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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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密室殺人2

俺は知人から借金をしていた


最近、催促がひどくなり、少しも返せないと殴られた


もう我慢の限界だ


俺は知人の隣の部屋を借りた。実行は1週間後だ


1週間後、俺はベランダから知人の部屋のベランダに移る


俺は馬鹿だ、ベランダには鍵がかかっているに決まっているじゃないか


時計を見ると、夜中の1時だ


はぁ、また計画を練り直すかと思っていたら、玄関のドアを開けて知らない奴が入ってきた


そいつは、知人の首を釣り糸の様なもので絞める


俺はベランダで、カーテンの隙間からそれを見ていた


全身真っ黒で顔も確認できなかったが、体の細さからそいつは女だと思う


女は、そのままドアを開けて去っていった


俺は慌てて自分の部屋に戻ると、さっきの女を追いかけた


なんとか、バイクで逃げようとした女に追いつくと、声をかけた




「そう、見られていたのね・・・」


女は、逃げるのを諦めたのか、身の上話をしてくれた


以前、あの男に騙されて、借金を負ったこと、それが原因で母が過労死し、せめて恨みを晴らそうとした事


俺もあいつに恨みがあったことを伝え、アリバイ作りに協力すると言った


今は、俺と一緒に住んでいる





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