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インステッドラブ  作者: 小椋鉄平
10/10

選択肢1. 「ああ、ちょっと心機一転しようと思って」

「ああ、ちょっと心機一転しようと思って」


「ふーん、まぁ、ケイちゃんのことだからそんなこと言っても一ヶ月もすればまたぐちゃぐちゃになるんだから」


 琴美にはそう悟られたような口調で言われる。


 本当の圭太が散らかし魔ならわざとそうしなければならないが、どうしたものかなと内心悩んでいた。


 悩んだ挙句、圭太は口を開く。


「いいや、今回の俺は違うんだ。 今に見ていれば分かる」


 と、吐き捨てるように言い放つ。


(だ、大丈夫かなぁ………?)


 もちろん、さっきのは演技だ。 演技ではあるけれども本来の圭太が言ったように喋らなければいけないところが、また難しいところだった。


 幸いにも、声は同じだし外見も変わらない。 あとは、口調が変に見られないかだけなのだが……。


「その言葉、覚えておくわ。 一ヶ月後がとても楽しみね」


 琴美は少し、ムスッとした表情でそう言う。


 ここで、逆上するよりもホッと息してしまう自分がいたが、慌てて戻す。


「はっ! 琴美も見てろよな。そのセリフ、笑い話にしてやる!」


 圭太のセリフがさらに琴美を逆撫でする。


「フン、せいぜい楽しませてもらうわ。 どのみちどうなったってあたしには不利益は少なそうだし。 それじゃあ」


 琴美はそう言い放つと、立ち上がり部屋を出て行った。




選択肢の部分だけなんで少ないです。


読んでくださってる方には感謝です。ありがとうございます!

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