表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
322/862

空き巣が

ふと、人の気配を感じた


この家は代々農家をしており、それなりに広い敷地があり、家には十数部屋もある


そんな中、家族が親戚の法事で1日留守にし、車も車検やらなんやらで空になっていたため無人だと思われたみたいだ


丁度暑かったこともあり、さすがに1階は鍵を閉めているが2階の窓は開けっぱなしだったのも悪かった


ついでに言うと、私の部屋は電気が消えている。うん、どうみても外からだと無人にしか見えないな


どうせ家には現金なんか置いてない上に、貴重品は金庫の中だ。盗られたとしても大したものはないので、犯人に遭遇して危害を加えられるのを避けるためにも無人だと思わせてさっさと帰ってもらおう


私は念のために冷蔵庫の中に隠れる。普段使っているのは大きな冷蔵庫で、小学生くらいの私が入れるくらいの小さな冷蔵庫も隣に置いてある。大きな冷蔵庫で入りきらなそうなときだけ使うやつだ


冷蔵庫は完全には閉めない。完全に閉めてしまうと、内側から開かなくなる可能性があるからだ。試したことは無いけれど


おかげで、外の音が少し聞こえる


最初は静かに歩いていた足音も、寝室に誰も居ないことを確認した後は結構雑に音を立てて歩いている


たまに引き出しを引き出す音や、タンスを開ける音、無駄に食器棚まで調べているようだが、さっきも言った通り大したものはもともと置いていない


「ちっ、しけてるな。でかい家なのに何もねぇ」


悪かったな、何も無くて


「とりあえず、現金も無いし飲み物だけでも頂いてさっさと帰るか」


やばい、足音がこっちに来る! 冷蔵庫は大きな方を開けますように!


「ん? 少しドアが開いているな。どれどれ……ぎゃー!」


犯人は、私を見て慌てて走り出し、玄関のドアをガチャガチャとして、開かないと思ってパニックになり、鍵を開けることを思いついたのか、ガチャっと鍵を開けると飛び出していった


私はこう見えても、座敷童なんだけどね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