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神様の信頼人物

ど、どうも、ミカエルです。


今回で修学旅行編第四弾、グループ編はこれにてラストになります。私と鈴音ちゃんです。


もちろん今回も天使は出てきますけど・・・さすがに驚いたわね。


それでは・・・最近私が語り手をするのが当たり前みたいになってるけど勘違いしないでね!私もこれも立派な仕事としてやってるだけだからね!だからもっと感謝しなさいよ!!



空港でみんなが各々の目的地の場所に行く中で私と鈴音ちゃんはただその場から歩いて行ってるだけ、その理由は結構単純なもので


「ど、どこ行く?」


実はまだ私達はどこのお寺行くか決めていなかった。いや実際悪いのは私・・・ちゃ、ちゃんと理由もあるんだからね!


どこに見学に行くかは私に任されてたんだけどいっぱいお寺がありすぎてどこに行けばいいかわからなかったのよ。それでどんどん時間が流れて気がついたら当日で・・・


鈴音ちゃんさすがに怒ってるよね。さっき伝えたっきりまだ一言も話してないから。


決めれなかった私も悪いけどこんなにお寺を建てた京都も悪い気がするけど。


「ミカエルちゃんはどこか行きたいところある?」


逆にこっちから聞かれるとは思って無かった。怒ってる雰囲気とかも全然無くてただ普通に質問された。


「いや別に特に行きたいって場所は無いけど」


「ならここに行かない?」


鈴音ちゃんがスマホである場所を見せた。


「嵐山?」


お寺じゃなくてどこかの山?私ここはピックしてないからわからない。


「ここはお寺とかじゃないんだけど今は秋でしょ?山って名前はついてるけど緑がとても綺麗で幻想的な風景が広がるらしいの。

で、秋ってこともあって紅葉が一番今は綺麗だから行きたいの」


紅葉って・・・何か聞いたことはあるけど実際には見たことないんだよね。


「天界には紅葉は無いからちょっと興味があるかも」


「それは是非見てもらいたいわね」


名前しか知らないしどんなのかすらわからない。聞きたいけどこれはお楽しみにとっておく。見たとき感動すると思うし。


てかそんなこと言ってる場合じゃなくて!

核心に触れないと・・・


「鈴音ちゃん」


「どうしたの?」


「あの、怒ってる?」


「私が?」


「だって普通なら怒ってもいいことだからさ。蒼がもし行き先を決めれずに当日までもつれ込んだら私だったら怒る気がするもん。だから鈴音ちゃんは私に対して怒ってるのかなって・・・」


少し沈黙とかが続くと思ったけど鈴音ちゃんは即答で


「怒ってるわけないでしょ」


「え・・・本当に?」


「友達にこんなことで怒ってては佐奈になんてずっと怒ってなきゃいけないでしよ?それにミカエルちゃんだって京都の事を調べてきて決められなかったからどこに行くって言ったのよね?」


そんなこと一言も言ってないのになんでわかったんだろ・・・


「う、うん」


「その気持ちがあるだけで充分、気を取り直して嵐山に行こ」


私は初めて鈴音ちゃんの優しさに触れたかもしれない。一緒に遊んでて確かにすごく優しい友達だとは思ってはいたけど・・・もしかしたら渉君もこの優しさとか性格に魅力されたのかもしれないわね。


蒼だって私の性格見てるんだったら私の優しさに触れてるはずよね。もっと感謝してほしいぐらいだけど。


私と鈴音ちゃんは嵐山に向かうことに。



駅から少し歩いたところにあるらしくそこまでは歩いていくことに。


私は率直な質問をしてみた。


「今のところ渉君とどんな感じなの?」


渉君と付き合ってからこれで約一ヶ月ぐらいになるのかな。私が見る限りでは教室とか私達いるときは普通に笑い合いながら話しているって感じだからあんまり付き合ってる感が無いんだよね〜。

なんか私と蒼みたいな感じかな。まぁ私と蒼の場合は笑い合うってのはあんまりないけどね。口論になるときはだいたい蒼が悪いんだから。


「渉君とは普通に仲良くしてるよ」


ごく普通に返してくれたけど私が求めてるのはそういうことじゃなくてもっとこうなんと言うか・・・


「最近だったら水族館に行ってデートしてきたぐらいかな」


「そう!そういうの!!」


「え?」


思わず声に出してしまった。でも行ってるね鈴音ちゃんも、水族館なんてデートにはもってこいの場所だし。


「ごめんごめん。で、水族館は楽しかった?」


「うん。ずっと渉君がエスコートとかしてくれて改めて紳士で優しい人ってことがわかったかな」


「・・・他には?」


「他って?」


「ほら例えばその後家に帰ってからの〜とかあるけどそんなのあった?」


「まぁ一緒に私の家には入ったけど」


おぉー。もう絶対アレしか無いじゃん。


「普通に遊んだだけだけど」


私はズッコケそうになった。何やってるの渉君も鈴音ちゃんも、カップルが部屋で二人で入ったらやることなんて決まってるじゃん!


口に出したらそれは言うしかないから言わないけど、真面目な二人だからそう言うの興味とか無いのかな?


「でも渉君とちょっと近づけたかなとは思うことはあったけど」


おぉ!それそれ!!


「それって聞いていい?」


私は少しドキドキしていた。想像だけど二人があんなことやこんなことやってるのはすごく楽しいんだけど。


「私・・・初めて渉君と添い寝しちゃった」


もう一度私はズッコケそうになった。あのさ、いや添い寝も確かに一歩近づいた証拠だと思うけど付き合ってる二人は添い寝しだしたらいよいよまぁそれじゃん。


私もその、話しか聞いてないからあんまりわからないけど・・・


でもそれで満足になってたらいいのかな。


「ミカエルちゃんも私みたいに良い人見つけたらいいね」


幸せそうな顔で私にそう言った。


良い人・・・べ、別に見つけては無いけど!その候補には蒼がいるだけだからね!!!


