佐奈のおはよう
イェイ!(ダブルピース)
皆さんこんにちは佐奈です!
今回は私の一日の流れでも紹介しようかなって思います。
誰が興味があるんだって話ですけど・・・
まぁとりあえず話していきます!
午前七時三十分ぐらいに私はいつも起きます。目覚ましとかはいつもかけてないんですよ、なんかいつも目が覚めてしまうんですよ。
私はそういうの特技だって自分でも思うんですよ、意外と役に立ちますよ早起きは。
でも寝起きはそこまで良くは無くて・・・何度か二度寝しちゃう。それが原因で何回か遅刻したこともある、お母さんも紀乃起こしてくれないし。紀乃は部活で起きた時にはいないから仕方ないけど。
でも今日の朝は眠かったけど起きられました。なんとか。
二階に私の部屋があって目を擦りながら降りていってリビングにいるお母さんに
「おはよう〜」
お母さんは椅子に座って食パンをかじっていて
「おはよ。もう朝ご飯用意してあるから」
お母さんの向かいに私の分の食パンが置いてあった。
「ありがと。紀乃は今日も早いのね」
「足もまだ治ってないのに。今日だって朝の五時に起きて五時半にもう出ていったのよ。バスケの事をもっと詳しく知りたいって。娘に言う言葉かわからないけどバスケ馬鹿ってこのことなのね」
私も椅子に座って食パンを食べながら
「別にいいと思うよ。何かに熱中することは学生生活で思い出になるんだから」
「あなたも高校生で一緒でしょ。紀乃とは違ってもっと恋する乙女になりなさいよ」
「どういうこと?恋する乙女って?」
「ほら男子にモテてモテてモテまくってるのに実は一人の男しか見てないとか。よくあるじゃん」
「ちょ、お母さん何を言って」
「佐奈に好きな人がいるんだったら話は別だけど」
「べ、べべべ別にそんな人いないし!」
「はいはい。早く食べちゃいなさいよ。片付けれないから」
食べ終わったお母さんはお皿を持って台所に。私の反応で分かったのかな?そんなにバレない感じで言ったんだけど。
急いで食べ終わってお皿を台所に置いて二階に上がって制服に着替えて今日使う授業の教科書をカバンに入れて自分のスマホにお気に入りのヘッドフォンを繋げ、首にぶら下げた。
また下に降りていって台所で洗い物をしているお母さんに
「じゃあ行ってくるね」
「は〜い気をつけて行くのよ」
私は玄関に向かって靴を履いて家から出ていった。
今から学校がスタート!
八時に通学してるようにしてて私の家から学校までの時間は約十五分ぐらいかな。だから全然ゆっくり歩いても問題無いの。
今は朝の音楽タイム。周りの音を気にせずに自分だけの世界に飛び込める時間。私はミカエルちゃんと一緒にライブにも行ったlu〇君の曲を聞いてるの。基本的にはlu〇君だけどもちろん他の人も聞いてるよ、ま〇ま〇さんとか最近だったらう〇たぬきさんとかも好き。語っちゃうと長くなるってわかるからここで一旦終わります。
それでいつもこの時間に歩いていると私が見つけるか見つけられるか。それで今日は
「佐奈、おはよ」
今日は見つけられる側だった。
「おはよー、鈴音ちゃん」
鈴音ちゃんもこの時間帯に登校してるから一緒に会ってそのまま学校に行くことが多い。朝から勉強してる鈴音ちゃんとは私は違うから起きる時間は鈴音ちゃんの方が早い。
「今日はもしかしたら雨が降るらしいよ」
えっ、あ、そう言えば今日の天気予報見てなかった。空を見ても確かに黒い雨雲がチラホラ見えるし、今日は折りたたみも持ってない。
「でも鈴音ちゃんがいるし」
なんて、焦っても鈴音ちゃんと私は帰り道一緒だし。鈴音ちゃんが傘を持ってるから私も入ればいいだけだよ。
「それが、今日は一緒には帰れないのよ」
予想外の展開に私は焦ってしまい
「え!な、なんで?」
「今日は修学旅行の役員が集まる日なの。それが長くなるから一緒に帰れなくはないけど佐奈は待たないといけないのよ」
なんて日だ!
