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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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賽の河原

ここはどこだろうか


近くに流れる川の周りに、何人もの人が見える


すべて、白い装束を着ているようだ


呆然としていると、鬼が近づいてきた


「お前は死んだのだ。ここで石を積むがいい」


そう言うと、鬼は去っていった。自分の前には、数百の石があった


パズルには自信があったため、訳も分からず大きな石から順番に積んでいく


数十個積んだところで、鬼が再び近づいてきて、崩した


「やり直せ」


そう言ってまた鬼は去っていった


他の人を見ると、同じように石を積んでは崩されているようだ


石の数は、どういうわけか見た目が年老いているほど多い気がする


「早く積め」


鬼が来たので聞いてみる


「なんで石の数に差があるんですか?」


「この石は、生前に犯した罪の分だけの数がある」


なるほど、人は生きているだけで罪を重ねているのか。自分の数百が多いのかどうかは分からない


すると、急に子供が現れた。私もこうやって現れたのだろうか?


鬼は、その子供にも石を積めという


しかし、どう見ても詰めるわけがない大きさの石だ


「なんであの子だけ、石がとてつもなく大きいのですか?」


「親より先に死ぬのが一番の罪だからだ」


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