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鬼と鬼子  作者: らゐる
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Interlude---002

人は変化する。当たり前のことだ。

時間が経てば身長は伸縮するし、体重だって前後する。

置かれる環境によって個人の生き方は変化し、性格だってその都度変化する。

人の凄いところは、環境が気に入らないものであればそこに変化を加える。変化を加える対象は、自分自身であり、周りであり、またはその両方であったりと様々だ。

私は、その変化の渦の中心にいることが好きだ。

新しいもの、新しい考え、新しい変化にいつも心躍らせられる。


私は彼を長く見てきたが、彼もまた私に新しい刺激をくれる変化の一つだ。

最初は、その程度だと思っていたけど。

彼と接していくうちに、また別の感情を抱くようになった。

今までになかった感情。

そんな感情を初めて知り、私はまた心を満たされる。

「じゃあ、いってきます」

愛しい子が私の研究室を出ていく。

私は彼の後ろ姿を見送りながら、過去の思い出と今の彼を想う。

大きくなったね、フェルディ。

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