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録話

 困惑。驚愕。私は酷く狼狽していた。私の放った魔法は、男に当たる前に消滅した。吸引されたようにも見えた。魔法は問題無く発動していたはずだ。どうして?

 だが、まずい、と直感的に理解した。急いでこの男から離れなくてはならない。横にいる彼女と意思の一致を確認し、すぐ逃げようとする。


 足が動かない。体の力が抜けていく。立っていることもできずに、倒れこんでしまう。その場に座り込んだ彼女は、こちらに近づく男をただ眺めていた。









 掃除機を起動すると、飛来する火の玉は吸い込まれていった。問題無く起動するようだ。


女は恐懼の顔をしていた。まぁ当然だろう。次に俺は掃除機を女達に向け、再び吸引する。途端に女達はその場に座り込んだ。今吸い込んだのは、彼女らの敵意や反抗心、ついでにちょっとばかりの自我と体力をほとんどである。俺は話しかけてみることにした。


「お前らは誰だ」

「こっちが聞きたいわよ!突然現れて!一体なんなのよ!」

「俺は男だ」

「そんなことは知ってるわよ!」

「あまり逆らわないようにしましょう。…私達は盗賊よ。ここで物を奪って生計を立てているわ」

「そうか」

特に話すこともないな。しかし、これからどうしようか。とりあえず街にでも行ってみようか。

 俺は掃除機女らにむけて、再び使用する。彼女らは掃除機に吸い込まれていった。街につくまでしまっておくとしよう。

 俺は街にむかって再び歩きだした。



(予定ではこの後街に到着する 戦闘は少し間開けたほうがいいかもしれない)


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