予言2
占いなんて当たらないと言っていた友人が、隕石に当たって死んだ
俺はそれは偶然だと示すために、占い師に占ってもらった
「あなたは、運悪く落下して死にます」
なんでこの占い師は死ぬ予言ばっかりするんだ!金持ちになるとか、美女と結婚するとかいろいろあるだろ!そう思いながら、占われたものはしょうがない
この話を、友人にすると「なら、俺が死なないように部屋を用意してやるよ!」と言うので、それまで地面より高い場所に行かないようにする。いっそ核シェルターでも作ってくれ
俺は日々、マンホールのふたを確認し、杖を持って地面が陥没しないか確認しながら歩いた
しばらくして、友人から電話があった
「強化ガラスで部屋を作ったから、確認してくれ!」
そこは、マンションの10階だった。そこしかなかったと言われても、落下する未来しか見えないが
「絶対に大丈夫だ。強化ガラスだぞ?割れるわけがない」
そう説得されて、見るだけ見ることになった。絶対に階段から落ちないように、這いながら上る。エレベーター?馬鹿いえ、絶対に落ちるだろそれ
何とか部屋に着いた俺は、確かに壁が強化ガラスでできているのを確認した。友人が壁に向かって石を思い切り投げるが、傷一つなかった
俺は壁をコンコンと叩くと、確かに固い
「これなら、安心できるかもしれない」
そう思って壁に寄りかかると、強化ガラスが枠ごと外れた




