契約の天使の妹
ちぃーすメタっすー。
前は皆とやったけど今回は一人でパリピだからウチワールド展開させまくっちゃうからそこんとこよろしく。
まぁ意外と緊張してるけど・・・
で、今回は学校で起きたとあること、驚いたよね〜あれは。
じゃあ、いっくよー。
ウチは朝一人でBluetoothを聴きながら登校してんのよ。イヤホンとかヘッドフォンじゃないんだよねー。楽って言うかコードも無いし便利過ぎなんだよねー。
学校に着いてからはまずミカ達に挨拶してからは寝るか喋るかどっちかなんだよね。
朝弱いから眠くて眠くてマジやってやんないってなるからさ。
今日は寝る気分かなー。言ってウチの前の蒼もミカも来てないし。そもそも今日はいつメン誰も来てないし。
まぁ寝て起きたらチャイム鳴るぐらいがちょうどいいかなー。
んじゃおやすみー。ウチが寝そうになった時だった。
「やっほーお姉ちゃん」
パッと横を見るとそこにはいるはずのない子が・・・
「さ、サン?」
ウチの妹サンが当たり前のように立っていた。
「驚いてる?」
「驚いてる・・・って言うわけでも無いかも」
ウチの妹、いきなり出てきたりしてもあながちおかしくない。昔からそんな感じだしね。
これを当たり前って思うウチもどうかと思うけどねー。
「どうしたの?てゆーかその制服ってウチらと一緒じゃん。もしかしてサンも転校してきた感じ?」
「察しはまぁまぁだね。一年生として今日から。でもお姉ちゃんやミカさんと違って私は帰国子女、設定的にも上にしたから」
相変わらずにそういう所はやっぱ図々しいんだよねー。ウチよりも上に立ちたいって言うか。
「おはよ〜メタちゃ〜ん・・・あれ?サンちゃん〜京都以来だね〜」
そこに梨りんが来た。
「あ、どうも」
「今日はどうしたの〜?」
「今日から先輩になるお姉ちゃんに挨拶をと」
「じゃあ今日からこの学校に来るんだ〜よろしくね〜」
梨りんサンに握手してるし。驚くどころかウェルカム系って流石としか言いようがないねー。マジ尊敬もんでしょあれって。
「じゃあ鞄とかちょっと準備してくるね〜」
梨りんは自分の机に戻った。
「元気な人。ちょっとあのテンションにはついていけないかも」
「梨りんはめっちゃいい子、サンにとってはタイプ的に無理かもしんないけど仲良くなってみたら気になんないっしょ」
「それはお姉ちゃんだからでしょ」
サンはグイグイ来る系は苦手、割とめんどくさい人とは関わりたくない感じだから。
「メタさんおはよ・・・ってサンさん?」
今度は冬。冬はちょっと驚いてる。
「朝から驚いてどうした?」
後ろから渉が来た。まだサンには気づいてないって感じだし。
「わ、渉、ほら前見て前」
「ん?あぁそういう事か」
ノーリアクションじゃん。
「なんでそんなに驚かないの?」
「逆に新鮮に驚く方が俺には出来ないけどな。今まで散々驚く事があったから、これぐらいじゃ何も感じなくなってきた」
渉人間超越してんじゃない?
「で、今回の用件は?見た感じこの学校に転校するみたいだけど」
「言った通りですよ」
性格が二人共そこまで荒く無いから会話もめっちゃ静か。
「サンさんもこの学校に?」
「そうです。今日からですけど」
「この学校転校生多すぎなんじゃ」
それはマジでそう。こんなに来てるってなんか絶対あるってなるっしょ。
そうだサンに肝心のこと聞くの忘れてた。
「そう言えばサンってなんで・・・」
「あ、いた!こら米田さん、学校を徘徊するのまだ早いですよ」
一年生のクラスの先生がサンを呼んできた。米田って呼ばれるとちょっとドキってしちゃうんだよねー。
「そっかもう朝の時間、それじゃお姉ちゃんまた後で」
そう言い残してサンは私達の教室から出て先生について行った。
にしてもいきなり過ぎない?姉のウチぐらい報告してくるもんでしょ。
住む所とかあんのかな?ウチの家にでも泊まり?ウチの一人暮らしはめっちゃ快適だったからそうなったら何となく嫌なんだけど。
天界でもこっちでも一緒って。
その後の皆も来て一応説明はした。
大体は驚いてたけど。
さてこれからどうなるのか・・・え?ウチの出番これで終わり?いやいやちょえぇ!最初の語り手の説明は何!?
