表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
393/862

win-win

「この薬は、使うと30%で死にますが、50%で病気が治ります。20%で効果が出ません。こちらの薬は、使うと10%で死にますが、事前に使わないと効果がありません。また、事前に使っていても、50%の確率で病気にかかります」


俺に突き付けられた選択肢は2つ。病気にかからないように予防接種をするか、病気になってから治療薬を打つか。


「先生、ちなみに、事前に使う方は、仮に効かなくて病気になった後でも治療薬は使えるのか?」


「使えますが、その代わり死亡率は50%にあがります」


単純にいけば、病気にかかった時に治療薬を使えば50%の確率で治る。もう一つの薬は、50%の確率で病気にかからない。そう考えると、死亡率10%で50%病気が治ると考えてもいいんじゃないか?


「分かりました。それじゃあ、予防薬の方を投与してください!」


俺は予防薬を打ってもらい、意気揚々と帰った


そんな俺が帰った後の病室では


「やっぱり、数字上はそう思うわよねぇ」


看護婦は、ポツリと言った


「ただ、病気にかかる確率が50%あがるのよね、あれ」


「はははっ、私は嘘をついていないのだから。あとは受ける人次第だろう」


「先生も、あくどいわねぇ。結局、ほとんどが予防と治療を両方打つことになるのに」


「まあ、それが我々の給料になるんだから、win-winだろう?」


「そうかしら?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