傘も持たずに雨の中帰ったら明日の結果なんて見えてるよ。
「まぁ雨が降らなければ一番いいけど」
そ、そうだよ。まだ雨が降るとは確定してないんだから。意外とこんな天気から晴れたりすることだってあるんだから。
私は雨にならないように祈りながら学校に足を運んでいった。
八時二十分に学校に着いて教室の中に私と鈴音ちゃんが入ると席に行くまでにクラスのみんなと挨拶を交わしていて、席について
「渉君、おはよ!」
隣の席の渉君が机に突っ伏して寝ていたけど私は挨拶をしたら声は出さなかったけど手を挙げて返してくれた。
カバンに入れてある教科書を取り出して引き出しに入れてる途中で
「佐奈ちゃんおはよ〜」
「うぃーす、佐奈っち」
来たときにはいなかった花梨ちゃんとメタちゃんが私に挨拶してきた。一応名前を知ってるのは私達だけだから学校内では姫兎ちゃんって呼んでる。
「おはよー」
私も挨拶を返すと花梨ちゃんが
「佐奈ちゃんごめんだけど今日の宿題のノート見せてくれないかな〜?」
「終わったらウチも貸してくんない?」
「忘れてたの?」
「分からないところあったからちょっと見せてもらいたいんだよ〜」
花梨ちゃんは意外かもしれないけど今まで宿題を忘れたことがないらしいの。忘れっぽい感じしてるけど人は見た目によらないってこのことを言うのね。
「姫兎ちゃんも?」
「普通に忘れてたから。成績とか落ちるのやだから移させて」
逆にド直球で移させては今まで無かった。
「えっと、それって勉強の意味」
「この範囲はだいたい分かるからよゆー。この前ミカんちで勉強してたとこだからさ」
ミカエルちゃんの家ってことは蒼君の家・・・私も行けばよかった。
メタちゃんはよくわからないけど花梨ちゃんのついでだったらいっか。
「花梨ちゃん、はいこれ」
私はノートを渡した。
「ありがと〜」
「サンキュー」
メタちゃんは私のノートを丸写ししてるのがバレて呼ばれたのは後の話。みんなは不正したらいけないよ。
それにしても今日は蒼君とミカエルちゃん、冬君も遅いなぁ。もうすぐチャイム鳴るのに。
あの二人はとにかく冬君が遅いのなんて珍しい。普通なら私よりも早いのに。
すると来ないままチャイムが鳴って三人今日は来ないのかなって思っていると
「あっぶね」
「今日はギリギリセーフ」
「朝からこんなに疲れるんだね」
先生が来る直前で三人が額に汗をかきながら来た。
三人は席が近いから座ってから耳をすまして三人の会話を聞いてると
「悪いな冬。天使の家の鍵探すの手伝わせて」
「いや別にいいよ。遅刻もギリギリしなかったし」
「にしても落としたって騒いだ本人がカバンの中から出てきたときは開いた口が塞がらなかったけどな」
蒼君は横目でミカエルちゃんを見た。
「だ、だって普段ポッケに入れてて触ったら無かったからどこかで落としたって普通は思うじゃない!それがカバンに入れてたなんて想像出来ないわよ!」
「まずその時点でおかしいだろ!なんでカバンに入れたことを忘れてたんだよ。朝だからって鍵を入れる場所ぐらい分かれよ!」
「朝の私は記憶力が疎いのよ、知ってるでしょ!」
「それに今回は冬まで巻き込んでるんだからよ。少しは反省しろよ」
「それは・・・たまたま通りかかった冬君が探すの手伝ってくれたのは感謝するしか無いけど、これはさすがに反省する」
「て、天使さん僕は大丈夫だよ。何もマイナスになんてなって無いから、それでも鍵が見つかって本当に良かったよ」
「冬君・・・蒼とは性格的に大違いね」
「それを口に出すなよ」
本来だったら喧嘩してるのに冬君がいることで二人共やめてる。冬君の存在がこんなにも強くでるなんて、もう冬君が家にいくれたら二人が喧嘩することなんて無くなるのね。ずっといたら慣れてきて喧嘩するかもしれないけど。
こうして授業がスタート。
三限が終わって十分の休憩のときに自分の席で私はふと思ったけど今日蒼君におはよって言ってない。
話したりはしてるけど挨拶はしてない。なんか挨拶しないと私的に会った感じがしないんだよね。私だけかもしれないけど。
蒼君に対しておはよってどんな感じで言えばいいかな?自然な感じで言えばいいのかな?
