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第六話 高笑いする大金持ち女は自爆するという定義

おぉ、と歓声のような声が聞こえてくる、どうやらこの今の事態がバトルか何かと勘違いしてる者がいるらしい、だがそんな事はまったくもってない、これは向こうからの一方的な暴力だ


「えぇ、別にいいわよ、私のこの権力さえあれば警察なんて屁でもないわ、ただのゴミよ、ゴミ」


憎たらしい微笑みをつくりながらそう言った、確かにこの女の財政力なら警察、国なんてすぐに従ってしまうだろう、この目の前にいるお嬢様はこの国のトップにたつ最も大金持ちお嬢様、そのわりにはこうやって普通の街、店にきては買い物をしている、らしい、俺は会いたくも見たくもないので探しもしないが


「っあぁ、確かにそうだな、あんたのその財政力ならこの国なんて目じゃねえだろうな・・・」


などと頭の悪い俺は適当な事を言うが経済の事なんてほぼ何も知らないと言ってもおかしくはないぐらいに頭が悪い、ただよく聞く財政力やらそこらへんの子供でも知ってそうな言葉を適当に言っているだけにすぎない、自分で言っておいてとても恥ずかしいとさえ思えてくる


「あら、頭が悪い動物でも私がお金持ちだって事は理解していたみたいね、後そんな大金持ちの私とこうやって会話をしている事に感謝しなさい、愚民」


とても自分と同じ年とは思えない話し方、そして自分の同じクラス、自分と同じ年の人に向かって愚民扱い、むかつくというより哀れみな感情しか沸いてこないのはなぜなのだろうか


「・・・っ、ぐ、愚民って、じゃ、じゃあ!なんで貴方はこんな愚民が通うようなお店に来るの!?貴方みたいなお金持ちの人だったらもっと高いお店とかに行くでしょ!こんな愚民が買うような安い食材とかじゃなくてちゃんと新鮮な高い、おいしいものを!」


涙声が聞こえ隣を見てみるとホマレが涙目になり、鼻水を流しながらそう言っている、ものすっごい失礼というより場違いな考えだがいつもより女に見える、これは気のせいと思いたい一方で気のせいじゃない気がする


「?愚民の店で私が食材やらなにやら買えばこの店の評価があがるじゃない、そんな事もわからないのかしら?後それと、私だって普通の子供よ?スーパーとかでも普通に買うわ、そんな事もわからないなんて流石愚民だわ、頭の中までも能天気な猿なのね」


そう言いながらよく見る一般的な最終的に敗北を味わうような高笑いをしている、それを見てホマレは歯ぎしりしながら悔しいそうに見ている、一方で俺はあまりにも今のこの事態が異常、というよりアホらしく見えてきて欠伸が出そうになる、そんな今のこの様子を回りはざわざわと騒いでいる、おそらく今やっと目の前にお嬢様がいる事に気づいたのだろう、シャッター音やら他になにやら聞こえる、おそらくネットに流しているのだろう、そうした場合もしかしたら自分達も撮られ乗せられている可能性がある、

そうした場合俺達の身が危ない


「っ…おい、ホマレ、とりあえず今は怒りを収めながら急いでレジで会計を済ませて家に戻るぞ、こいつを相手にしてたらいつまで経っても終わらねぇよ…」


「っ!っ…う、うん…」


そしてこっそりと会話をしていた事がばれたのか物凄い血相でこちらを睨んでくる、俺達がいったい何をしたのか、それがわからない、ただホマレはバリアを張っただけ、なのにそれは壊されあげく俺の腕にも軽く怪我をさせた、怪我と言ってもジンジンと痺れるぐらいの痛みだが


「っ、俺達はあんたに構ってる暇はないんだ、あんたはこんな所で暴走して自分を汚名にするつもりか?いくら財政力があったとしても本当の意味での世間での評価はだいぶ落ちる、そう思うぞ?なぁ、違うか?三明寺麗華さんよ」


世間一般では目の前にいるこいつは綺麗やら女神などと言われているがそんな事はないかなり正確が悪く捻くれており他の人間達と違って気性が悪くすぐ気に入らない事があれば攻撃をするもの凄く立が悪い人間、そんなやつだこいつは


「…別にどこの誰かも知らない人達の評価なんて気にしたりなんかしないわ、それにね、この世界は楽しんだ者勝ちなの、誰かに遠慮して拘束されていく世界じゃないの、自由なの、違う?違わないわよね?」


経済的な話から哲学的な話に変わりつつある事に気づき俺はホマレに合図を送った、合図は先に会計を済ませておいてくれというサイン、そして唖然としてる店員に話しかけホマレが会計をやりだした途端に俺は


「悪いな、俺そんなに頭良くねぇし、考える事が出来ない猿、だからさ哲学とかそこらへん言われてもわからないからさ、他の人に渡ってくれねえか?俺達みたいな愚民、凡人に話かけてもおもしろくないだろ、精々そうなんだ、とかへぇ~とかしか返せない頭だからさ、他渡ってくれ」


なんとか時間稼ぎてきな事ができたのか後ろから俺の名前を呼ぶ声が聞こえそそくさと立ち去る事にした、その時のその目の前にいた女は何を考えていたのかわからない、ただもう二度と関わりたくない、そう思えた、だが同じ学校、同じクラス、というどうしても関わることになってしまう、だがそこはもう諦めた



「ふぁ~ぁ、緊張してたせいですっげえ眠気が半端ねえぞ・・・」


「あははナツムありがとうね、かっこよかったよ?私の事守ってくれて~」


そんな事を言い外にも気にせず平気で抱き着いてくる、心臓に全然よくないので、できる限りやめてほしいとさえ思える、それに周りか微笑ましい光景に見えるが自分達からしたら男が男に抱きつているという奇妙な事態とさえなっている



眠気が半端ない・・・そのせいで文章がかなりおかしくなってる気がする・・・

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