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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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その日、特別なことがあったわけではない


普通に、晴れた日曜日のお昼ごろだった


僕は2階でゲームをしていた


「そろそろ休憩するか」


朝起きてからぶっとおしでゲームをしていて疲れた僕は、休憩がてらに洗面所へ行った


僕の家には1階にも2階にもトイレがある


だから僕は2階のトイレへ入った。普通に近いからだ


トイレから出るとすぐに階段がある


ふと、下を見ると、妹が上を見上げていた


妹はいつも笑っていて、快活な性格なのだが、そのときはなぜか無表情で2階を見ていた


その姿に、僕は声をかけることが出来なかった


「おばあちゃん……」


妹は、それだけ言うとどこかへ去っていった


それからしばらくして、親戚のおばあちゃんが亡くなったと連絡が入った


妹には、何かが見えていたのだろうか


聞いても、覚えてないとしか言わないが

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