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気まずい二人

みなさんどうも〜花梨です〜


それぞれの今回のメンバーなんですが私の所は渉君と二人きり・・・まぁ、運ですから仕方ないですけどね。


すっごい気まづい会話になると思いますがよろしくお願いします・・・


どうぞ。



「・・・・・」


「・・・・・」


えっと、大体こうなることは分かってたことだしちょっと距離を取られているのも分かってたことだし・・・


こうなった理由としては簡単でジャンケンで私と渉君だけがパーだしてその結果がこれになった・・・運が良いのか悪いのかわからないよ〜


今この近くにある花火屋さんに二人で向かってるけど普通なら並んで歩くはずなのにやけに離れてるし・・・


まぁ全部私が悪いんだけどね・・・


『渉君のことが好き!だから付き合って!』


・・・思いだしちゃった、告白したんだなぁ〜。それはわかってるんだけど・・・後悔はなんとなくしてるんだよね。


だって、友達を減らしちゃったんだよ。今まで話していた人が、今まで遊んで楽しく笑っていていた人が、離れていくんだよ。


そんなの苦しいよ。喉がなんだか締め付けられるよ。訳もなく涙が溢れてくるよ。胸の奥が痛いよ・・・


「これから、どうする?」


えっ、渉君?


「どうするってどういうこと?」


「友達でいるか、このまま縁を切るか」


・・・ちょっといきなりすぎて何も言えなかったけど、それって究極の選択ってことだよね。

それはもちろん友達のままが一番いいけど、渉君に告白したって過去は二度と消えないし今ですら気まずいし話すらまともに出来てないのに、友達になんて戻れないよ。


でも、だからって・・・


「・・・渉君はどうしたい?」


私だけじゃ決めれないよ、本人の気持ちがわからないと私は決めれないよ。


渉君は少し黙り込んで


「それはもちろん、俺だって一人の友達を失うのは苦しいし悲しい。でもだからって無理に友達に戻ろうとはしなくてもいいと思う。お互いのためだしな。他人になれば気も楽になるし忘れることだって出来る。

花梨がもし俺と話すのが迷惑ならもう関わらない」


・・・渉君ってやっぱりキッパリしてる性格なんだなぁ〜。関わらないか・・・


そんなの、やだよ。


私は歩いて話していた時に歩を止めた。


渉君も足を止めて


「花梨?」


「私たちがやっていたことって、ただの友達ごっこだったの?」


私が発した言葉に少し驚いていたようだったけど、私は自分の本心を打ち明けた。


「そんなの嫌に決まってるよ!!今まで話していた人といきなり話が出来なくて!今まで友達だった人がいきなり友達じゃなくなるなんて!

告白したのは私だよ、それは確かにそうだけど、嫌いになんてなれるわけないよ!

無責任にそんなこと言わないでよ、心がもたないんだよ、ボロボロなんだよ。

だって・・・だって、友達に戻りたいんだよ、私は・・・」


自分でも何を言っているのかわからなかった。全部自分が悪いのに、渉君の言葉を悪いように言ってしまった。


それに、何故かボロボロと涙がこぼれてきている。本心を言っただけなのになんで、なんでなの・・・


夕方の夕日は私の涙をキラキラと光らせていたと思った。


涙のせいで声もだせない。ぬぐってもぬぐっても溢れてくる。苦しいよ・・・


「ごめん」


その一言で私は涙が収まった。


「渉君・・・どうして、謝ったの?」


謝る姿を見たのは初めてみたの。それに私が悪いのになんで?


「確かに、告白されたのは驚いたけどその後の俺はどうかしていた。花梨の前でそんな言葉言ったら傷つくはずなのに冷静な判断ができてなかった。その場にいたらいいものを逃げだしてしまった。花梨の気持ちを・・・考えてなかった。

もう一度言うよ、ごめん」


渉君・・・ありがとう。私に、そんな言葉を送ってくれて。


「俺から言うのもおかしいと思うけど、また普通の友達に戻ってくれないか?俺も友達が減るのは嫌だからさ」


まさか渉君から言ってくれるなんてなぁ。


「もちろんだよ〜、私も友達に戻りたかったから良かったよ〜、改めてお願いします!」


なんだか私ちゃっかりしてるな〜、でも良かった、渉君とまた話せることが出来るなんて。


モヤモヤしていた心は晴れた気がした。


「そういえば渉君が謝るって珍しいね〜」


「悪いと思ったから謝っただけだ。普段は蒼が全面的に悪いから俺が謝ることはまず無い」


「蒼君っていらないことばかりしてるからね〜」


「まぁな」


「そう言えばさ、宿題やった?」


「とっくの前に終わらせてある、そういう花梨は?」


「まだあんまりやってないよ〜」


「効率的にやれよ、また教えてやるよ」


「ありがと〜」


なんだかいつもと一緒になってきたなぁ〜。これが、私の求めた友達関係で、日常なんだな〜。


「・・・なぁ花梨」


「ん?なぁに?」


「失礼かもしれないけど、まだ俺のことが好きなのか?」


・・・えっ、渉君のことが・・・


「ん〜わからないや、今は渉君と話していて、楽しくて、苦しい感じが無くなったんだよ。言っちゃうけど、今は渉君と話していてもドキドキしない。前は話すだけで精一杯なのに今は違うの」


今と昔、何かが違うと言ったら多分これだと言いきれる気がする。ここまで変わるなんて思ってなかった。


渉君に対して、何も想わなくなってしまったのかな?


「・・・そっか、それは良かったな」


驚かされることばかり言われるなぁ。どうして良かったなんて言葉を使ったんだろ?


「どうして良かったの?」


「それ、他に好きな人ができたってことだ」


わ、私が、好きな人ができた?


「そ、そんなわけないよ。振られて次の人を好きになる人じゃないと自分では思うんだけど・・・」


「そんなことするやつじゃ無いことは分かってるけど、俺が言うのもアレだけど、俺以上に魅力的な人に出会ったことじゃないのか?」


魅力的な人?そんな人に私出会って・・・


「まぁ今はわからないと思うけど、これから分かっていくと思うぞ」


今は・・・ちょっと自分でもわからないからそこはなんだか楽しみだな〜。だって、好きな人を探すってなんだかロマンチックじゃない〜?


「そろそろ花火買って戻らないと遅れるかもしれないから、急ぐか」


「うん、わかった〜」


それから私たちは普通の友達として会話をして、みんなの場所に戻ったの。


なんだか良かったな〜、実際こんな結果になるなんて思ってなかったの。気まずくて気まずいまま終わるってずっと思ってた。

でも最初に渉君から話しかけてくれたおかげでまた普段の通りに行くことが出来るんだ。


すっごい、嬉しいよ。


・・・それにしても、渉君っていま好きな人いるのかな?昔に何かあったみたいだけど、それって何かな?


今はこんな感じのことしか分からなかったけど、渉君の過去は私の想像とはちょっと違っていた。



とりあえず短いけど私の話は終わりだよ〜。


3手に分かれて一番最初が私って緊張したよ〜。でもいい経験が出来ました〜。


次は佐奈ちゃんと天使ちゃんと鈴音ちゃんのグループの話だよ〜。あっちもかなり波乱を呼ぶ話だと思いますよ〜。


それじゃあ、またね〜


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