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『cross world』  作者: 水碧 和布
一章
12/16

運営side

シロじゃない視点です

「社長この前アイリスが言ってたプレイヤーがようやく街に入ったようですよ」



「やっとかい、どうせ数日前にだろ?」



「バレました?昨日あたりですね、今はパーティーを組んだところですね」



「彼がかい?」



「ええ、しかも相手が一陣二陣三陣のトップですからねえ、驚きですよねえ」



「誰なんだい?」



「えーっと、マスカレード、戦乙女、氷の姫騎士ですね」



「朱莉もなのか」



「娘さんでしたっけ?」



「ああ、そうだね」



「戦乙女ですか?」



「ふふ、どうだろうね」



「まあいいですよ、どうせ答える気がないんでしょ?」



「ははは、それでどんな感じなんだい?そのパーティーは」



「なんか、喧嘩したみたいですね。結成してすぐに喧嘩するなんてすごいっすねえ」



「・・・鈴城君、その会話のログを回してくれ」



「社長、多分それ地味に規約違反ギリギリっすよ」



「大丈夫だ、責任は私が取るから安心してやりなさい」



「はー、面倒臭いことはやめてくださいね」



「はは、善処するよ」



----------------------------



「そういえば、彼は【シロ】だったね」



「捻りのない名前ですよね、いい名前が思いつかなかったんでしょうか」



「ふふふ、どうなんだろうね、彼なりに考えた結果だと思うよ?」



「社長がそう言うんならそうなんでしょうね・・・」



「それにしても、清水君はそれぐらいしか知らないのか?まあ過保護な彼にしては沢山教えた方かな?」



「清水って誰っすか?」



「そうだね、いつか君と会う時が来るかもしれないね」



「はあ、隠し事がいくつあるか分かったもんじゃねえですよ、社長」



「それにしても黒崎君、どこまで分かっているのかな、その様子だと教わったことしか知らないんだろうか」



「スルーなんですね、ええ分かりましたよ、まったく息抜きでもしなきゃやってられないっすよ」



「うん、そうだとしてもプレイヤーを殺すのはやめてくれないかな?」



「・・・は?」



「知らないとでも思っていたかい?」



「ホントあんたは化け物っすね」



「ふふふ、化け物か・・・」



「否定しないってところが怖すぎますって」



「まあいいじゃないか、通常業務に戻りたまえ」




・・・



「ふふふ、黒崎君、目を付けられない程度に頼むよ」








「ああ、これからまた忙しくなりそうだ」

あと登場人物紹介的なのを一回挟むことにしました

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