と言うわけで今からは何故かバトンタッチされた私、紀乃です。
一年生の話に今からなります。いきなりだったから私もまだ何が起こるかあんまり分からないんだよね。
まぁ何か起こるのは間違いないけど。
それではどうぞ。
始業のチャイムが鳴る十分前クラスはある話題で盛り上がっていた。
なんとこのクラスに転校生がやってくるらしい。噂だから信じてなかったけど先生に聞いたら本当らしい。
転校生が来るなんて相当なイベント。高校生活でもあるか無いかぐらい。まぁ基本無いか。
私は志穂とどんな人か予想していた。
「紀乃転校生ってどんな人だと思う?」
「う〜んどうなんだろ。とりあえずヤンキーじゃなかったら別にいいかな」
「それって顔中にピアスつけてて金髪で学ラン裾を切っててタバコを吸ってる人とか?」
「志穂のヤンキーのイメージどうなってるの?そこまではいかないとしても、チャラい人はそんなに好きじゃないから」
「紀乃は誠実な人好きだからね。それはでも・・・」
「志穂?」
志穂の目線を見ると明らかに空君の方を見たいた。
「・・・いや〜彼にはピッタリの言葉だね」
これを言われて私は少し顔を赤くしてしまって
「な、何言ってるのよ!」
「別にピッタリって言っただけ。何を勘違いしてるの〜?」
志穂が不敵な笑みを浮かべてる、こういうハメるのは得意分野なんだよね。
「じゃあそろそろチャイム鳴るし席戻るね」
志穂は席に戻った。
さて私は私なりに転校生がどんな人か楽しみにさせてもらおうかな。バスケ部に誘ってみてもいいかな。
チャイムが鳴ると同時に先生が入ってきた。
「えっと、薄々気づいてると思うけど転校生が来てます。じゃあ早速入って」
すると入ってきたのは丸メガネをしたショートカットの綺麗な金色の髪色をした落ち着いた雰囲気のある美少女。
先生の横に立って黒板に自分の名前を書いたその子の第一声は
「初めまして皆さん、私は米田 るん。帰国子女でつい先日アメリカから来ました。帰国子女だからと言って特別扱いは別にしないでください、何一つ特別ではないのです。
二年生の米田 姫兎は姉なのでご了承ください。
では、よろしくお願いします」
すっごい丁寧、要所がしっかりしてて分かりやすい。しかも丸メガネだし。るんって名前も覚えやすい可愛いし、見た目もすっごい美少女。丸メガネだし。帰国子女ってだけでポイントめっちゃ高いし絶対盛り上がるし、丸メガネだし。
「それじゃあそこの桃谷君の隣空いてるでしょ?そこが席だから座って」
そ、空君の隣!?そう言えば隣空いてるし急に席が増えてたからそういうこと。
「分かりました」
空君大丈夫かな。人見知りどころか何一つ言葉を話さない人だから初めての人にどんな感じに接するんだろ。普通に気になる。
先生の話を無視して耳を澄ませて二人の会話を聞いてみることに。
「あの、よろしくお願いします。桃谷さんって言うんですか?下の名前は?」
やっぱ質問されてる。どう返すつもりなんだろ。
「趣味とかは?部活とかはやるのですか?好きな食べ物は?逆に嫌いな食べ物は?海外旅行で行きたい場所は?それと後・・・」
あの人どれだけのことを聞くつもりなの。私でも知らないことを聞いてるし。流石の空君も困ってる・・・?
なんか空君紙出してきて書き始めた。何を書いてるの?
