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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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道で

散歩を日課にしている


雨でも、暑くても、時間が無くても必ず歩く


今日は、いつもと違う道を歩いてみた


普段は通らないような狭い道だ


向こうから、高校生ぐらいの少女と、同じくらいの青年が歩いてきた


少女は、すれ違いざまに「こんにちは」と言ってくれた


私は、「こんにちは」と返した


そして、次の青年には私の方から「こんにちは」と言った


すると、青年はびっくりした顔で逃げて行った


何か変だったかな?と思ったが、気にせず散歩を続けた


次の日、同じ時間に昨日と同じ道を歩いてみた


すると、また少女と青年が歩いてくるのが見えた


今度は、私の方から少女に「こんにちは」と言うと、青年が「こんにちは」と答えた


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