第二話 女ほぼ同然
「食べ終わったら流しに出しておいてね~、私汗掻いてるから風呂入るからさ~」
「もぐもぐ、はいはいわかりましたよ、わかりましたから早く入れ!」
あれから先に食べ終わったホマレは食器を先に洗い流した、そして俺は食べるスピードが遅いためのんびりと食べている、そしてそんな俺が食べている最中に真ん前で堂々と脱ぎ、全裸状態、はっきりという飯がまずくなるからやめろ
「ふふふ、私のこの体を見てもなんとも思わないのかにゃ?」
「う~ん、そうだなぁ、男のくせしてすっげえ痩せてて女みたいな体してるくせに下半身は・・・あ、お前小さいんだったな」
なにか褒め言葉らしき事を言ってやろうとした矢先に真ん前に出てる小さい突起物、そして卵二つを見てそう思った、いやだってさ、小さいころから全然変わってないし、後たまご程でかくないからな、せいぜい飴一個分ぐらいの大きさだぞ
「う~ん、それは褒められてるのか褒められてないのかわからないな~」
「もぐもぐ、ごくっ、いいからさっさと入れ!!」
俺はホマレを無理やり押し風呂場へ押し込んだ、学生寮のわりには風呂が大きく大変いい暮らし、しかも二人暮らしでも家賃は一人分だけ、とてもおとく!
「ヤ~ン、ナツムノエッチ・・・」
「なんで片言なんだよ・・・」
扉越しにそう言いリビングに戻り食べる事にした、そして食べてる最中にあの日、丁度ここに来る前の事を思い出した
『ホマレちゃん、気をつけなさいね、ホマレちゃん可愛いからナツム狼みたいになって襲っちゃうかもしれないから・・・』
『おいナツム、絶対手、出すんじゃないぞ!』
『ホマレ、がんばってね、あ、ナツム君、襲うとしたら』
『おい、母さん変な事言うな、あ、ナツム君、気にすることないぞ』
ナツムはその時自分の両親二人、ホマレの両親二人から言われた事を思い出しそんな事するか!!と思い出し腹が立ち無理やりご飯を口の中に入れた、そしてここに引っ越してきてから約一年ぐらい経っている
「・・・そうだ、ちょうど引っ越し祝いって事でホマレの母さんに菓子貰ったんだよな、確かここに~」
俺はふとその事を思い出し、菓子を閉まってある引き出しを開き見た、そして丁度貰った菓子がありそれを取った、がその時何か違和感を感じた、妙に隙間のような、そんな満帆じゃないような感じ
「・・・まじかよ、なんで減ってんだよ…あ、まさか…」
そう、しかもその菓子は袋閉じのもので一回開けた場合その菓子事態が湿気ったり、食べられなくなったりする、しかも今のこの時期菓子と言っても腐る確率は高くなる
「おい!!ホマレ!!お前この前一年前にもらった引っ越し祝いの菓子食って、引き出しの中に入れっぱなしにしてただろ!!」
「っえ、あ、あ~・・・そんな事もあったようなぁ…あはは…」
ひょこっと、顔だけをドアから出し苦笑い、しかも怒る気も失せるくらいに変な事をしていた、大人になってまで耳にシャンプーが入りたくないという理由で頭にシャンプーハットをつけている
「・・・はぁ、お前が女面してなかったら今すぐ吹き飛ばしてたところだ・・・」
「!にゃはは!流石私!悪いことをしても許される!美女の特権!」
そんな事を高笑い気味に言っている、まれにだがこいつの事を下半身だけを見なければ女に見えてくる時がある、顔、体、声とすべて女のパーツそのもの、ほんと何がどうなったらこんな事になるかわからない
「意味わかんねえ・・・」
「あ、そうだ、ナツムも一緒に入らない?お菓子を湿気らせたって事で!」
「入らん!俺はまだ食器の片づけが終わってないんだ!」
俺はそういい断りリビングに戻ろうとした時、首根っこを捕まれ横転した、なんで横転したかはわからない、おい、力強すぎだ、俺の首が、首が!!
「まぁまぁ、断らずに!一緒にお風呂入ろー!」「
「おい!待て待て!俺まだ服着てるっ!!」
そう言い終える前にすっころび風呂場へ引きずられ見事風呂場へ突っ込んだ