書いた紙を転校生の米田さんに渡した。
「・・・空さんでいいんですか?」
空君は頷いた。
「へぇこれを見たら全部あなたのことが分かりますね」
自己紹介文でも書いたの、全部って私もちょっと見てみたいし。
「授業を始めるから教科書出して」
あ、授業始まる。聞くのもあるけど授業はしっかり参加しないと。
最近先輩達にバスケばっかりもいいけど勉強もしっかりしなよって言われたから授業は割と受けることにした。
まぁテストの結果見せたらお母さんに怒られたから勉強は必然的にやんないとダメなんだけどね。
さてまぁ別に二人共どうなるかってことは無いから安心したけど。なんで安心してるのかは分からないけど。
でも聞き耳を立てる。
「教科書見せてくれないですか?まだ転校したばかりで教科書が届いてないので」
空君は頷いて少し離れている席から教科書を見せている。
「あの、机を引っ付けませんか?見づらいので」
小学校みたいに机を?
無言で空君は引っつけて教科書を見せてる。
「それとしばらくアメリカにいたもので日本語が分からない部分がありますのでその時は教えて貰ってもいいですか?」
空君は頷く。
「ありがとうございます。優しいんですね」
会ってまだ数分なのにめっちゃ馴れ馴れしく話してるし、空君はあんまり困ってなさそうだし、満更でもないっての?
何この苛立ちあの人見てるだけで敵対心が出てくる、試合の時みたいな感情に似てる。
ムカつく・・・丸メガネだし。
私は今日の授業の内容が全く入らずに二人を観察した。結果的には別に何も無かったけど空君と仲良くしてる所見ると腹立つ。
「うりゃ!」
足の怪我もあってまだパス練習しか出来ないけどなんか力が入る。パスの相手は綾芽先輩。
「ちょ、ちょっと紀乃?」
帰国子女、可愛らしい名前、美少女、英語ペラペラ、コミュ力高い、丸メガネ丸メガネ丸メガネ丸メガネ・・・
「丸メガネ!」
丸メガネの怒り!をボール込めてシュートを放った。
「ぼんっ!」
すごい音で綾芽先輩がパスボールをキャッチした。
「ま、丸メガネ?今日すごく気合い入ってるね、別に大会が近いってわけでも無いし。どうしたの?」
先輩の言葉に冷静さ取り戻した。パスの練習でそんな力いらない。
「す、すいませんちょっと力が入っちゃって」
「何かあった?このキャプテン件先輩の綾芽ちゃんに任せなさい」
こんなキャラだっけ先輩って?
「どうかなこのキャラ設定?後輩から見て」
「不気味になるからやめた方が身のためです」
「マジか」
「ふぅんなるほど」
話してみたけど明らかに
「興味無さそうですね」
「いやいや私も一応は女子高生だから恋バナは興味あるよ」
「恋バナでは無いですけど」
私と綾芽先輩で話していると
「二人共練習中だよ。サボってる暇なんて無いよ」
渚先輩に注意された。
「渚先輩すいません、ちょっと話を聞いてくれて」
「話?」
「そうそう、紀乃の恋バナをね」
「だから恋バナじゃ無いですって」
「ナギそれがさ〜」
綾芽先輩がここで語りだそうとした時だった。男子サイドが何かざわめいていた。
「なんか向こうですごい盛り上がってるけど」
「何かあったんじゃない?」
なんだろこの胸のざわめき、早くしない何かを失いそうで怖い。
「紀乃、紀乃!」
とっくに帰ったはずの志穂が急いで来た。
「志穂、帰ったんじゃ」
「大変だよ!空君があの転校生のるんちゃんに校舎裏に呼び出されたのよ!」
え!!
「転校生ってあの一年生の?」
「初日でいきなり?」
先輩達が話してるのを後目に私の足はその校舎裏に向かっていた。
「き、紀乃!?」
痛めてる足が全く痛くなくて今まで以上に早く走れた。
早く、早く、空君が・・・空君が!
息を切らしながら校舎裏まで着いて問題の場所まで行くと・・・
「空さん、私はあなたのことが気に入っちゃったみたい。付き合ってくれないかな?」
向き合ってる二人・・・こんなことってある?
ちょっといきなりの語り手でこんなこと起きるなんて思わなかったですよ。
心の整理がまだついてないのでちょっとやめます。
次もまた私ですけど少しお待ちいただけると幸いです。
それではまた。