おはよ、おはよー、おはー、うぃーす、おはようございます、あらおはよ、おはよう!おはよ〜、おは
「何言ってんだよ佐奈」
隣の席の渉君が寝てたのに気づかずうちに起きてて私の小さな声で言ってたおはよシリーズを聞いていた。渉君は軽く引いていた。
「わ、渉君、これはあの・・・そう挨拶の練習!ほら挨拶がおろそかだったら朝とか気持ちよくないじゃん!だからどんな挨拶だったらいいかな〜って思ってさ」
机に肘をついて手で顔を抑えながら
「それを言う意味ある?」
うっ!ご、ご最もです・・・本当の理由なんて言えないし。
おはようを言いたい人を私はちょっと見てみると
「ふぁ・・・眠い」
あくびをしながら蒼君が目を擦っていた。
「蒼君眠そうだね」
「どうせ今日の宿題を手伝わされてたんだろ」
ミカエルちゃんもノートやってなかったのかな。なんだか想像できちゃう。
「天使ちゃんはでも毎日楽しそう。蒼君と一緒だからなのかな?」
「かもな」
「たまにそれが羨ましいって感じるの。これって何なのかな?」
毎日一緒ってだけで私は幸せになれる気がするよ。一週間だけ変わってくれないかな。
「何ってそんなの・・・」
私の顔を見て渉君は言葉を発さずに
「いや、なんでもない」
物事をはっきり言う渉君が言わないなんて珍しい。私の顔がどんなんだったのかはわからないけど、多分言われたくなかった感じだったのかな。それ以上私は追求はしなかった。
四限目が始まるチャイムが鳴ると同時に私誰にも聞こえない声で
「・・・頑張ろ」
自分に向けて勇気を出した。
「何か言った?」
「ううん!何も!」
渉君って地獄耳なんだ。
授業が終わって放課後。
案の定雨が降っていた。それも土砂降り。
鈴音ちゃんも
「ごめん佐奈。ちょっとかかると思うから・・・」
「いいよ別に。大丈夫なんとかなるはずだから!」
気を使わせないようにこんなこと言っちゃったけど・・・どうにかなるような問題じゃなかった。
これ、どうしよ。鈴音ちゃんもいつ帰ってくるかわからないし、友達も皆帰っちゃったし・・・走り抜けるしか無いかも。
これで風邪をひいても仕方ない。傘を持ってこなかった私が悪いって割り切ろう。
靴の先をトントンと履き直して走る準備をしていると
「さ、佐奈さん」
横から声が聞こえた。それにこの声って、
私は声のする方に向けると蒼君がうつむきながら片手に傘を持って
「傘、持ってなかったらよかったら使って」
蒼君!蒼君が傘を貸してくれるなんて・・・
「で、でも蒼君は」
「俺はミカエルのに入るから大丈夫。使ってよ」
そっか一緒にミカエルちゃんと帰るから傘はもう一つあるんだ。・・・良いなぁ。
「ありがとぅ」
最後の方ちょっと声が出なかった。嬉しすぎて。
「それじゃあまた明日・・・」
恥ずかしそうな蒼君は小走りに雨の中に去っていた。少し暗くて先がよく見えなかったけど確かにミカエルちゃんが待っているように見える。
ミカエルちゃんが今日お休みだったら蒼君と一緒に帰れたのかもしれない。
いつか蒼君の隣でいつも一緒に笑い合える日が来ないかな・・・それはでも自分次第、私がやらないと蒼君は来ない。
「頑張らなくちゃ」
翌日、昨日の雨が嘘みたいに晴れて快晴の日。
私はいつもの時間に起きていつものように学校に着いた。
昨日のよりかは全然早くに蒼君とミカエルちゃんも来て私は蒼君が来た途端に目の前に立って
「昨日はありがとう!はいこれ、傘を返すね」
「え、う、うん」
「お礼にジュースでもご馳走するよ。一緒に自動販売機に行こ」
蒼君はあたふたしてる。
「悪いよそんなの。ただ単に傘を貸しただけなんだから」
「そんなことないよ、だって私も傘なかったら風邪ひいてたし」
「で、でも・・・」
私と蒼君のやり取りを近くで見ていたミカエルちゃんはいきなり蒼君の足を軽く踏んだ。
「いっ!」
踏んだと同時に蒼君に一言
「なんだかムカついた」
そう言って自分の席まで歩いていった。
何故踏まれたかわからない蒼君は私に
「俺、何かした?」
「ちょっとわからないかも」
さっきのミカエルちゃんの行動は私もよくわからなかった。
なんでいきなり・・・?
はいこれで終わりです!
皆さんも雨が降りそうな日は絶対に傘を忘れないように、私みたいなことほとんど無いと思いますから・・・あったらでも幸せですね。
雨でも憂鬱なだけじゃ無いですね。
それではまたお会いしましょう!!




