ヨルジア連邦共和国
今回は物語の中心になる国、ヨルジア連邦共和国の世界観紹介です。
まだまだ途中だったりするので後日加筆修正が入るかもしれませんがご容赦下さい。
ヨルジア連邦共和国(Federal Republic of Jorjia)
首都:首都島 ラグランデ
GDP:494兆円
面積総計:約38万平方キロメートル
人口:約6838万人(うち軍人約50万人)
人口密度:177.61039人/平方キロメートル
建国:ヨルジア帝国建国…1788年
ヨルジア連邦建国…1894年
ヨルジア連邦共和国建国…1945年
通貨…ヨルジア円(JRY)
公用語…東洋語
人種…東洋人 大陸人
電力:各原子力発電所、センリダム水力発電、他太陽光発電、風力発電、波力発電多数
主工業:電気・電子工業、技術開発
海産業、石油工業
産出:石油、地下資源
エリーザやレイレガリア、フランデンベルク、オーレアシア等の国家と友好関係にあり、貿易を行っている。
歴史
いつから人が定住し始めたかは不明だが、古いものでは旧石器時代より人が生活していた痕跡が残されている。
1788年:当時の一大勢力の元首 ヨルジ・ソネが全地区を統一し、ヨルジア帝国を建国。
1792年:ヨルジ・ソネがエリーザを訪問、元首テツ・スギモトと会見し、不可侵条約と修好通商条約を締結。
1831年:ヨルジ・ソネ死去。2代目のリョウヘイ・ソネが後継する。
1844年:レイレガリアを訪問し、アーサー元首と会見、不可侵条約と修好通商条約を締結。
1875年:2代目リョウヘイ死去。3代目テッペイが後継する。
1894年:元老院の提唱と3代目であるテッペイの判断により、連邦制開始。
1915年:グルーバキア連邦共和国の侵攻により、第1次世界戦争開戦。
1922年:終戦、エリーザ条約により得た賠償金を国家整備に利用。
1934年:ケノランド大震災発生、エルビンなどの都市に大きな被害。
1941年:第2次世界戦争(第二次世界大戦)勃発、連合軍として参戦。(エリーザ、レイレガリア、ヨルジア連合)
1945年:ヨルジア連邦共和国建国
終戦 反核兵器体制をとった政府と軍は核兵器の不所持、不製造を宣言した。
1958年:ベリル海上の一部海域(無人島含む)を演習区域に指定
1960年:レクイエム戦争参加、艦砲巡洋艦とミサイルフリゲートを派遣し、艦砲射撃などの支援を行った。
1970年:戦後発の空母を建造。
1980年:周辺海域で油田・ガス田が大量に発見される。
1987年:第一次ヨルジア・エリーザ事変
グルーバキア連邦の武力によるヨルジア、フィミニア島、スタブ島とストーン島、エリーザ中心区の占拠。
1990年:フィミニア島を奪還、軍備増強を閣議決定。
1999年:人工衛星"ローマット"を打ち上げる。
2003年:惑星探査機"オメガ"を打ち上げる。
地理
ノルウェーと同程度の面積を持つ島国で、ケノランド、本島、コーネル島、ガリス島ので構成され、周囲にキース島やスタブ島、フィミニア島などの島が浮かんでいる。
本島はエイラウス地方、ノーリッジ地方、イザナギ地方、ラグランデ地方、バラエーナ地方に分かれている。
ケノランドは地方全域に自然が広がっており、全体の2/3が自然保護区に指定されている。
ケノとは、旧語で"神々の"という意味で、海峡の向こうのケノランドは古くから神聖な場所とされ、人々があまり立ち入らなかった為、そのままの自然が残されている。
地方最大の都市はエルビン。
ケノランド、エルビン、ベノム、ナスカの4つの州で構成されている。
原子力発電所で島内の電力が賄われている。
ノーリッジ地方は本島の北側に位置し、ノーリッジ山脈を超えるとイザナギ地方へ、南側のホランド山地を超えるとラグランデ地方に繋がりパルコールからケノランドへと海底トンネル(鉄道専用)で繋がっている。
地方最大の都市はアリュース。
ハンナ州、ケルゼル州、ラスコー州に分かれている。
イザナギ地方はイースト海の海岸沿いに位置する地方で、波が高く無いため海水浴客が多い。ラグランデ、ユーサックに次ぐ経済地区である。ハートホード周辺はガリア諸島よりは小規模だが海上油田から近い為、ガリア島と同じく石油備蓄基地やコンビナートが並ぶ。その他ガリア島に次ぐ規模の太陽光発電所があり、発電所の電力は周辺都市への供給だけで無くプラント農業にも使われている。
