたら 叩き起こすんで、寝ててください!」

「イエス!サー! おやすみなさい…」ボクは、コテンと眠った。

「ダレに似たんだか…、ゾクつ(奥様の殺気?)お、奥様なんだ……。」イリアは、深く考えるのを 本能でヤメた! 命に かかわりそー… 



 

…「用心棒の 冒険者も、雇ってないのかよ。何て 不用心な獲物だよ! ちっ!こんなの、下っ端の 訓練にすりゃあ良かったぜ!」

…「小頭、結界は 薄いですぜ!魔物除けで 人は、踏み込める結界でさぁー!」

…「ったく!盗賊団をナメてやがるっ!ズズーんと、後悔させてやろうじゃねぇか! ふん!真正面から 武力行使だ! やっちまえ!」

小頭は、24時丁度に 合図を出した。





「ハヤト!起きろ!来るぞ!!」

「ム~ン!あと、5分…。」 ポカっ!

「あっ!頭を叩くと、バカになるんだぞ!ソレに、ボクを叩くなんて!」

「パーティの仲間に、遠慮なんか出来るか!ハヤトは、仲間だから 二人は、ヒフティヒフティだろがっ!」

「ごめんなさい…。… …クソっ!盗賊団めっ!八つ当たりしてやるっ!」

「アハハハっ! ややウケだ!」

戦闘モードでは、冒険者パーティとする!と決めたのは ハヤトだ。3歳のクセに…!と、イリアは 思い出したのは、ナイショだ…。



馬車から、馬が そっと外されて、連れて行かれた。

ドガッ!!馬車のドアを 乱暴に蹴り、グギャっと 人が出してはならない音がして、「っ!」ドシャっと 馬車から人が落ちた。

「自分の足より、馬車のドアが硬いと 考えないマヌケが、落ちたな?」イリアは、オモシロくもないと ハナをならした。

馬車のドアに、カギはかけていない ので、蹴破る必要はなかったのだ。

「こっるぁー!出て来やがれっ!こちとらぁー、泣く子も黙る帝都付近が縄張り盗賊団だっ!!」

(殲滅する…、コイツら トンデモないネーミングセンスだ!帝国の恥め!)

イリアが 黙ってドアを開けて、静かに出て行く。肩が、ぷるぷる震えている。アイツ(イリア)、ツボに入ったナ?

「震えてるお前っ! チビすけも抱いて 出て来い!いいかっ!チビすけも 一緒に、馬車から降りろっ!!」小頭が 脅す。

馬車に、戻ったイリアは 平静を装い「抱っこか?おんぶか?」と言った。

「ソコは、おんぶで…」ボクは、おんぶされて 馬車を降りた。

「バッキャローっ!抱いて出て来いと言っただろーがっ!おんぶじゃぁ、顔がちゃんと見えネェダロがぁっ!」イリアは、ぶっふぉーっと 盛大に吹き出してしまう。

「ボクは、男だ!3歳ともうすぐ2日目だっ!」正々堂々と、言ってやった!ふふん、まいったかっ!と、ない胸を張りすぎて 後ろに、ひっくり返りそうなのを イリアが、片手で 支えてくれた。

「おんぶされたまま、胸なんか張るな!」イリアに また怒られた!小頭のせいだ!

「チッ! 男か、ついてねぇ!売っても タダどうぜんかー。面倒くせー!ヤッちまえ!」小頭は、ボク達を ヤル気だ!

 馬車を背に、9人から 囲まれてしまった。

ボクは、イリアの背中から ポトリと、ツマ先から立ち 右足を出して、クルリと バク宙した。パパパパパパン!ドガッドガッドガッ!

小頭は、振り上げた右手が 勝手に、ダランと落ちたのを見た…?心臓が 爆発したように熱い?

 小首を傾げた小首は、そのまま地面にキスをした。いやいやいや、地面にダイビングした時は もう魂は、離れたあとだった。

小頭のパーティーは、全滅 バタバタと、次々に倒れた。

「ってぇ!」右足の膝から下を ブチ抜かれて、倒れ込みながら 偵察の盗賊二人は、状況が掴めず 右足の痛みに、のたうち回る。

「「ヒール!」」仕方ないから、1人ずつ同時にヒール(血止めと、痛み止め)をかけた。

「お前達!ヘンテコ盗賊団!質問に答えろっ!」イリアが、凄む所を 初めて見た。コェー!

…「おっ、お前らっ!悪魔かっ!小頭達に何をしたぁっ!」おっとぉー、質問に質問で答えたぞぉっ!何か ムカつく!

「あっあーん?質問だけに口を開け!盗賊団のアジトの場所と、盗賊団の人数だ!」

…「ケッ!死んでも口は 割らねえ!」偵察のクセに! 律儀な奴。

「まあ、お前が 話さないなら、もう1人に聞こう。仲間は何人いる?アジトはドコだ?」

「魅了!MAX!」

帝国の地図、帝都付近拡大版で アジトにシルシをつけた。魅了MAXをかけた 偵察二人は、魔法で開けた大穴に、7人の仲間を落として お互いを、刺し合い穴に落ちた。魔法で火葬し、魔法で穴を塞いだ。馬車に馬を戻し 盗賊団のアジトを目指す。


「あと21人も、盗賊がいるよ?全部倒すの?」

「旦那様から、盗賊団の殲滅も 命令されております。」今は、闘争モードでは ないらしいイリアが、敬語で答える。ボクとイリアは、母上達とは 別行動なのだ。

「盗賊団の 殲滅作戦って、イリア独りで良くない?ボクいらないよね?」

「あっ!見張り発見!ハヤトっ!馬車を 降りて走るぞっ!」… … 絶対 ムリクリ話題をかえたな? 仕方ない、全力戦闘モード開始!

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