表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
553/862

ゴミ収集車

今日は朝から嫌な予感がしている


いや、3日に1度は嫌な予感がしているし、なんなら何も起こらない日の方が多い


だから、この日も嫌な予感はするけど普通に仕事をしている


俺の仕事はゴミ収集車の運転だ


いくつかの集積所を回り、そろそろ終わろうかというとき


「ちっ、嫌な予感があたったか」


集積所から少し離れたところにゴミ袋が落ちている


ただ落ちているわけではなく、カラスがつついてやがる


その横を、ゴミ袋を抱えたおばあさんが通りかかった


「ぎりぎり間に合ったわね」


すれ違いに俺達は、ごみ袋を拾う


中身は生ごみだったのか、地面に散らばったゴミは湿っているようだ


「やっぱり今日はついてない日だったな」


ゴミを集め、収集車の元へ戻る


そして、ごみを放り込もうと後ろに回った時


「……本当についてねぇ」


上半身を収集車に突っ込んだおばあさんが見えた


相棒がうっかり機械を止め忘れたうえ、おばあさんも律義に自分でゴミを放り込もうとして巻き込まれたのだろう


背骨が完全に折れているように見えるので、すでに生きてはいないだろう


俺はおばあさんの全身をしっかりと収集車の中に収容すると、何事も無かったかのように仕事に戻った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