表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
357/862

黒いスカート

小学校の友達と3人で公園で遊んでいると、いつの間にか近くにこの辺で見かけない女の子が居た


「おい、お前。ここは俺達の遊び場だぞ」


その子は黒髪の毛が長くつややかで、綺麗な子だった。上は白のブラウスの様なものを着て、黒いスカートを履いている。身長は俺達よりも低いので、小学校低学年だろう


「たまたま寄っただけよ。いいでしょ? 見るくらい」


女の子は生意気にも俺達に気後れすることなくしゃべってきた。そのあまりの堂々とした態度に、俺達の方が気後れする


「ま、まあ、見てるだけならいいけどな」


俺達は引き続きボールをけったりして遊んでいた


しかし、見られていると気になるもので、ベンチに腰掛けた女の子をチラチラと見る


「仲間に入れてやってもいいぞ」


友達の一人が、女の子の綺麗さに惹かれたのか、勝手に仲間に入れようとした。まあ、別に反対する理由も無いけどな


「本当? 私、友達居ないからうれしい」


そう言ってベンチから立った女の子のスカートのが、ほつれているのに気が付いた


「おい、糸くずが……これ、髪?」


よく見ると、女の子のスカートは糸ではなくて髪の毛で編んであった。これだけの毛髪を集めるのも大変だと思うが、それよりも気持ちがわるい


「や、やっぱり遊ぶのやめた。俺帰るわ!」


俺は慌てて逃げるようにして帰った。次の日、最初に女の子に声を掛けた友達が学校に来ることは無かった。公園には、その友達と同じくらいの長さの髪の毛が大量に落ちていただけだった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