ハートホード空軍基地があり、南西方面の海軍の司令部があるイザナギ軍事施設とPMC基地が置かれている。
地方最大の都市はゼイル。イザナギ、イザナミ、ハーシ州、ハートホード州の4州で構成されており、神話発祥の地とも言われている。
ラグランデ地方は首都のある首都島を中心とした地区で、政治・経済・交通等の中心となる地区である。
正確には、実際の首都の置かれる首都島を湾上に囲む湾岸地区をラグランデ地方と称し、実際に首都の置かれる島を首都島と呼ぶ。
首都島には大統領府以下、国家機関が置かれている。北側にホランド空軍基地が置かれている。
カグヤ州、マリア州、サノ州で構成され、首都島はカグヤ州に属している。
エイラウス地方は5地方の中で最も面積が広く、ソーマレア、アールス、サーヴァの3つの州に分かれている。
エイラウス山脈の麓はアメリカのデビスモンサンやモーハヴェを彷彿させる乾燥した土漠のような地形で、エイラウス・クレーターがあり、観光名所となっている。
地方最大の都市はアーガス。
冬場はスキー客で賑わい、夏場は山に登る観光客が多い。最高峰のアマイワ山(5932m)山頂には古代遺跡が存在し、国の天然記念物に指定されていて、そびえ立つ石柱が槍の様に尖った構造体が多く見られる事で「槍の柱」とも言われている。
地上に油田が出る希少な場所でもあり、洋上にガス田も存在する。
バラエナ地方は本島最南端の地方で、十字湾にも面している。
昔からクジラが良く採れ、捕鯨が盛んだった為、ラテン語で"クジラ"を意味するBalaenaが当てられた。
地方最大の都市はロドニア。
テレクース、ロッサ、トリムスの3州に分かれている。
十字湾海軍基地が置かれている。
太平島の周囲に存在するハバロフ島、ライト島、コーネル島、ガリス島、フィミニア島は国内経済や発展を支える施設や設備が多数あり、特にコーネル島は技術開発の中心で、開発施設や製造施設が集中している。国内の他の地域にも工業施設は存在するが、同島は国内最大の工業地帯として発展を支えている。
コーネル島には、リース空軍基地があり、本土防空の主力部隊と航空救難部隊司令部が駐在している。
ガリス島は膨大な埋蔵量を誇る南方洋上油田から最も近く、その地理的特性を活かした国内最大の石油コンビナートや石油備蓄基地が並ぶほか、大規模太陽光発電所や波力発電所、洋上の大規模な風力発電所や国内最大規模の原子力発電所もおかれ、石油産業のみならず自然エネルギーや原子力エネルギーも合わせた「総合エネルギー基地」と位置づけられている。
また、輸送隊が拠点とするガリス空軍基地がある。
ライト島は島の東海岸に垂直に200mの崖があり、ここからコインを海に投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあり、観光名所になっている。
ライト空軍基地では毎年10月頃に空軍戦闘技術競技会が開催され、開催毎に大盛況になる為、開催時期は交通規制が敷かれる。また、観光スポットとして軍が運営する観光客向けの実銃射撃演習場もおかれている。
ハバロフ島は洋上ガス田から近く、備蓄基地がある。また、ガス輸送タンカーを接舷させる為の港も整備され、現在ハバロフ島のガス備蓄だけで全国の3ヶ月分近くが貯蔵されている。
ハバロフ島はガリス諸島最北の島でもあり、ハバロフ島以南にはツルギ島、フジナミ島、ヤギサワ島、キヨミズ島、タニガワ島、キリ島で構成されている。
キース島はクレセル諸島最北の島で衛星発射場と宇宙センターがあり、宇宙開発の中心として栄えている。
キース島以南はラム島、クラハ島、ステビス島、フィミニア島、クレス島で構成される。
クレセル諸島最大の島であるフィニミア島は、国内最大級のリゾート地として人気である。が、現在クレス島問題で揉めている華国に最も近い島である為、国防の最前線でもある。
交通
首都島、ラグランデから各地方に向けて道路や鉄道が発展し、特に鉄道の発達が著しい。
国内の鉄道は民営鉄道で、連邦鉄道FR(Federal Railroad)が殆どを担っている。