「うん、まぁ見つかればね」


こういう話をしているともうすぐ嵐山に着くというときに


「鈴音ちゃん、あれが嵐山・・・」


「ミカ、お久しだね」


私の後ろから女の人の声が聞こえて振り向いても誰もいなかった。


「今の、私の本名で?それにあの声って」


「こっちこっち」


今度は前に振り向いたらその人はいた。その人は見た目は二十歳前後で髪色は桜色に近いピンクでロングヘアー。


なんで後ろから声が聞こえたのかなんで今までいなかったのに一瞬で目の前にいるのかがわかった。


鈴音ちゃんも目の前のことに戸惑ってる。


私は少し落ちついてその人を呼んだ。


「・・・ママ?」


「ママだよ〜」


そこにいたのは私のママ、ラミエル。

天界の神様、エデン様の唯一の直属の部下でありエデン様の右腕。側近でもあり娘の私でも頻繁に会えない。一年に二回ぐらいしか会えないのに・・・


「なんでここにいるって思ってる?それは思うでしょ。まぁまずそっちのお友達から紹介しないと、秀才って感じだけど何が起きてるか理解出来てないから」


視線がママに向いてたけど鈴音ちゃんの方を見ると


「え、え、ママ・・・いや、だとしても、若すぎるし、そもそもどうやってここに・・・」


目の前に急にいたら鈴音ちゃんでもこうなるよね。


「ママ、色々教えてくれない?」


「いいよー」


ちなみにママはめっちゃ軽い返事をします。



「つまり今は上位階級の九人はエデン様に休みを貰ってこの地上界に遊びに来たってこと?」


「まぁそんな感じ。他の皆も各々どっかで遊び回ってるんじゃないかな?

で、そっちの鈴香すずかちゃん?」


「す、鈴音です」


「あ、ごめんごめん。鈴音ちゃんは私達の正体を知ってるってことでいいの?」


「ある程度ですけどなんとか。ミカエルちゃんの、その、翼を見せてもらって本物の天使だってことがわかりました」


「じゃあ今度は鈴音ちゃんの事を教えて」


ママは人の素性を知りたがる節がある。


「私は、名前は山吹 鈴音。趣味は読書と勉強で特技は自分で言うのもなんですけど趣味が勉強だけあって少しは頭がいいです。

好きな食べ物はチーズケーキで嫌いな食べ物はにんにくです。それで後は・・・」


「すごい!ミカとは反対で勉強が好きだなんて!」


ママそれは言わなくてもいいんじゃないかな?


「そこまで聞いたらオッケー、私もじゃあ包み隠さずに自分の事を教えちゃう。

私はミカエルの母のラミエル。天使階級で言うと第一位になるかな。

好きな事とかは日記とか書くのは結構好きかな」


ママのラミエルは私達天使の最上位にあたる天使階級第一位の称号を持っている。一位になると天界の奥地にあるって言われてる私でもまだ行ったことのないアトラスと言う城。

まぁエデン様の家でもあるんだけど。そこに住んでエデン様の側近になって天界を裏から守ってるって感じ。


神様に何かあったらいけないから側から離れられない。だからママに会ったことも無い天使もいるし私達でも年に数回会えるか会えないか。


でも優しくてどこか温まるママに会える日が楽しみでもあったから、ママの愛情は貰ってるつもり。今も驚いてはいるけど久しぶりに会えて私も嬉しいんだけどね。


「あの、ラミエルさん、一つ聞いてもいいですか?」


状況を把握した鈴音ちゃんだったけどママにどうしても聞きたいことが。


「なんでも言って」


「どうして、そんなにお若いんですか?」


私はもう見慣れてるからいいけど初めて見る人からしたらママの見た目にはビックリするだろうけど、さっきも言った通りママの顔立ちは二十歳の女子大生と見間違う程の綺麗な顔立ちで幼い。

ぶっちゃけ私のお姉ちゃんのガブ姉よりも顔立ちだったら幼いんじゃないかな?ガブ姉ちょっと目付きが悪くて怖い顔してるから。

本人が気にしてないんだったらいいけどさすがに目の前で言う勇気は無い。


「私は色々してるけど鈴音ちゃんは何してるの?若い時はあんまりしなくても大丈夫だと思うけど?」


「一応お風呂上がりとかは肌ケアとかはしてるんですが」


「それで充分じゃない?」


あんまりアドバイスになってない気がするけど。


「でもママなんでここに?みんなと一緒じゃないの?」


「それぞれ別々でね。私はミカが元気にやってるか見たいからここに来ただけ。せっかく京都に来たから色々観光して行きたいし」


「じゃあ一緒に来る?この嵐山見たらまたどこかに行くつもりだし」


ママと久しぶりに色んな話もしたいし。


「ミカが良くても鈴音ちゃんがダメかも」


「私も大丈夫ですよ。ミカちゃんの子供の頃の話とかもちょっと興味あります」


「いいわよ〜、ミカがまだ小さいときはよくおもら」


「や、やってないよ!!」


ママの軽い感じは時々脅威になることも。



とりあえずここまでにします。


別にあの後嵐山に行ってその後も鈴音ちゃんとママと一緒行動しただけで変なこととかも起きなかったよ。


これでグループ編が終わりで次からは旅館編に突入するよ、まぁ温泉に入るのが楽しみなだけだけど。


それでは・・・今回別にツンデレにあんまりなってないと思う人もいるけど別に私はツンデレキャラじゃないからね!ただちょっと素直になれないだけだから!!!

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