四階 選択肢
次の話からストーリーが分岐しますので「次へ」で読まない方がいいです
ありえない、作り話だ 四階へ行く 恐怖ルート
まあ、そうだよね 四階へ行かない 解明ルート
そんなこともあるのか 途中で帰る 不思議ルート
幽霊的な怖い話が好きな人は恐怖ルート
現実的な怖い話が好きな人は解明ルート
本当?な怖い話が好きな人は不思議ルート
を選択してください。今後の為、好きな話のみを読むことをお勧めします
以下、文字数埋めの短話
その日、エレベーターの修理に呼ばれた。エレベーターが急に動かなくなったそうだ。幸い、中には誰も乗っていなかったらしく、階段もあるので今は使用中止にしているらしい。
その会社の業務が終わってから来てくれという事で、修理開始が夜の9時を回った。
「割増料金を貰わないとやってられんな」
上司からは、仕事開始まで待機してていいぞと言われていたので、パチンコで時間を潰していたのだが、今日1日働く分は負けたので実質ただ働きになるだろう。
「それじゃあ、お願いします」
会社の職員にエレベーターまで案内してもらう。見ると、起動させれば単純に直るエラーだった。
「よかった。これならすぐに帰れそうだ」
エレベーターを起動させると、5階から降りてきたエレベーターが3階で止まる。まだ誰も利用していないはずなので、もしかしたらまだエラーの原因があるのかもしれない。
「仕方ない、見てくるか」
パソコンを持って3階へと上がる。エレベーターの前に立つと、急に扉が開いた。
そこには、うつむく黒い女の影が立っていた。




