表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
186/862

何でも屋

俺は何でも屋をやっていた事がある


止めた理由は、本当に「何でも」依頼されるからだ


始めた当初は、資格も結構持っていたし、機械の修理なんかも得意だったし、ガタイもよかったため、引っ越しの手伝いや、調子の悪い機械の修理、水回りの修理などを想定していた


一番最初の仕事はいつまでたっても集金できない家を見張っててくれだったけどな(笑


1時間2000円程度で請け負っていたので、短時間の仕事は結構もらえた


あるとき、アパートの大家をしている人から依頼が入った


「住人が孤独死したので部屋を片付けてほしい」


俺は引っ越しの手伝いと似たようなものだと思って、手袋とマスクしか持っていかなかったのだが、実際に現場を見てみると最悪だった


人の形に体液が浸み込んだ畳に、生ごみが腐った匂い、大量の虫


正直、金に困っていなかったらすぐ帰っていたね


ただ、その時は本当に金に困っていて仕事を選べる状態じゃなかった


俺は吐き気をこらえながら殺虫剤を撒いて虫を退治し、ごみをまとめて捨て、嫌々ながら畳をはがした


何とか仕事を終えたが正直割に合わない仕事だった


さらに最悪な事が起きた


夜、寝ているときに腐った肉の匂いがして目が覚めると、足元の方にナウシカの巨神兵みたいな人型の何かが這ってきた


俺の足を掴んできたので、蹴るとグジョリとした感触がして腐臭がひどくなった


俺はなんとか逃げ出すと、台所へ行って塩をまいた


すると、人型の何かは苦しむようにして消えた


一人暮らしの俺に何か共感して出てきたのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