ラグランデ駅から各地方の主要都市に向けて本線が延び、地方でも最長で1時間に2本、都市部最短では約30秒に1本の過密ダイヤが組まれて、その精度は世界一とまで言われている。
新幹線も整備されているが先進国には珍しく寝台特急の本数が多い(北斗星、トワイライトエクスプレス、あけぼの、はやぶさ他)。長距離移動は新幹線や航空機など早さを重視するより「旅の途中を楽しむ」と言う文化が強く根付いている為人気が高い様である。
ケノランドと太平島のパルコール間は全長56.83kmの"ポートレイン海底トンネル"で繋がり、特急で約1時間半で結ばれている。
車両
電気機関車
交直両用:EF81
交流専用:EF71
直流専用:EF66
EF65 1000番台
EF64
EF63
EH200
EF210 0番台
ディーゼル機関車:DD51
DE10
蒸気機関車:D51
C62
(主に観光・イベント列車、展示用)
寝台特急:北斗星
トワイライトエクスプレス
あけぼの
はやぶさ
さくら
新幹線:E2 1000番台 "はやて"
E4 Max "やまびこ"
E3 "こまち"
E3 1000番台 "つばさ"
200系"やまびこ""とき"
400系"つばさ"
軍事・防衛・安全保障
エリーザ共和国、レイレガリア共和国、フランデンベルク連邦共和国とは安全保障条約を締結しており、仮想敵国はグルーバキア連邦、半島連合国、華北/華南人民国である。
国軍以外の在ヨルジア軍は存在せず、準軍事組織としてPMC・J・Defense corpsと警察庁隷下の警察を有している。
陸軍は全国5つの方面隊、18師団、206箇所に駐屯地を置き防衛ラインを構築している。
また、弾道ミサイル防衛の為、各師団にTAAHD地対空ミサイルを配備した2つの即応高射群を保有している。
総司令部はラグランデ地方カグヤ州シムス
海軍は3つの艦隊、5つの地方隊、3つの空母打撃群、3つの遠征打撃群、5つの航空隊、6つの潜水戦隊と海兵隊2個師団、各種兵站群で構成されている。
総司令部はイザナギ地方イザナギ州ソーンにあり、第1艦隊の司令部にもなっている。
第2艦隊の司令部は十字湾に、第3艦隊司令部はパルコールに置かれている。
空軍基地は5つの方面航空隊、11の空軍基地、8つの航空団で構成される。
最新鋭のステルス戦闘機やステルス爆撃機を装備しており、防空や航空支援を担っている。
スクランブル任務を負っているのはケノランド、ハートホード、ケルゼル、リース、クラーツ、フィミニアの6つの基地。
総司令部はラグランデ地方マリア州トゥルーディ
オーレアシアに技術提供(F-22やB-2の機体各部にみられる炭素複合素材やRAM技術)の見返りとしてF-22やB-2のライセンスを取っている。
軍の装備品の開発も盛んに行われており、F-16戦闘機をベースに開発したF-2A/B戦闘機、レオパルト2A4を参考に自主開発した90式戦車、純国産で14.5mmの耐弾性能と浮揚渡河能力を持つ96式装輪装甲車などがある。
96式装輪装甲車はファミリー化されていて、病院車である98式装甲医療車、120mm迫撃砲を搭載した99式自走迫撃砲、対戦車ミサイルを搭載した01式対戦車戦闘車、25mmイコライザーガトリング機関砲と4発のSAM-2を搭載した04式機動高射砲、ストライカーMGSを参考に105mmライフル砲と追加のモジュラー装甲を搭載した10式機動戦闘車がある。
陸軍の主力小銃としてコルト社のM4A1カービンを導入している。
次期主力小銃選定の際、HK416、TAR-21、G36Kとの競争で最も優秀な成績を残した為と、選定した4種の中で最もコストのかからない為M4A1 BlockⅣを採用した。
M4A1は発射時のガスをボルトに吹き付けブローバック(リュングマン方式)させている為、定期的にメンテナンスが必要とされて来たが、コルト社がM4A1に改良を施し、ショートストロークガスピストンによるオペレーテッドシステムを導入したBlockⅣを導入している為、メンテナンスや部品寿命、銃身過熱、作動不良などの不具合が解消された。
もともと自分は鉄道オタクだったので、交通のところは大目に見てください(笑)